米国出張1 (写真が多いので少し重いかもしれません)

 2002年3月17日(日)から24日(日)までの一週間、米国に行ってきました。

 海外出張は17年ぶり、米国は21年ぶりでした。

 今までの私の海外出張は、20代の頃はプラント(一般化学とはちょっと違うけど)の試運転や操業指導など、

 数ヶ月から6ヶ月の長期が主でした。(このHPの東南アジアあれこれ体験記に記載)

 30代の頃は、3〜20日間ほどの打合せ主体の短期出張がほとんど。

 恥ずかしい話ですが、私は自費で海外旅行をしたことが無いのです!

 家内や娘は、何度も海外に出掛けていますが、私はその間ずっと『猫の世話』係なんです。

 私の勤めている会社の大先輩で、単身赴任期間が永かったため「女房孝行」と称し、「ヨーロッパ10日間の旅」に出掛けた人がいます。

 帰ってきてから話を聞いて、大笑いしました。

 現地に着いて「2日目に大ゲンカして、帰ってくるまで不愉快だった!」というのです。

 理由は、「単身赴任期間があまりに永く、一人でいることに馴れていたため」、ヨーロッパ旅行で「昼も夜も一緒に行動する」ことが

 「すごく負担になった」、のだそうです。

 奥さんもそうだったようで、「些細なことで言い争いに」・・・・・・・

 定年離婚にならなければいいのですが。

 私が猫の世話を理由に、一緒に海外に行かないのもそれに近い? まぁ、「よそはよそ、うちはうち」ですから。

 飛行機も嫌いですねぇ、乗るのは。(自分が乗っていないラジコン機を飛ばすのは、最高に面白いのですが)

 なんといっても、狭いところに長い時間閉じ込められているのは苦痛です。

 今回使ったカメラは、CONTAX T3 と OLYMPUS C−960 ZOOM(デジカメ)です。


1日目(3月17日(Sun))

 今日は、成田を出て約9時間のフライトでサンフランシスコに到着。

 そうそう、今回の出張は私を含めて3人が一緒です。

 17時間の時差があり、夕方成田を出発し、着いたのは同じ日の午前10時過ぎ。この日はなんだか時間を得した気分。

 入国審査の係官、黒人女性でしたが「ものすごく無愛想」。

 聞かれたのは、訪問目的、滞在先、ホテル名、勤務先の会社名、訪問先の会社名、滞在日数でした。

 同行した人は、名刺を見せるように言われた人もいました。

 外国人にとっては、玄関口でそんな無愛想な顔をされたのでは、この国の印象が悪くなるよ、と言ってあげたかったけど、私に

 そんな英語がしゃべれるはずが無い!

 東南アジアの某国では、理由も無くお金を要求されたことがありましたが、その時は「払ってやるから、領収書をよこせ」と言ったら

 「行って良し」だと。しかし、それは25年も前の話。

 車で約1時間のサンノゼのホテルに入り、夕方まで休憩。しかし、ここで寝てしまうと今晩寝られなくなるのでガマン。

 チェック・インの際、「部屋でタバコを吸うとペナルティが課せられる」という書類にサインさせられました。

 後日、実感しましたが日本のような分煙とかいう中途半端じゃないんですね。

 建物の中では吸えない、外で隠れるようにして吸う、という状況でしたよ。

 「喫煙者は軽蔑される」というものに近いですね!

 私は、一度も吸ったことが無いので、何の影響もありませんが・・・・

 近くに散歩に出てみましたが、「徳島ラーメン」の店もあり、さらには日系のスーパーの鮮魚売り場では「スペイン産本マグロの解体ショー」まで

 やっているのにはちょっと・・・・・・・

 もともと西海岸は日本人やその他のアジア人が多いところです。

 夜は、現地法人に出向しているHさん、Sさんと一緒に食事。

 本人の努力もあるのでしょうが流暢な英語に感心。

 これから一週間、Hさんにずっとお世話になる。

 食事の後に入った、ホテルから歩いて数分のところにある「Bar」。なかなか雰囲気がありました。

 私はジン・ロックを飲みながら、ダーツを楽しみました。

 ビリヤードをやっていた連中も盛り上がっていましたよ。

着いた日は雨が・・・・

午後は雨もあがって。

ホテルの部屋から。

ホテル全景。
夜明け。

2日目(3月18日(Mon))

