思いつくまま

                          I attach the feeling as …・・

 いろいろなメディアから、見たり聞いたりしたものを集めてみました。

 まじめなものやそうでないものもあります。

 目次を見て選んでくださいね。(本文を読み込むために多少時間がかかる場合があります)

A: ぼけずに長生きしなはれや B:気配り欠乏症 C:究極のオヤジ芸(ワザ)
D:五省 E:終戦後の混乱期にいた最悪のオトコ F:遊びについて
G:良寛さんの歌 H:おわすが如く I:にじますの話
J:はりのある個性的な生き方 K:GE社ウェルチ会長の話 L:クレーム対応の基本原則
M:格言集 N:組織事故防止に心理学活用を O:私の好きな川柳
P:私の失敗談 Q:参考 R:男と女
S:子供じみた親たちへ    

                                             

 

                                          

A: ぼけずに長生きしなはれや

年を取ったら 出しゃばらず

憎まれ口に 泣きごとに

人のかげ口 愚痴いわず

他人のことは ほめなはれ

聞かれりゃ 教えてあげてでも

知ってることも 知らんふり

いつでも阿呆で いるこっちゃ

勝ったらあかん 負けなはれ

いずれお世話に なる身なら

若いもんには 花もたせ

一歩さがって ゆずるのが

円満にいく コツですわ

いつでも感謝 忘れずに

どんなときでも 「へえおおきに」

お金の欲を 捨てなはれ

なんぼゼニカネ あってでも

死んだら 持っていけまへん

「あの人は ええ人やった」

そないに人から 言われるよう

生きてるうちに バラまいて

山ほど徳を 積みなはれ

というのは それは表向き

ほんまはゼニを 離さずに

死ぬまでしっかり 持ってなはれ

人にはけちと 言われても

お金があるから 大事にし

みんなベンチャラ いうてくれる

内緒やけど ほんまだっせ

昔のことは 皆忘れ

自慢話は しなはんな

わしらの時代は もう過ぎた

なんぼ頑張り 力んでも

体がいうこと ききまへん

あんたはえらい わしゃあかん

そんな気持ちで おりなはれ

我が子に孫に 世間さま

どなたからも 慕われる

ええ年寄りに なりなはれ

ボケたらあかん そのために

頭の洗濯 生きがいに

何か一つの 趣味を持って

せいぜい長生きしなはれや


B:気配り欠乏症

                                                   

 1 わからないのに        聞かない人

 2 わからないことが       わからない人

 3 わかっていても        言わない人

 4 わかっているのに       しない人

 5 聞かれても           教えない人

 6 教えないのに         やらせる人

 7 頼んでも             してくれない人

 8 知っていても         伝えない人

 9 聞いても聞いても       忘れる人

10 注意しても           聞かない人

11 呼んでも            返事しない人

12 返事はしても         動かない人

13 約束しても           守らない人

14 待たせても          平気な人

15 困っていても          頼まない人

16 困っていても          助けない人

17 好意に             礼を言わない人

18 成功すると           高慢になる人

19 失敗したら           隠す人

10 失敗しても           謝らない人

21 理屈ばかりで         動かない人

22 しないうちから         逃げる人

23 出来ない理由を        探す人

24 弱音ばかり           吐く人

25 いやと思ったら         しない人

26 自己弁護の          うまい人

27 欠点ばかり          指摘する人

28 相手の立場を         考えない人

29 急いでいるのに        遅い人

30 予定を立てても        くずす人

31 批判しても           意見のない人

32 報告一つ            出来ない人

33 連絡一つ            出来ない人

34 相談一つ            出来ない人

35 挨拶一つ            出来ない人

36 顧客第一            の発想がない人

 


C:究極のオヤジ芸(ワザ)

                                                   

酒を飲んでトイレに入って、しばらくすると酒の匂いに呼ばれて蚊が飛んできた。

気持ちよく脱糞したあと、いままさに"拭かん"としたところ、先の蚊が「おでこ」にとまった。

このまま放置すると、痒い思いをするのは必至。

かといって、右手で「おでこ」の蚊を叩こうとすると、"ウンコのついた紙がおでこに張り付く"ことが充分想像される。

ここまで「瞬時のうちに考え」、 えいっ、やっ、と「おでこ」に"しわ"を寄せて、しわの間に蚊の足を挟みこんだ!!

蚊はもがいているが、"しわ"が深く逃げられない。 そこで、ゆっくりと「お尻の始末」をしてから、

やおら「ぱちんっ」と「おでこ」の蚊を叩いた!!!!!

これぞ、究極のオヤジ芸(ワザ) どうです?、"しわ"のない若い人には出来んことですやろが!

(まぁ、それほど自慢するほどのこともないか?)


