梨畑の仕事
2023
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 6月21日 新梢の「ピンチ」と「誘引作業」をしています。伸ばしたい枝の先端は添え木をし、上にあげます。勢いを抑えたい枝は、下に下げます。これにより果実の肥大や、花芽が出来ることが期待できます。    
   6月01日 「にっこり」の袋掛けを始めました。「にっこり」は「黒斑病」に弱く、この作業が必須です。果実の見栄えを良くするため「甘太」「新高」にも掛ける予定です。特に「甘太」は無袋ですと果皮が汚く、美味しそうには見えません、しかし糖度は15度以上に成るはずです。今年は新品種「甘太」を、9月末から少し販売できそうです。
 5月01日 仕上摘果を終えた「幸水」への、ジベリン処理を始めました。ジベレリンは未処理の畑より、収穫期が1週間程早くなり、労力の分散が図れます。植物内のジベレリンは、開花後20日頃より減少するそうです。外部から補充することで細胞を増やし続け、熟期も早めます。  
 4月19日 1果叢1個にする摘果作業をしています。先に交配した晩種の摘果をしていましたが、早生品種の幸水が大きくなったため、こちらに切り替えました。面倒で根気のいる仕事です。    
   4月04日 幸水の遅れた花に交配をし、3月27日より始めた「交配作業」が終わりました。記録に残る早い桜の開花でしたが、梨も平年より10日ほど早く咲きました。花の早い年は、遅霜が非常に心配です。無事に育てば収穫時期も早まり、7月下旬には「幸水」の収穫が始まるかもしれません。

 3月05日  昨年より少し遅くなりましたが 梨、柿 とも、剪定作業が終わりました。 一安心です。
桜の満開後、一週間ほど過ぎると梨の花が咲きだします。桜の開花予想は今年も速いようです。早く咲くと遅霜が心配になります。霜に遭うと、めしべが溶けてしまい、梨の実が出来ません。開花は早くない方が良いのですが。
   
1月04日 今日から仕事始めです。昨年中に不要な枝を落とす「荒剪定」を終えたはずでしたが、入って見るとまだまだでした。 電動の剪定ハサミを新調しました。昨年までは、バッテリーを背負うタイプでしたが、新調したこれは刃の動きが速く、少し怖いですが、ラクになりました。