 朝7:30にホテルを出て、打合せを行なうNewarkへ向かいます。

 朝夕は片道4〜5車線ある道路も結構混雑します。

 この混雑時間帯は、日本のバス優先レーンのような「Car Pool Lane」(だったかな?)というのがあり、1台の車に2名以上乗車していると

 そのレーンを優先して走ることが出来、渋滞に巻き込まれずに通れると言うものです。

 日本だと、路肩やバス優先レーンを走る不届き者が必ずいますが、ここではそういう車は見ませんでしたよ。取り締まりもうるさいそうです。

 ここでは二輪車だけでなく自動車も昼間からヘッドライトを点灯しています。(3割程度かな)

 そのうち日本でもそうなるかもしれませんね。

 途中、シリコンバレーの各社を横目で見ながら、約40分で到着。

 仕事の話は、すべて省略。(以下、同じ)

 夕食は、来る前から「絶対に食べるぞ」、と思っていた「ステーキ」。

 「Full Pound Steak」を注文。 Full Pound ですから450g。(正確には454g)

 サラダも量が多く、付け合せのポテトは「Baked」、「Mashed」、「Fried」のうちから選びますが、これまた馬に食わせるほどの量がある。

 ステーキは、柔らかくおいしいのですが、量が多く、後半はお醤油をかけたくなりました。

 それでも、脂身を除き完食!

 この後、ケーキかアイスクリームかと聞かれましたが、もうたくさん!!

 いったんホテルに戻った後、「サンノゼに行ったらぜひ覗いてみなさい」、と悪友が薦めてくれた店へ。(悪友とは、Mさん、あなたのことですよ!)

 ホテルでタクシーを頼み、約15分でその店に。

 写真撮影は出来ない店ですので、好きな方はここを見て → 「Pinkpoodle

 (Enter → Peep Shots をどうぞ)

 入場料は15$と安い、目の前の舞台に1$札を並べると、サービスしてくれます。

 当然ながら、たくさん並べるほど、良いサービスを・・・・・・期待できますが、大声を上げて騒ぐと大受けするようです!

 私はとても恥ずかしくてそんなことは出来ませんでしたが。

 まぁ、たくさんの1$札を準備しておくほうが良いでしょう。

 もちろん、店の中でも両替OK。

 この種の店は、日本では店内のラウドスピーカーから「踊り子さんのお肌にお手を触れぬようお願いします!」という濁声(だみごえ)が

 繰り返し聞こえてくるのですが、ここでは「お肌に手を触れること」はご法度ですから、いちいちそういう「ご注意」はありません!

 その代わり、「店内放送係のオニイサン」は店内を盛り上げるのに一生懸命です! イェイーッ!!

 この「場内盛り上げ放送」では盛んに「次も、やんぐ&びゅーてぃふる・・・・・・」と叫んでいます。

 帰りに店で呼んでもらったタクシーがなかなかこない。

 20分以上待たされて・・・・・来たのはターバンを巻いたインド人ドライバーのタクシー。

 ホテルの場所がわからないらしく、さかんに携帯電話で聞いている。しかし、英語ではない。

 ほどなくホテルへの目印を聞いたようで無事帰館。

Pink Poodle

店の看板。

1963年からやっているそうですから、

こういう店は年代を越えたファンがいるんですね!


 

3日目(3月19日(Tue))

 今日の夕食は、タイ料理に決定。

 店は汚いが、ベイ・エリアではおいしいことで有名というインターネット情報を頼りに行くことに。

 小さな店でしたが、評判どおり味は良かった。

 トイレが調理場の裏側、というのも東南アジア風でした!

 ここでチップの話を。

 ホテルでは、毎朝ベッドサイドに1ドル札を置いておきます。

 レストランなどでは、基本的に昼食では10〜15%、夕食では15〜20%を目安にするそうです。

 味やサービスが気に入らなければ下限としますが、ゼロということはしないそうです!!

 カードを渡して明細にチップの額とサインを記入します。用紙は必ず2枚になっていますから控を忘れずに!

 明日は、午前4時半にホテルを出て、サンノゼからデンバーに向かいます。

 サンノゼから真東に約1600Km、時差が1時間あります。(進む)

 よって、今晩は早めに就寝しなくては。

 すぐ寝付いたのですが、2時ごろに目が覚めて・・・・・・・あとは寝られず。

 ずっとTVを見ていましたが、「テロと戦争」の話題だけを扱っている局もあるんですね。

 チャンネルを変えていたら、突然日本語が聞こえて・・・・見るとなぜか「海部元首相」が出ていましたので、すぐにチャンネルを変えてしまいました!


