赤富士と宝永噴火







映画を見ながら検証をしてみて下さい】
 黒澤明監督の映画の中に、『夢』と云う映画があるのをご存知でしょうか。
この映画はオムニバス形式で、8つの短編を一つの『夢』と云う映画に、まとめたものであります。
 何れ、8つとも解読して見たいと思いますが、その中から現時点で非常に分かり易い内容のある6話目の短編を紹介してみたいと思います。



六話目『赤富士』
 先ずポイントを指摘しながら、説明をして行きたいと思います。
富士山が噴火を始めて、同時に近くの原子力発電所が、六基順繰りに爆発を繰り返している状態がおきている。
 ここでアンクル(原子力発電所の責任者の一人)の登場である。
『あの原子力発電所は六つある。それが皆んな次から次へと爆発を起こしているんだ』
『狭い日本だ。逃げたってどうしようもないよ』
このセリフの中には、重要な暗号的な意味が含まれております。それは、『あの原子力発電所は六つある。それが皆んな次から次へと爆発を繰り返しているんだ』との言葉で、この原子力発電所が六つと云うのは、この映画『夢』の一話目から六話目の事を、指し示しております。
 原子力の原子を原子から幻視に変換しますと、グラマーの力に変換されます。一話目から六話目は、実にその過程の暗号であるのです。この六話目の赤富士冒頭のシーンは、富士山が白から赤へと変わっていく内容で始まります。つまり日本以外全部沈没の暗号に示されている、白い桜と赤い桜の暗号である、日本万歳からトドメのテロとクーデターへ、そして赤い桜の真意がパラドックスの罠として示される暗号の事であります。(西園寺テロリズムと茹で蛙戦略とホロコーストの暗黒時代をご参照下さい)
この両者の映画の暗号の唯一の違いは、日本以外全部沈没がクーデターを挟んで白と紅で、この夢の赤富士の方は、クーデター前に示されている、白と紅という事になります。この相違が何を意味しているかなのですが、これが実に重大な事を示しているのであります。
 日本以外全部沈没にある28分11秒の暗号と、五井先生の御降誕の日付を組み合わせると、四つの柱が出てくるとありますが、赤富士の方は一つ目と二つ目の柱の暗号関連の中で、白い桜と赤い桜の意味の暗号が組み込んであります。日本以外全部沈没の映画の中では、四つの柱の前の二つの柱で白い桜の意味を、後の二つの柱で赤い桜の意味を表しておりました。そして、その二つの柱と二つの柱の間にクーデターが画策されているわけであります。
 ここで四つの柱から赤は何を意味していたか暗号を再確認しますと、赤は秘密結社が地上世界に出てくる事と、パラドックスの罠によるホロコーストの意味でありました。すると赤富士の方はクーデター前ですから、三つ目四つ目の柱とは関係ない事になり、暗号が合わない事になります。
 強いて当てはめて見れば、ホロコースト繋がりで、地震テロによるホロコーストの意味だけが唯一当てはまって来るという事になります。これはホロコーストの暗号リンクで見ますと、四番目の柱と暗号がリンクしている事になります。
 赤にはあともう一つの意味として、『真意』との意味がありました。三番目、四番目の柱の真意とは何処にあるのでしょうか。それは、五井先生のみ教えであり、宇宙の真理として正しい宗教では古くから教えている事であります。
 つまり、人間が発する想念波動と云う物が、自然環境に常に影響を与えているものであるという真理の教えであります。これを悪用してテロにより自然災害として現す計画と思われます。(勿論多くの人達はテロとは知らずに騙されるわけです)
【人間の想念と天地自然の在り方との関係を五井先生の御法話録と御著書から抜粋してみましょう】
 そして、四つ目の柱で、その大自然災害を起こしめた者達を、つまり宗教理論に照らし合わせて、その原因を作ったと思われる多くの人達に責任を取らせると云う在り方が四つ目の柱の処罰劇(ホロコースト)となると思われます。 そしてこのホロコーストには、辞書を見てもらえばすぐにわかると思いますが、基本的には二つの意味合いがあります。一つは大惨害ともう一つは大虐殺です。
映画の暗号である赤富士は大惨害にあたります。そして、四つ目の柱は大虐殺にあたります。何方も日本以外全部沈没で出てきた暗号である、ホロコーストと云うキーワードがピタッと当てはまってくるわけです。
 その為に、予言工作の暗号では二つ目の柱であるブルース戦略(日本万歳)と、四つ目の柱である海の底の鳥居は、表と裏となっているわけです。つまり、この計画は表裏一体となって工作をされているわけです。
 要するに、ブルース戦略によって日本万歳計画をなさしめ、そして日本万歳計画はカルト事件により、社会の秩序を引っ繰り返す事にありましたから、その人間たちの心の汚れ、そして社会秩序の乱れが、天変地変を引き起こしたのだと云うトリックを仕掛けようとしているわけであります。そして宗教理論の悪用により、その正当化と処罰劇を行おうとしている様なのであります。そしてこれがクーデター後に地上世界に出現しようとしている秘密結社の真意でもあるわけです。
 つまり、簡単に云えば、暗黒思想集団の一方的で独善主義的な考えと計画による、腐敗して救いがたいと決め付けられている全人類の皆殺し計画と、その後の支配計画とでも云えると思います。




