梨畑の仕事
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  6月14日 時間に追われる作業は終了し、気持ちが楽になりました。先日から「誘引作業」です。伸ばしたいところは、添え木で先端を高くし、抑えたい処は、紙ひもで先端を下げます。面倒な仕事ですが、1石3鳥の効果があります。1. 養分の流れを制御し、果実の肥大を促進 2. 来年用の花芽を付きやすくし、剪定作業を楽にします 3. 無駄な繁茂を抑制し隙間を開け、防除効果を上げます。 5月中旬まで雨の日が多く、早い梅雨入りと思いましたが、その後は夏日や真夏日が多く、仕事が大変はかどりました。 しかし今日 関東地方にも 梅雨入り宣言が出ました。
   
     5月14日  「にっこり」「新高」への袋掛けが終わりました。高接ぎによる品種更新のため、量が減っています。面倒な作業ですが、収穫が10月と遅く、病害虫に弱い品種のため、手をかけています。
 5月02日 幸水の最終摘果を終え、昨日より「幸水」へのジベリン処理を行っています。やはり咲き遅れて交配した実は、成長が追いつかず、落とされるモノが有りました。ジベレリンは未処理の畑より、収穫期が1週間程早くなり、労力の分散が図れます。植物内のジベレリンは、開花後20日頃より減少するそうです。外部から補充することで細胞を増やし続け、熟期も早めます。  
 4月19日 今日から「シルバー人材」にお願いし「幸水」の摘果作業を始めました。例年ですと5月に入ってからの仕事ですが、10日ほど早まりました。1果叢1個にする、かなり根気の要る作業です。桜と同じく開花が早く、交配が始まりましたが、「幸水」の時期には気温が下がり、満開までの期間が長引いてしまいました。そのため 遅れて咲いた花への交配が遅れ、実の大小差が激しくなりました。作業に余計な負担が掛かっています。おそらく仕上げの最終摘果では、小さな実は落とすことに成りそうです。
     
  3月30日 交配作業が始まりました。 昨日は25℃、夏日でした。そのため開花が一気に進み、桜の花とほぼ同時期に成ってしまいました。今日も20℃を超え、暑いです。気温がこのまま推移しますと、最後に行う「幸水」の交配終了日が、過去最速に成りそうです。