4日目(3月20日(Wed))

 早朝、まだ真っ暗なサンノゼ空港に到着。

 ここでチェックイン。

 例のテロ事件以後、空港ではセキュリティチェックが厳しくなり、チェックインのときに必ず次の二つの質問をされます。

 @誰かから預かった荷物は無いか?

 Aこの荷物から離れたことは無いか?

 でもこんな質問、悪意を持った人間なら平気でウソをつくと思うけど。

 この後、セキュリティチェック。

 ゲートでチャイムが鳴ろうが鳴るまいが、ボディチェックをしつこく・・・・・やられます。

 ベルトも外され、靴まで脱がされチェックされました。

 PCをもっている人は、必ずバッグから出してチェックを受けています。

 「妙な仕掛け」がないかをチェックしているようです。

 搭乗前のゲートでもう一度、身分証明書(パスポート)の提示を求められます。

 こういうチェックがあるために、国内線でも搭乗2時間前に空港に来ていないと乗り遅れるそうです。

 こちらの人は素直に従っています。

 あの事件が与えた影響の大きさを改めて感じさせられました。

 乗った飛行機、中型機ですが、スチュワーデスは二人だけ。

 飲み物とスナックのサービスで忙しそうでした。

 一人は、失礼ながら「こんなのあり?」という「おばちゃん」。(本当は”ば”と”ちゃ”の間に”あ”を入れたいくらい!)

 おまけに「行き先案内のアナウンス」で、「シカゴ行き」と・・・・・・・すぐ笑いながら訂正していましたけど。(もっと、まじめにやれ!)

サンノゼ空港を午前7時に離陸。

 窓側の席だったので、ロッキー山脈を眺めることが出来ました。少し雲がかかっていましたので写した写真はぼんやりしていましたけど。

 しばらくすると、眼下には「木や森のまったく無い荒涼とした」景色。

サンノゼとデンバーの中間点。

大地のシワ、というイメージが感じられました。

山脈がはっきり見えます。

 約2時間で、デンバー(コロラド州)に到着。

 ここは、「Mile High City」と呼ばれ、その名の通り「標高が1600m」あるそうです。

 デンバーにはコロラド・ロッキーズというMLBのチームがありますが、地元の試合では標高が高く乾燥しているのでボールがよく飛び、

 ホームランが出やすいと言うことも聞きました。

 このデンバーの空港、巨大なハブ空港になっています。

 空港の周りは「本当に何も無い」!!

 広大な駐車場と、レンタカー屋さんだけです。もちろん立ち食いの蕎麦屋とかもありません!

 飛行機を降りると、かなり歩かされた後、荷物を受け取るために、なんと「地下鉄」に乗ります!(無料)

 空港が巨大なためなのですが、初めて降りた人は戸惑います。

 3つ目の駅で降り、CRTの表示で荷物を受け取る場所を確認します。

 預けた荷物の番号と引換券(?)の番号の照合などはありません。

 サンフランシスコ空港でもそうでしたが、盗まれる可能性は無いのかな?

 このあと、レンタカーを借りて、目的地のLongmontへ向かいました。

デンバー空港。

周りには何もありません。

デンバーからロングモントに向かう途中です。

たくさんの馬が放牧されていました。

但し、食べたりはしないそうですよ。

後ろの雪を抱いた山がきれいでした。

デンバーからロングモントに向かう途中です。

ロングモント

昼食は「レッド・ロブスター」です。

ここでも量が多くて食べきれないほどでした。

そう言うと、「無理して食べる必要はないですよ」と。

 約1時間の車中でした。

 途中、石油を掘っている機械をたくさん見ました。(映画でよく見るヤツ)

 馬もたくさん放牧され、人の数より多いくらい。

 普通、こちらでは、馬は食べないそうです! (じゃぁ、何でこんなに馬がいるのか?) 

 私は何でも食べたがる!

 午後1時半から、打合せに入りました。

 打ち合わせが終わって、同行者のPCを借りてこのHPの掲示板を覗いてみました。

 常連の皆さんが、いろいろと書き込んでくれているのを読んで、ついニヤニヤしてしまいました!

 ここLongmontでは、なかなかの珍品(いろいろな獣のいろいろな部位)を食べさせてくれる店があるらしい。

 「ころらど おいすたー みるく」というのが有名だそうな!

