米国出張3B (写真が多いので少し重いかもしれません)

 2002/8/12(月)から25日(日)まで米国出張でした。

2002/8/19(月)

 今日は3時に目が覚めてしまった。

 今日の工場は3月から数えて3回目の訪問となる。

 なぜ何回も日本人が来るのか? と不思議に思っているのではないか?

 朝はやはり曇っている。 お昼前から晴れてきた。

 工場には9時過ぎに到着。

 先月も来ているので新鮮味が感じられない。

 工場の駐車場にトライアンフ(900cc)が駐車していた。

 

トライアンフ。

3気筒、900ccです。

 

 夕食は中華料理の店へ。

 大きなロブスター。

 明日は5時50分にホテルを出て空港へ向かう。 サンノゼ → ダラス → ナッシュビル

 昨日、フリーマーケットで買ったTシャツがかさばって、荷物が一杯になってきた。

2002/8/20(火)

 3時に目が覚めて4時に起きた。

 朝5時40分にホテルを出る。

 6時過ぎにサンノゼ空港のチェックイン完了。

 ここのゲートのガードマンはフィリピン人が主体。

 金属探知機の感度を上げているのか、ズボンのファスナーにも反応して何度もチェックされる。

 歯の詰め物でもアラームが鳴るのではないか?

 サンノゼからダラスまで約3時間の飛行。時差2時間。

 ダラスでの乗り換えは、デンバーの時以上に歩かされた!

 年寄りでは参ってしまうだろうが、ゴルフカートのような乗り物が通路を走っているのでこれを利用している人もいる。

 ダラスからは2時間の飛行でナッシュビルに到着。

 時間が進む方向なので、ホテルに入ったときはもう5時を過ぎていた。西から東への旅行は時間を損する!

 今日は移動だけで1日が過ぎてしまった。

 明日はホテルを5時に出て約2時間でNew Jhonsonvilleへ、午後2時にはUターンしないと、夕方のNewark行きの飛行機に間に合わない。

 連日朝が早いので疲れる。

 ナッシュビルからそう遠くない場所に日産自動車の工場がある。

 空港にも日産自動車の代表的なクルマを展示してある。

 そういえば、ダラス空港のそばには「いすず」の工場があった。

 夕食は、ナッシュビルのダウンタウンに行った。

 大きなホールで、生バンドがカントリーミュージックを演奏し、ダンスもやれる。

 米国で初めて豚肉、ポークチョップを頼んだが、独特の味付けで後半は飽きてきた。

 ビールはシエラネバダを。このシエラネバダ、7月にサンフランシスコでも飲んだ味が濃くて一杯でもういいという感じである。

 そのあとでジン&ロックを頼んだ。 この近辺は、生バンドの入った店が軒を連ねている。

 Catfish(なまず)もこのあたりの名物料理である。フライかソテーにするのが普通。

 お土産屋も多く、昼間に時間があれば、と感じた。

 彫り物をしたブーツ、テンガロンハット等の店が多い。

 The BellSouth"Bat Building" というバットマンをイメージした巨大なビルが街の中心にあり、強烈な印象を与えてくれる。

 

ナッシュビルの空港に展示してあった

ハーレーダビットソン

     
ナッシュビルのホテルにもハーレーが。
 
     
 

オーナーが出てきたので、

「写真をとってもいいですか?」

ご覧のように右手の親指を立てて、

控えめにポーズをとってくれました。

中指を立てられなくてよかった!!

     
Old Country Shop
 
     
 

ナッシュビルのダウンタウンで。

こういう変わった人が呼び込みを

やっていました!!

     

面白そうだったので中に入ってみると、

またこういうふざけた人がいて・・・・

 
     
 

ダンスホールもある大きなステージでは

カントリーミュージックを演奏していました。

家族連れが食事をしながら

楽しめる雰囲気です。

     

観光馬車の御者に連れられた飼い犬は

客待ち顔で退屈そうでした!