宝永噴火は三連動から四連動

 1時間14分40秒をご覧下さい。
富士山の右側の斜面が、陥没するシーンがあります。これは宝永噴火を示している暗号であると思われまして、そうすると、ほぼ同じ時期に起きた宝永地震がすぐに思い当たります。
 この宝永地震を調べて見ますと、東海・東南海・南海の三連動地震であった事がわかります。実際には、九州まで被災した四連動地震であった事が説として有力なようです。
そうすると、この宝永噴火を示唆するようなこの赤富士の暗号は、TSUNAMIの映画に組み込まれている暗号である、三連動四連動地震の暗号とピタリと一致する事になります。
(西園寺テロリズムとクーデターAをご参照下さい)
TSUNAMIの映画では、アンクルの暗号で二度のテロ行為とクーデターが、暗号化をされておりました。
 この赤富士にもアンクルが出てきて色々と説明をしてくれますが、『でも、どうしたんだろう。あの大勢の人達は何処にいったんだ。みんな何処に逃げたんだ』との問いに答えて『みんなこの海の底さ』と答えています。
 これは明らかに、津波が襲って来たことを意味しておりまして、3・11の東北津波テロと今後に予言工作をされている、三連動四連動の地震兵器による津波テロを示唆しております。

 そして、イルカの話が続きます。
アンクル『あれはイルカだよ。イルカも逃げてるのさ』
オンナ『イルカはいいね。泳げるからね』
アンクル『フ、どっちみち同じことさ。放射能に追いつかれるのは時間の問題だよ』

このアンクルのイルカの話はとても重要です。このイルカが逃げている方向は、太平洋ですから単純に考えればアメリカの方向という事になります。そして『放射能に追いつかれるのは時間の問題だよ』とのアンクルの言葉には、おかしなものがある事がわかります。
 何故かと云えば、イルカはどう考えても放射能に晒される事なく、泳いで逃げることができるからです。では何故ここで、『放射能に追いつかれるのは時間の問題だよ』との言葉を云っているのでしょうか。
 それには、イルカは英語でドルフィンと呼ばれている事が、暗号解読の手がかりになります。つまりドルとフィンです。ドルは申すまでもなくアメリカの通貨であり世界の基軸通貨であるドルと云うお金の事であります。フィンはフランス語で終わりを意味しております。この二つを合わせれば、当然アメリカ経済におけるドルの大暴落を意味している事がわかります。
 また、ドルの終わりは、暗号的に考えればアメリカ経済の終わりを暗号化したものだと思われまして、フィンはフランス語ですから、秘密結社の本部がパリにある事から、このアメリカ経済の終わりに関しては、世界の金融寡頭勢力が関わっている事がわかります。
つまり、このドルフィンなる暗号は、アメリカ経済の崩壊から世界経済の崩壊が、画策されている事を物語っているのであります。そして、『放射能に追いつかれるのは時間の問題だ』と云う言葉は、日本におけるアンクルのテロにより、日本経済の大崩壊がもたらされ、それがアメリカ経済へと波及してゆく事を暗号化したものではないかと容易に推察できるのです。
 このドルフィン暗号の推測は、日本以外全部沈没の暗号解読の中でも、あくまでも推測の範疇の事として予測がなされておりますので、参考迄に検証をしてみて頂ければ有難いと思います。
(パラドックスの罠―ーその功と罪―ーDを参照して下さい)
 最後に、放射能の着色技術により、放射能が押し寄せ迫ってくるのが見えるわけですが、
赤はプルトニウム239と黄色はストロンチウム90、紫色のはセシウム137と云う説明を話の中でしています。(勿論、放射能の着色技術と云うのは映画中の創作であります)
 この、いうなれば色取りのある放射能の風は、一話目の少年と虹であり、五話目のゴッホとレインボーブリッジ、そしてゴッホの絵の具の彩りでありまして、時間と数字の暗号と照らし合わせますと、ゴッホの五話目が1時間3分から始まっており13の暗号が出ております。これに一話目の一を合わせますと、赤富士の始まる時間である1時間13分が出てくる事になるわけです。
 これが、何を意味しているかなのですが?おそろくこれは、少年がレインボーブリッジを渡って大人(アンクル)になった事を意味しており、それによって、成就するのがアンクルのテロとクーデターの暗号なのでありましょう。
 
13がトップシークレットを意味している事を、度々今までの記事の中で、言及をしてきましたが、それでは、この赤富士の中におけるトップシークレットと云うのは、一体なんなのでしょうか。それは放射能汚染と宝永噴火であります。
宝永噴火の暗号が組み込まれているのが、1時間14分38秒から微妙に変化が始まりまして、39秒から明らかなる変化が始まります。そして40秒にはハッキリと大きな変化へと変わってゆくわけで、44秒まで続くわけです。
 つまり、40(死霊)と云う数字がアンクルと云うテロとクーデターを指す暗号である事は、度々お知らせして来ましたが、日本以外全部沈没においてつぶやきシローの大家さんが現れるのが、39分でした。この39分が2014年を示しておりました。そして38分が2013年を示していたわけであります。
 この宝永噴火の暗号が、38秒から微妙な変化が始まり、39秒40秒と決定的な大きな変化へと変わって行きます。これは2013年の後半の辺りから、三連動四連動のテロがいよいよ始まることを示唆しているのではないのでしょうか。そして、2014年には決定的な形で本格化する事を暗号化しているのではないのでしょうか。

 44秒にこの宝永噴火の暗号のシーンは終わりますが、この44秒と云うのは、日本以外全部沈没では44(獅子)の暗号であるオスカー黄金像俳優を意味していた暗号だったと思います。オスカーはクーデターの後に登場する、金正日総書記でもありました。
 そして赤ですから、ここでの38秒から44秒と云うのは、四つの柱の成就を意味している事になるのではないでしょうか。
そして、44は16にもなり西園寺昌美会長を意味する暗号であり、8にもなり道が開く意味ともなるわけであります。1時間14分は合わせれば、15になりますから、西園寺教団のカルト事件を現している事になるでしょう。





付記3月6日/2013年からの指針(オブリビオンとワンショット)