 (名前からだと想像はつきませんが、私はその正体を聞きました!)

 しかし、夕食に行った店では、あいにくと「そのようなもの」はメニューにないと!

 ここでも、ステーキを頼みました。今度は普通サイズです。

 味はサンノゼで食べたものの方がおいしかった。

 ビールは地のもので、こちらはなかなかおいしかったですよ。

 今日は睡眠時間が短かったせいか、疲れた!

ロングモントのホテルの前。

何にも無いところです。


5日目(3月21日(Thu))

 朝起きたら、雪がうっすらと積もっていました。

起きたらうっすらと雪が積もっていました。

 しかし、昨夜は深夜12時半に目が覚めてから寝られず、結局睡眠時間はわずか1時間半!!

 深夜にTVでやっていた「透明人間」(an invisible man)が、字幕が無くても面白かった!

 ところで昼食は、ランチを取ってくれるのですが、この量がまた多い。

 飲み物は、ダイエットコークを頼んだら、特大カップ麺の容器よりも大きいもので出てきて驚きました!

 アメリカ人は炭酸飲料がことのほか、好きなようですね。

 今日の夕食は、こちらの会社の人たちと一緒にレストランに行きました。

 (ここでは、写真をたくさん撮ったのですが、「肖像権」の都合で載せられません!)

 日本人のように、馬鹿飲みはしませんね!

 ちょっと飲んで後はすぐ食事です。

 私はコロラド川で獲れたというサーモンを頼みました。(真偽は不明)

 隣の席の年配のRさん、雌猫ばかり5匹を飼っているというのですっかりその話題に。

 私、何度も書いているように英語は大の苦手ですが、仕事じゃない話なら、お酒が入っていれば、という場面では

 少しだけ・・・・

 Longmontもかなりの田舎ですが、そこに1時間以上かけて通勤しているというRさん、一番近い隣宅まで約2.5Kmも離れているそうです。

 自宅のそばには「エルク」と呼ばれる大型のヘラ鹿が来るし、熊も来るそうです。

 通勤に使っている車は4リッターのJEEPでした。

 この国では、皆さん、「酒気帯び運転」で帰るんですね!

 地方では他に交通手段がないし、自己責任とはいえ、怖い感じがしました。

 そういう面では日本の「代行」システムはなかなかのものですよ!


6日目(3月22日(Fri))
今朝は快晴です。

 今回の出張は今日でおしまい。

 夕方の便で、デンバーからサンノゼまで戻る予定。

 早めに出勤し、今回の打合せ内容の再確認をする。

 こちらの人は、総じて始業時間が早いのは苦にしないが、帰りが遅くなることは嫌うそうです。

 日本人のように、だらだらといつまでも残業なんかしないのです。

 ただし、経営者に近い層ほど、時間に関係なく日本人以上に仕事をするようで、これは「日本と逆」ですな!

 お昼は、従業員が家庭からさまざまな料理を持ち寄り、皆でパーティー形式で昼食を楽しむ日にあたり、米国の各種の家庭料理を

 楽しませてもらいました。

 結構、スパイシーな料理がありました。

従業員が乗ってきていた、ハーレー・ダビッドソン

左の写真、小さくさせてもらいました!

 

昼食風景

(いつも立って食べているわけではありませんよ!

今日は、特別の日なんです。)

お昼休みには、ビーチバレーを楽しんでいました。

レスラーのような大きな人がいました。

 ここLongmontの事業所は、サンノゼよりも従業員の定着率が高いそうです。

 ここから数時間のところには、ロッキーマウンテン国立公園など有名な公園がたくさんあります。

 Raftingと呼ばれる川下り、スキー場、ウェスタン・ショー、金鉱めぐりその他楽しめる場所が多く、時間があればまた違う面も見られたのですが

 今回は、移動と会社の往復だけで終わってしまいました。

 そういうわけで、この「出張記」もつまらないものになってしまい申し訳ありません!