馬の背中にバスタオルを敷いて・・・

どっちに配慮しているのでしょうか?

この犬、カメラ目線!!

 
     
 

2軒目に入ったカントリーミュージックの店。

リクエストに応えて何でもやってくれます。

客とのやり取りが、意味はわからなかった

私ですが、楽しかった!!

     
店内の壁は全面がこういう感じです。
 
     
  このビル、バットマンみたいでしょう?

 

 米国をいろいろと廻ったがこの街の雰囲気が一番私の好みに合っている。

 この街にはもう一度ゆっくり来て見たい、と思う。

2002/8/21(水)

 朝3時半に起床。 持参した目覚し時計の針を2時間進めることを忘れていた!

 ホテルに備え付けの時計のセットをしていて良かった!

 5時過ぎにホテルを出る。

 あと正味2日間で長かった出張(期間ではなく、気分的に)が終わる!

 午前5時15分にホテルを出発。 途中、朝食のためにドライブインに立ち寄る。

 朝からバイキング! NJVに着く頃は快晴、暑くなりそうだ。

 1ヶ月ぶりに工場のマネージャー連中に再会。

 工場のゲートの位置が変更になっていた。敷地内は禁煙だからタバコを吸う人はゲートを出てから吸う事になっているから大変だ。

 ゲートのそばの小川には蛇が出る、とジムが言っていた。

 外は日差しが強く暑い! 温度は華氏で表示されるのでピンとこない。

 目安は次のとおりである。

 華氏 Fahrenheit °F  10   20   30   40   50   60   70   80   90   100 

 セ氏 Celsius     ℃  -12   -7   -1   4   10   16    21   27   32   38

 ナッシュビルでは90°、カルフォルニアの州境あたりのYumaでは108°!!

 サンフランシスコは67°、ニューヨークは82° というのがある一日の温度分布である。

 午後2時過ぎに工場を出てナッシュビル空港に向かう。

 午後4時前に空港に到着。 この空港は、レンタカー乗り場が近いので連絡バスに乗る必要がなく助かる。

 これからニューアーク空港(ニュージャージー州)に向かうわけであるが、いよいよ最後の国内線、

 セキュリティチェックも最後と思えば、「何でもやってくれ!」という感じ。

 この空港は、CTXが置いてないのか、預ける大きな荷物を検査官の前で開けさせられる。

 先月もおなじであった。 今度は女性の担当者で、薄いゴム手袋をして丁寧にチェックしている。

 丸く切った試験紙で取っ手やキーロックの部分をこすり、その試験紙を機械にかけ「麻薬チェック」もされる。

 搭乗前に再度のセキュリティチェック。

 なんと先月と同じ黒人のオジサンがいる。 「あんたのこと、覚えてるよ」と言ったら、その黒人のオジサンも「Oh!」と言って、

 機内持込のカバンは簡単なチェックで済ませてくれた!!

 こんないいかげんな事でいいのか?

 夜8時半ごろ、ニューアーク空港に到着。

 テネシーの田舎町から大都会に出てくると、さすがに夜景(ネオン)がきれいだ。

 途中で食事をして、ホテルに入ったら午後11時前だった。

2002/8/22(木)

 今日はいよいよ本社での報告である。

 8時にホテルを出て、本社へ行く前に近くの工場へ向かう。

 昼食は日本料理の「助六」へ。 肉うどん定食を頼む。 味は日本とまったく同じ、違和感はない。

 午後1時過ぎから、報告会が始まり、4時過ぎに終了した。

 6時から社長の招待でステーキの店に。

 なかなか高級店である。

 ロブスターか、ステーキかで悩んだが、ロブスターはボストンとサンノゼで食べているのでTボーンステーキのミディアムレアにした。

 やはりすごい量。後半は醤油を持ってきてもらいそれをかけて食べたが、完食は出来なかった!

