梨畑の仕事
2020
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   7月30日 収穫の初日です。いつもでしたら、「早く熟せ、大きくなれ」と思いながら採るのですが、今年は違いました。「赤くなるな、ゆっくり熟せ」7月は雨が多く、太陽を見ることは殆どありませんでした。そのため糖度が上がりません。早く梅雨が明け、カアーと陽光を浴びた後に、熟してもらいたいです。
 6月05日
 時間に追われる作業は終了し、気持ちが楽になりました。先日から「誘引作業」です。伸ばしたいところは、添え木で先端を高くし、抑えたい処は、紙ひもで先端を下げます。面倒な仕事ですが、1石3鳥の効果があります。1. 養分の流れを制御し、果実の肥大を促進 2. 来年用の花芽を付きやすくし、剪定作業を楽にします 3. 無駄な繁茂を抑制し隙間を開け、防除効果を上げます。
   
 5月17日
 全品種の仕上げ摘果、幸水のジベレリン処理が終わり、「にっこり」「新高」への袋掛けを始めました。天候のせいなのか、花粉のせいなのか、着果状態は良くありません。特に幸水は雪害もあり、減収に成りそうです。
 
   4月24日 ようやく潰された梨棚と、防雹網棚の修復が、ほぼ終わりました。手前と奥に少し見える2つの畑です。今回の修復工事にあたり、義弟、農協の職員の方、大変お世話になりました。ありがとうございました。また道具を貸してくれた黒須さん、アンカーを提供してくれた吉沢さん。皆様のおかげで、ようやくここにたどり着きました。感謝感謝です。幸水の「実選り作業」は昨日23日より始まりました。
 4月8日 最初の記録が被害の報告とは、自分ながら驚きです。本来ならこの箇所には「交配作業」のお知らせが載るはずでした。交配作業が始まる前日、3月29日朝8時頃より降り始めた雪が、梨棚とその上に設置した「防雹網」の棚を壊しました。梨畑の棚は、二段構造になっています。「餅網」方式の棚は、角柱が破壊されると致命的です。振り止めの設置してある箇所まで、一気に壊れました。義弟と二人で交配作業もせず、復旧作業にかかり、下段の梨棚は回復しました。明日から、防雹網用の上段棚に取り掛かります。交配作業は妻とシルバー人材の方たちで、4月7日で終わりにしました。枝が折れ、幹が割かれた樹も有り、今年の収量減は確実です。年内中の網の交換は考えられず、裂けた隙間から鳥が入り、食害も覚悟しなければならないようです。