深夜の居間
暗闇の中でウロウロ動いている影に、
泥棒かと思い恐る恐る近づく男4人
意を決して電気を点けると、そこには何故かお母さん
「何やってるのか」と問われ、
「あんた達が歩いた跡に、ファブリーズをかけている」と答える
そのままにしておくと、汚れが残ってしまうからと.。そして流れるフレーズ
ファブリーズで、お部屋を洗おう
以前、頻繁に流れていたCMです
ただ、この「お部屋を洗おう」というキャッチフレーズ
間違っている、とまでは言わないものの、
正直「ん???」という印象です
子供が壁に落書きをしました
ファブリーズを吹きかけたら落ちるか?というと落ちません
床に醤油をこぼしました。かなりシミになっています
これもファブリーズで落ちるか?というとやっぱり落ちません
15秒という枠の中で商品をアピールする以上、
良い面だけを詰め込んでしまうのは仕方がない事だとは思いますが、
せめて「このような汚れに対して有効です」
という注意があった方が良いのでは?と感じます
ちなみにこの「お部屋を洗おう」というフレーズに対し、
クリーニング事業者の組織の一つが「誤解を招く」として、
行政による是正勧告をするよう求めたそうです
そこまでした方が良いとは言いませんが、
「どんなひどい汚れも、ファブリーズで即座に除去」
・・・という程、便利なものではありません
ただし、匂いの除去という点では、優れた商品だと思います
十三回目で指摘したように、注意書きをよく読んで上手に使う分には、
非常に便利な商品である事に変わりはないと思います