 デザートは半強制的に食べさせられた。

 明日は、NY散策である。 しかし、先ほどまで雨がかなり降っていた。 明日の天気は大丈夫かな?

2002/8/23(金)

 7時前に起床。 曇っているが、薄日が差しているので晴れてくるだろう。

 雨さえ降らなければよい。

 夕方5時半にホテルに迎えに来てくれることになっているので、マンハッタンは遅くとも午後4時には出たほうがよいだろう。

 9時前にロビーに下りて、ATMの場所を聞いて行ってみたが故障中であった。

 昨日、マンハッタンまではタクシーで片道60ドル〜70ドルと聞いていたが、

 マンハッタン島までバスで行く方法があるかどうかカウンターで聞いてみることとした。

 そうすると、ホテルのすぐ裏からジョージワシントンブリッジを渡るバスがあるらしい。

 バス停に行くとすぐバスがきたので飛び乗る。

 バス代は2ドル10セント。 20分ほどでジョージワシントンブリッジを渡ってマンハッタン島に入ったところで終点。

 とりあえず降りて、地図を見る。 どうやらマンハッタン島の北の部分にいるらしい。

 最初に行きたいところは、グラウンド・ゼロだから南の外れまで行く必要があるので、地下鉄に乗ってみることに。

 コインを1ドル50セントで買う。 5円玉を小さくしたようなコインを自動改札機に投入するとゲートを通過できる。

 乗った区間に関係のない同一料金である。

 マンハッタン島では地下鉄はいくつかの路線があるが基本的に南北にしか走っていないので、降りる駅を間違えなければほぼ大丈夫。

 もちろん、運が悪ければホームや車内で怪しげな輩から被害を受ける可能性はあるだろうが、午前中でもあり気にしないで乗ってみた。

 乗った地下鉄は、「快速」で途中駅は通過する! 車内の案内図を見ながら、駅を通過するたびに駅名を確認し降りる準備をする。

 地上に上がったところが、先月見た見覚えのあるエリアで、数分歩いたらグラウンド・ゼロに。

 タクシーに乗れば、70ドル近くかかったところを3ドル60セントで目的地に着いた!

 今日は曇っていたが、バッテリーパークから自由の女神が良く見えた。

 一人で歌っているおじいさん、自由の女神の服装で写真を一緒にとっていくらかのチップをもらう女性、いろいろな人がいる。

 いろいろとお土産を買い込み、また地下鉄で5番街に行く。

 散策しながら、ショッピングを楽しむ。 路上で怪しげなお土産を売っているが、値切るのが面白い。

 「ある物」を3個、黒人の売り子に値段を聞くと1個15ドルだという。 ディスカウントを要求すると、普通の店では1個25ドルするからだめだと。

 私が、「それなら要らない」というと、「いくらならいいのか?」 私、「1個、5ドル。3個だから15ドル」と言うと、

 売り子はあきれた顔をして商品をしまう振りをするが、「40ドルでどうか?」と値段を下げてきた。

 私、再度「15ドル!」 売り子、両手を広げて肩をすくめ「28ドルでどうか」。

 私、売り子をあまりいじめてもかわいそうなので、「3個で25ドル」で決着。

 お昼はピザの店へ、ここのピザはおいしかった。

 やはり米国での軽食は、イタリア系のものが安くておいしい。 5番街を歩きながらいろいろな店を覗く。

 有名ブランドの店では、高くてとても買い物は出来ないが、路地で販売しているバッグや時計などの小物を見るのがまた面白い。

 帰りも同じルートで、地下鉄とバスを使うことにした。

 地下鉄は古くて照明も暗く、車両も古いものは汚い。 車両の通過する天井部分が通路になっているのも面白い。

 駅冷房がされていないようで、ホームはとても蒸し暑い。

 そこで、トランペットを吹いていた若者がいたが、駅員も誰も注意はしない。

 帰りの地下鉄の中には上半身裸の黒人がいた。

 地下鉄は乗った駅で降りるわけだから帰りも難しくはないが、バスがわかりにくい。

 

わかりにくいでしょうが、この通路の下を

地下鉄が走っています。

     
古くて、暗くて、暑い!!
 
