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  簡単シャツ作り 


 もう何枚縫ったろう。
 枚数を重ねる毎におもしろくなってくる。
 型紙は全て同じものを使っているけれど、布によって難易度もおもしろさも違う。

 さて、次はどんなものに仕上がるかな・・・。

それでは、シャツができあがるまでを・・・。

↑写真は裁断直前のもの
まず、布の裁断


 ・ 布は表を外側に二つ折りにする。
 ・ 布地に型紙を置いてまち針で止める。
 ・ 縫い代分を取った裁ち切り線を引く。
 ・ 裁断する。




 ○簡単に言えば、用意した布を効率よく
  使い、必要なパーツをそろえる作業。
  
 ○今回の布のように、チェック柄の場合は
  柄合わせが必要。
  脇とか袖とか、念入りに確認を。




↑写真は裁断直後のもの

(写真中の用具は、
 チャコペーパー・ルレット・ものさし)
次は、しるし付け


 ・ 布の裏に、型紙を写す作業。


 ○気軽に使えることから、
  私は両面チャコペーパー愛用。
 ○ミシンで縫うための線になるので、
  写し落としがないように。


ここから、ミシンやアイロンを使って作業。
        本格的に縫い始める前に、細かいものや細かい部分を縫うと便利
ポケット作り、ポケット付け。


 ○チェック柄の場合の私のこだわり。
  ポケットも柄合わせする。
  この写真ではわかりづらいけど、
  上のは、ミシンで縫う前にポケットを
  まち針で止めているもの。
  下のは、ミシンで縫った後。
  
  チェック柄がつながるようにできあがった。



(おまけ)
長袖のカフス・開きを作る。

 ・ここで縫っておくと便利。
 当然、半袖の場合は無し。
前立て作り。

 ・前中心の、ボタンが付く部分を縫う。
  薄地の布は接着芯をはり、
  しっかりとした感じに仕上げる。
 ・残念ながら、写真無し。

衿作り・台衿付け。


 ・これも細かい作業なので、
  この辺で作っておくと便利。
 ・衿にも台衿にも、内側になる方の布に
  接着芯をはって、しっかりとした感じに
  仕上げている。
ここから、本格的に形になっていく。
         さらにロックミシンも使って作業。

肩ヨーク付け@

 ・後ろ身頃とヨークをつなげる。
  背中のタックを忘れずに。


 ○ゆったりと着られるので、タックは好き。
  背中から腰回りまで着心地よく仕上がる。

 ○今回は忘れずに、切り替え部分に
  ループをはさんでみた。
  既製品は、大抵付いてるよね。



(表ヨークを中表にして縫ったところ)
肩ヨーク付けA

 ・ 前身頃とヨークをつなげる。


 ○ヨークは合わせに仕立てている。
  肩部分の適度な厚みで、
  洗濯しても、全体的に型くずれが
  少ないように思う。

 ○縫い代始末が簡単な上に、
  何度洗っても糸がほつれないので、
  この部分に関しては、ロックミシンより上等。



(縫い代は、ヨークの方へ片返しする)

(裏ヨークをできあがりで折り、
          しつけで止める。)
    
(シャツ表からステッチミシンをかける)  

(まち針を打って、これからミシン縫い)
衿付け

 ・ 台衿と衿ぐりのしるしを合わせて衿をつける。


 ○まち針を打つ手間を惜しまず、
  小さい間隔にすると失敗が少ない。
 
 ○ここが最も難しい部分だと、
  いつも思う。かなりの集中力が必要。
 
 ○仕上げのステッチミシンは、
  裏からの方が簡単だけど、必ず表からかける。
  苦労する甲斐あって、
  その方が仕上がりがいい。













(ミシンかけは速度を慎重に。)

(ミシン縫いの後、縫い代始末をして、
 しつけをかける。表から見たところ。)

(表から、仕上げのステッチミシンをかける)
袖付け。

 ・前後の袖の形が微妙に違うので、
  左右の袖を間違えないように注意。

 ・縫い代はロックミシンでかがり縫いし、
  見頃の方へ片返しにしてステッチをかける。


 ○袖の布を筒状にしてから縫うと難しいので、
  開いたまま袖付けをしている。
  気軽に縫えるシャツだからできること。
 ○ステッチミシンはかけなくても良いけど、
  かけておくと縫い代が固定されるので、
  後々便利。

脇〜袖底縫い。

 ・袖口から裾まで、一気に縫う。
 ・縫い代の始末は、前後別々にロックミシンを
  かけ、アイロンで割る。


 ○直線なので縫いやすい。
  脇にスリットを入れるなど、簡単にアレンジ
  できるのもおもしろい。
袖口始末。

 ・三つ折りしてミシンをかける。

 ○ぐるっと一周するので、ミシンの
  フリーアームを使うなど、工夫しだいで
  簡単になる。

裾始末。

 ・ここも三つ折りしてミシンをかける。

 ○袖口に比べて三つ折りの幅が少ないので
  手先の細かい作業になるけど、少ない方が
  できあがりがきれい。

そして、最後は
ボタン穴かがり・ボタン付け。

   

 ○ボタンは貝ボタンが好き。
  それも小さな私のこだわり。
 ○仕上げアイロンを忘れずに。
完成品



私の野望・・・。
それは、彼のシャツを全部手作りにすること・・・。

すぐには無理だけど、
一枚一枚せっせと縫っていこう。

          
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