ラジコンの話6
Radio control airplane
2002/11/3(日)
快晴の日曜日、1年に1回開催される『航空ページェント』に行ってきました。
今年で、第16回、今まで雨天で中止になったことがないというイベントです。
ラジコンの飛行機とヘリコプターが目の前で見事な演技を見せてくれます。
飛行機やヘリの世界チャンピオンの演技にも驚かされます。
プロポやサーボの高性能化、操縦テクニックが相まって、私が始めてラジコンにのめりこんだ20数年前に比較し
その発達のすごさに改めて感心しました。
いつもはバイクで行っていましたが、 今日は購入して2年が経過するのにまだ4000Kmしか 走行していない家内のクルマを借りていくことに。 午前5時です。 水温計の針もまだ上がっていません、暖機中。 | ||
東北自動車道を群馬県館林インターで降り、一般道を 約30分、尾島町というところの河川敷がイベント会場です。 全国各地のナンバープレートが見られました。 好きな人が多いんですね。 前夜からの組は、こうしてテント張りも。
| ||
朝6時半過ぎです。 駐車場脇に設けられた仮説トイレの前では、 飼い主に無理やり連れてこられたであろうワンちゃんが トイレの順番を待っておりました。 この日は、前日からの快晴で冷え込んだからね。 我慢しすぎると、腎臓に悪い。 | ||
イベント会場のアーケード。 早朝なので朝日がまぶしい。 尾島町主催なので、ボランティアの人もたくさん出ていました。 開始は8時30分からですが、場所を確保して置く必要が あります。 そうしないと、他人の頭ばかりを見る羽目になります。 | ||
| ||
場所も確保し、演技が始まる前にいろいろなメーカーが 出展しているブースを見に行きました。 これは、『4サイクル水平対向4気筒エンジン』です。 早い話が、レガシーやポルシェのエンジンがこのような 水平対向なんですよね。 飛行機にはバランスが必要ですから、多気筒エンジンは こういう水平対向か、星型にするしかないのです。 ジェットエンジンは別物。ラジコンでもあるのですが離陸距離と 騒音の問題から、ごく特殊なマニアのモノです。 | ||
まもなく、イベントに参加する人達が全員集まって パイロットミーティングが始まります。 観客の安全が最優先ですから、滑走路よりも手前で飛行演技を 行なうとすぐに、着陸させられます。 そういう注意事項が伝達されます。 手前の観客席、隣の方ではもうビールや焼酎のお湯割り、 梅干まで持ち込んで、声も大きくなってきて・・・・ 私もも仲間に入れて欲しかった! | ||
この日は、入間基地で実機の航空ショーが開催されて いましたので、周回コースの下に位置している尾島町の 真上を実機が編隊で通過していました。 | ||
演技が開始される頃は、このようにたくさんの観客が。 | ||
これはスケール機、そばに行くと非常に細かいところまで いかに実機の雰囲気を出せるか、苦労の後が見えます。 リベットの頭の塗装の剥がれまでも再現しています。 もちろん、操縦席内の計器や操縦桿までも。 1年以上かけて製作されたこういう機体が何らかの操縦ミスで 墜落しないかな、というのが観客の密かな期待でもあるのです。 私は正直だからはっきり書きましたけど・・・・・ 翼長3m近い大型機です。 | ||
たまたま古い形式の機体の写真が続きますが これもスケール機。 縮尺に合わせた飛行速度を再現するのも無線操縦士の 腕前です。 ほとんどの模型飛行機が、実機換算するととんでもない速度で 飛ばされています。 実機に比べて翼面積が圧倒的に小さいわけですから 飛行姿勢を安定させるには、実機と寸分たがわぬ縮尺では 無理な点があります。垂直尾翼の面積等は比率から言うと 実機より少し大きめです。 | ||
冷えないようにセーターを着せられたワンちゃん。 飛行機を見上げています。 | ||
BMWとYAMAHAの大型バイク。 こういうのを見ると、私ももバイクで来ればよかったなぁ、と。 |