 13時過ぎに、Longmontを出発し、デンバー空港へ。

ロングモントからデンバーへ向かう途中。
ロングモントからデンバーへ向かう途中。
車の中からだったので、ちょっと手ぶれしましたけど。

ロングモントからデンバーへ向かう途中。

交通事故、横転していました。

デンバー空港内。

 レンタカーを返し、またセキュリティ・チェック。

 出発までの時間を利用して、空港内であわただしくお土産を物色しましたが、「これ!」といったものがないんですよね、アメリカは。

 皆さん、機内でビールやワインを飲んでいるせいか、着陸前は後部のトイレに長蛇の列。

 サンノゼに着いたら、雨でした。

 遅くなった今日の夕食は、コリアンB.B.Q。(プルコギ、カルビ&石焼ビビンバ)

 この一週間、Full Attend してもらったHさんにお礼を言いホテルで別れ、しばし休憩。

 今夜が最後の夜なので、疲れてはいるものの、もう一杯行こう、ということになりました。

 もう夜も遅いので遠いところは面倒くさい、ということになり初日に行った「Bar」へ。

 今日は金曜日、かなりの込みよう。

丸いのがダーツの的です。

中央の画面がゲーム機、コインを入れると的と連動して

点数が出ます。

矢は3本、投げます。

店においてある矢は「軽く」、マニアは自分の「矢」を

持参してきます。少し「重く」て、命中率がよいそうです。

 

 老夫婦がダーツを楽しんでいます。

 私たちも、隣で始めたら、親切にいろいろとルールを教えてくれました。

 ダーツの的がゲーム機と連動していて、点数が画面に出ます。

 恥ずかしながらダーツは真中を狙うだけではないゲームであることを、初めて知りました!

 普通は多少のお金を賭けて楽しんでいるようです。

 70歳に近そうなその老夫婦、ゲームが終わるたびに「映画で見るように、抱き合う」!

 私、「年取ってから、あんなに気を使って・・・疲れるだろうなぁ」とそのおじいさんのサービス精神旺盛なところに感心するやら

 同情するやら。

 隣のビリヤード台は若い女性軍団で大騒ぎです。

 この店は、飲み物を頼むたびにお金を払う方式、いい雰囲気でした。

 カウンターにいるマスターはテンガロンハットをかぶっていて、愛想もいい。


7日目(3月23日(Sat))

 ホテルを9時に出て、サンフランシスコ空港に向かう。

 テロ事件後、海外出張では会社から可能な限り「日本の航空会社」を使うよう指示されていましたが、出発前からJALは満席で、しかたなく

 UAを予約していました。

 11時半の出発なので、慌しい感じ。

 セキュリティチェックは、国内線よりも緩い?

 「そうか、出国する人はどうでもいいんだ!」と納得。

サンフランシスコ空港出発ロビー

UA、搭乗ゲート。

この日は満席。

 UA、スチュワーデスは、色々な国の人がいます。それに年齢が・・・・・・高い!

 すっかり白髪の人まで。

 スチュワーデスの仕事は、大変ですね。食事係(ウェートレス)のようなものです。

 飛行時間が9時間程度でも、3回の食事(1回は軽食)を運び、片付け、その間に免税品の販売や、酒好きなオッサン連中へ

 ひっきりなしにビールやらワインやら水割りやらを運んでいるのです。

 もちろん、飛行機に何かあった際には「心強い誘導役」になってくれるのでしょうが。

 以前、JALの整備士さんのHPに、スチュワーデスの仮眠室がキャビンの下に設置されている、という写真が出ていました。

 長時間の飛行では、交代で休憩しないと身体が持ちませんよね。

 機長は、操縦を副操縦士もしくは、Auto Pilot に任せて寝ていられるのでしょうけど・・・・・

 時々、機長が高度や飛行速度、目的地の気温やらをアナウンスしたりしますが、あれは「俺は寝てはいないぞ」というアピールに聞こえるのは

 いじわるでしょうか?

 成田には、24日(日曜日)の午後4時前に到着。

 空港からは京成電鉄に乗り、途中見えた「満開の桜」を楽しみました。

 デンバーに行く途中の眼下に見えた「アメリカの荒涼とした風景」と比べ、やっぱり日本は美しい国だと再認識。

 夕方6時過ぎに帰宅。

 3匹の猫たちがなんとなく「よそよそしい」ように感じました。

 亀の”高橋”は、相変わらず、立ち上がってエサを要求しましたけど。

 明日から会社、休み無しなので、この一週間は長く感じそうだ!!

 それにしても、日曜日に出発して日曜日に帰国するような出張はもう勘弁して欲しい!

 せめて土曜日に帰国したい。

 お世話になった皆さん、ありがとうございました。

 駄文をここまで読んでいただきありがとうございました。


 

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