亀の話 U

   Tortoise 

 

ミシシッピーアカミミガメは、小さいものは「ミドリガメ」として売られているので、これを飼育している人は意外に多いようです。

水槽には、浄化用のフィルターや越冬用のヒーターを装備、さらに後述のような各種配合餌の工夫まで、驚くほどです。

私の場合は、本当にほったらかし。

エサもいつあげたか忘れるほど。

夏季の直射日光も当たり放題、冬季間も屋外で、もちろんヒーター等は入れていません。

→さすがに水温が下がってくると「ほとんど動かなくなります」が。

この期間はエサも不要で、水槽も汚れないので手間が掛かりません。

熱心な皆さんの「飼いっぷり」を見たり聞いたりすると、「過保護じゃないの」とさえ思います。

逆に、「飼う資格が無い」と言われるかも?

 2000/09/10撮影、逃走防止用のピアス付き。甲長18.4cm。


以下はマニアの方の情報です。

「子亀も親亀も同じ格好をしています。

亀の甲長(甲羅の長さ)と体重の関係を調べてみるとつぎのようになるそうです。

相似形の物体 の場合,例えば立方体の場合はその辺の長さの3乗に体積は比例しますし,

球の場合も半径や直径の3乗に体積は比例します。

したがって,これを 亀にもあてはめて,甲長の3乗と体重をプロットして,(0,0)を通る直線の近似式を求めると、

体重(g)=0.1561×甲長(cm)の3乗 といった式になっています。

ただ,甲長の3乗を横軸にプロットすることは,甲長が大きくなればなるほど,それだけ誤差の影響を受け易いという問題 はあります。

さて,厳密には,ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)のようなヌマガメの甲羅は大人になるとだんだん偏平になるそうです。

その方が泳ぐときに水の抵抗が少な いからなのでしょう。

つまり,子亀のときと親亀では形が多少違ってくるということです。

で,上記の式で「3乗」の部分を変数にしてしまって求めると、

体重(g)=0.3989×甲長(cm)の2.6324乗

単純に3乗としたよりこちらの方がよくフィットしていているとはいえるでしょう。

この他に、 

体重(g)=0.1500×甲長(cm)の3乗      

体重(g)=0.3141×甲長(cm)の2.7538乗  

という式も見られます。

さて,いずれの式でも,甲長が30cmぐらいまで成長したときには,3.1〜4.2kgの重さが予想されます。

もっとも,実際はもっと軽そうです。

大きく成長し たミドリガメ(アカミミガメ)のデータは少ないので,どうしても小さい時の方が優先される式になってしまいます。」

2000/09/02

ウチの亀「高橋」の甲長を測定(ノギス使用、直線長)してみました。18.4cmでした。

上述の計算式にあてはめてみると、体重はそれぞれ「972g」、「852g」、「934g」、「955g」という結果になります。

近いうちに体重も実測してみたいと思います。

ちょうど、脱皮中です。

どうやら春と秋に脱皮するようです。

ところで、亀の全長は測定出来ないのですよ。 頭や尻尾を引っ込めてしまうので・・・・・

腕や太もも(亀もこういう表現をするのでしょうか)の部分は、 もう甲羅の中に納まらないのではないかというほど、肥えています。

こういうのを『引っ込みがつかない』というのでしょうか?

ところで、亀も水槽もきれいに洗って、水を張り亀を水槽に戻した途端に、 脱糞するというのは嫌がらせ?

逃走防止のボディピアスの穴をあけ直したせいかな? (”亀の話T”参照)

猫もそうですよ、毎朝トイレの砂を取り替えた途端に・・・・・ 汚れたトイレは嫌いなんですね、人間だってそうですから。


2001/09/02

今日、脱皮を確認しました。

昨年からちょうど1年です。(買い始めてから11年、今の年頃では1年に1回脱皮することが判明しました。)

甲長は、19.2cm。一年間で8mmの成長です。

甲長の成長はわずか8mmですが、上述の体重推算式にあてはめると次のようになります。

亀の甲長から体重を推算する計算式

G=体重(g)   L=甲長(cm)

測定日  2000/09/02  甲長(cm) 18.4 @ 972.4g  A 851.9g   B 934.4g    C 955.3g

      2001/09/02  甲長(cm)19.2  A1104.9g  A 952.9g   B1061.7g   C1074.0g

となり、体重はどの推算式でやっても、100g以上増えています。

体重は約1Kgですから、10%増えたことになります。

「錦鯉のエサ」で順調に育っています。


 

餌情報(いろいろあるものです。)

 

「配合飼料(亀専用)  

テトラ レプトミン(65g入り) 450円 

キョーリン カメの餌(50g入り) 200円 

ニュートラフィン タートルペレット(20g入り) 

コロナ カメのえさ(30g入り) 100円 

乾燥飼料(少な目に配合)  

干しエビ(80g入り) 350円 

煮干し(カタクチイワシ,150g入り) 250円 

テトラ クリル(乾燥オキアミ,100g入り) 1,000円 

コメット 亀のエサ(乾燥イトミミズ,5g入り) 200円 

半生飼料  

レバー(犬猫用,加熱調理済,50g入り) 150円 

スナギモ(犬猫用,加熱調理済,50g入り) 170円 

まぜまぜ野菜(犬用,ニンジン,カボチャ,キャベツ,120g入り) 150円 

アルポ ササミ・ストリート(モノヘイヤ,ほうれん草入り,40g入り) 220円 

その他T  

ボレイ粉(小鳥用,牡蠣の貝殻を砕いたもの,250g) 100円 

カトルボーン(小鳥用,イカの甲加工品,砕く) 100円 

テトラ 金魚のエサ(80g) 290円 

生餌  

モノアラガイ

メダカ(1匹20〜30円) 

金魚(和金,エサ金,1匹20〜60円)

どじょう 

カツオやマグロの刺身 

その他U  

テトラ レプチゾル(総合ビタミン剤,液状,餌に染み込ませて与える) 1,500円

ウィークエンドフィッシュフード(魚用,留守番用餌,16g) 170円  

ほねっこ(犬用,ササミと骨の人工骨,48g) 200円  

ホテイアオイ(浮き草) 一株200円 ×3  

「錦鯉のえさ(小粒タイプ)」これ最高らしい。

テトラレプトミンの主成分は、粗蛋白質38%以上、粗脂肪5%以上、粗繊維2%以下、水分8%以下、粗灰分13%以下、

これに対しキョーリン錦鯉のえさ「ひかり」の主成分は粗蛋白質 35%以上、粗脂肪3%以上、粗繊維5%以下、水分10%以下、

粗灰分12%以下、とほとんど同じ。

値段を比較するとレプトミン300g¥1480に対し

「ひかり」5Kgで\1480と安い。

しかも!小粒タイプであれば、水が汚れないという素晴らしいおまけ付。」

今夏から『錦鯉の餌』に変えました。

安いと思うと、気前良く、たくさん与えてしまいます!!??

すごい食欲です。


2001/06/03 写真追加 (写真は2001/05/05撮影)

 
     
 

2001/07/14 追加しました。

  こんな『亀』もいるんですねぇ!!

  インドネシアで買って来た海亀の『はく製』です。

  今は売買出来ない?

 


 

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