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  板じめ染め 



1,布を折りたたむ。 2,二枚組の板で、しっかりとはさむ。 3,染める。
これだけの手順で幾何学模様が染められる。
元になるパターンの模様は、その場で見ることができるが、
布全体がどのような模様になっているか、広げるまでわからない・・・。
本当は、そこまで計算して染めるのものなので、頭の中で想像したり、スケッチをしたりしてみるのだが、
予想通りに染まったためしがない。
多分、詰めが甘いのだと考えられるが、そこがまた、この技法の楽しく魅力的なところだ。

上の布はテーブルランナー。
半分に切って、ランチョンマットとして使うつもりだったが、
何となく長いまま使い始めてしまったもの。
今までは下駄箱の上にかけていた。

左はその拡大写真。
手順を二度繰り返して模様をつくったのが
はっきりと現れてる。
この右の写真は、元になるパターンの模様。
上下左右の対称で広げていくと、
全体の模様が上のようになる。
難しいようで簡単。
簡単なようで複雑。
でも、やっぱり単純なものなのかな。


四角形だけではなく、三角に布をたたんで染めることもできる。
そうやって染めたら、偶然、こんな模様もできた。
ブロード布を2m、そのままたたんで染めた。
未だに、何に仕立てるか決まていない。
右と左の六角形模様が少しずれているのは、
布のたたみ方が正確ではなかったため。
でも、何となく気に入っている。
これは暖簾。
同じようにたたんだが、
布幅が違うのでこうなった。
(写真ではわかりにくいが、
二つ割れの暖簾なので、
裾は半幅。)

思わぬことで、
面白い効果になった。
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