     
 

繰り返すけど

古くて、暗くて、暑い!!

     

グラウンド・ゼロ

先月に行ったのですが、

同行者が初めてだったので、

私が”ご案内”しました。

 
     
  あの事件から、もうすぐ1年ですね。
     

太ったおまわりさん。

スクーターにPOLICEと書いてありました。

 
     
  ニューヨーク警察のパトカー。
     

マンハッタン島の南端の

バッテリーパークから自由の女神を

見に行く船が出ています。

 
   

はるか前方にかすんで見えるのが

自由の女神です。

肉眼ではそれなりに見えましたけど。

 
   

しかし、近くで見たいと思ったので

公園まで来てもらいました!

このポーズをとってもらうには。

チップが必要です!!

 
   

こういう写真を撮るには

さらにチップが必要です!!

しかし、こういう”自由の女神”からも

「ショバ代」を毟り取るマフィアが

やはりいるんでしょうなぁ!

 
     
 

これも見にくいかもしれませんが、

「北斗の拳」のような体型をしたオニイサンが

いました!

     

これはよくわからないのですが

ロシアの有名な芸術家からの

贈り物だ、と書いてありました。

私には落書きにしか

見えませんでしたけど。

 
     
  電気店。
     

どのホテルもTVはこういう置きかたを

しています。

扉が閉まるようになっていますから、

最初はタンスかと思いました!!

下に冷蔵庫があることが多いです。

 

 

 

 帰りのバスルートは、近くにいたオジサンとバスセンターのカウンターのオジサンに聞いて確認。

 バスを待っていると、白人男性が「後ろに並んでいるバスが182番か?」と地理&言葉不案内の私に聞く。

 私が乗るバスと同じだったのでそうだと答えることが出来た!

 言葉に余裕があれば、違うバスを教えたのだが!!?

 バスは停留所をいちいち案内しないので、窓外に注意して降りる停留所に注意しておく。

 ホテルまで戻ってきて、4時過ぎに。 5時半にホテルロビーに集合して食事に行く予定になっている。

 今晩夕食を取った「日本料理 松島」は、」川をはさんでマンハッタンが見える場所にある。

 「ぶりかま」などもあり、店員も日本人(?)で、注文等で困ることはない。 ホテルに9時に戻り、バーで約2時間飲み直す。

 あすは10時にリムジンが迎えにくる。

 長く感じた出張も、今日が最後の夜となった。

2002/8/24(土)

 7時過ぎに起床。

 昨日は飲みすぎたらしい。 二日酔いでお腹の調子が悪い。 曇っているが、窓からエンパイヤステートビルが見える。

 10時にリムジンが迎えに来て、JFK空港まで送ってくれた。

 早く到着したのでカウンターでのチェックインも混雑しておらず、すぐ終わった。

 JALなので、日本語が通じるかと思ったら日本語の話せない係員だった!

 「さくら」ラウンジで、二日酔いながらビールなどを飲み時間をつぶす。

 ここのトイレは米国で初めて見る『ウォッシュレット』だった!

 免税店を覗き、買い物をする。

 タバコの価格について。

 成田の免税店では、1カートン 1900円。ここは23ドル!。機内は1600円である。

 機内で買うのが一番安いが、銘柄が限られているので、往復ともに同じ航空会社なら行きの便で販売している銘柄を聞いておくのがベターだろう。

2002/8/25(日)

 夕方4時半ごろ、成田に到着。

 蒸し暑い。

 休み無しで明日から会社!

 時差ボケも出そうだし、長い一週間になりそうである。

 

 米国出張3食事に続く

 

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