D:五省                        

 

江田島海軍兵学校 ・・見学者が出入りする門は裏門である。           

では、正門は・・反対側にある『海』が正門である。

絶えず自らを戒める五つの問い掛け 江田島海軍兵学校で学んだ者は、二十歳前後の若さで、『五省』の厳しさによく耐えた。

立派なのは、そういう生き方をひけらかしたりせず、当然のこととしてつつましく生きていたこと。

一、至誠に悖(もと)る なかりしか。

一、言行に恥ずる なかりしか。

一、気力に欠くる なかりしか。

一、努力に憾(うら)み なかりしか。

一、不精(ぶしょう)に亘(わた)る なかりしか。


E:終戦後の混乱期にいた最悪のオトコ

                                                  

新聞の投書欄に出ていた話です。     

終戦後の混乱期に、国民全てが食料に窮していた。   

地方の中規模の町に住む小学5年生の男の子が、病弱な父と母の代わりに「買い出し」に行くことになった。   

「母の大切な着物」を包んでもらい、これと「お米」を交換してもらうのである。   

両親は、息子の「初めての旅」と「うまく交換」できるか、大きな不安を持って送り出した。   

男の子は、何軒も何軒も農家を廻ったが、相手にされなかった。   

疲れはて、「この家で最後にしよう、そうしないと帰りの汽車がなくなる.....」   

その最後の農家では、男の子の必死さがわかったが、換えてあげるお米が無い。   

「蒸したお芋」ならと言うと、しばらく考えてから男の子は「お願いします」と言った。   

暗くなってギューギュー詰めの汽車にやっと乗れた。   

疲れてはいたが、そしてお米ではなかったが、とにかくも「食料」は手に入った。   

しかし、「お米」でないことに自分自身にも不満があった。   

それを見透かしたように、汽車の中の中年の男が声を掛けてきた。   

純真な男の子は、問いかけに素直に答え、男は少年が「お芋」を持っていることを知った。   

男は、「ちょうどいい。おじさんは君と同じ駅でおりるんだ。そこに少しだが米を預けてある。

駅を降りたらその米と君のお芋を交換してあげよう。そうすればお父さんも喜ぶよ。」   

言葉巧みに、男はその場でお芋を受取り、朝から何も食べていない男の子の前で、

「むしゃ、むしゃ」とそのお芋を食べはじめた。   

男の子は必死で我慢した。   

男がすっかり食べ終わった頃、下車駅に着いた。   

男は、あっという間に汽車から飛び降りて、男の子の前からいなくなってしまった.....   

突然の出来事の意味がようやくわかった時、男の子は泣き出した。   

....大切な母の着物が   

....両親も、弟も、妹も、おなかをすかして待っているのに   

....なんて言おう   

真っ暗な道を、泣きながらトボトボと家に向かって歩いて行った。   

そうすると向こうから、見慣れた2人の姿が

....心配になってたまらず迎えに来た両親だった。   

少年は、飛びついて泣いたが、声にならず、全てを両親が理解するまでしばらくかかった。   

両親は叱らなかった。   

あの時の「男」は

...もちろん行方がわかろうはずも無い、今何をしているか知りたくも無い。 きっと、今もそうして世の中を渡り歩いているのだろう。 

戦後の混乱期に本当にあった話です。

この文の投稿者は、ずっとあとになって母から話を聞いた少年の妹でした。


F:遊びについて

                                                   

1 遊びは、剰余エネルギーの発散を促すものである。

2 遊びは、好奇心など本能的な探索欲求を満足させるものである。

3 遊びは、緊張のあとの弛緩をもたらす、すなわちストレスの解消を促すものである。

4 遊びは、現実に満たされない欲求を虚構において満足させ、欲求不満の解消をはかるものである。

5 遊びは、攻撃性など人間社会にとってそのままでは有害な衝動を害の無い形に変えて発散させるものである。

6 遊びは、社会の一員として必要な知力・筋力・技能などの鍛練となるものである。

7 遊びは、社会の一員として必要なルールや役割の獲得をスムーズに行なわせるものである。

そして、遊びである限り、何ら生産性を持たず、自発的で、喜びを伴うものである。

 

以下は、2000/10、徳山市に単身赴任しているKさんがメールで送ってくれました。

仕事の「プロ10訓」

1)”プロ”とは、仕事に命を懸ける人である。

2)”プロ”とは、自分の仕事に誇りを持つ人である。

3)”プロ”とは、先を読んで仕事をする人である。

4)”プロ”とは、仕事に「ムダ」の無い人である。

5)”プロ”とは、「機会」より「目標」を中心に仕事をする人である。

6)”プロ”とは、高い「目標」に向かって「邁進」する人である。

7)”プロ”とは、「成果」に「責任」を持つ人である。

8)”プロ”とは、「報酬」が「成果」によって決まる人である。

9)”プロ”とは、「甘え」の無い人である。

10)”プロ”とは、「能力」向上の為に常に「努力」する人である。


G:良寛さんの歌                

 

『自戒の言葉』

こころよからぬものは、 ことばの多き、口のはやき さしで口

物知り顔のはなし

この事すまぬうちにかの事いふ

唐ことばを好みてつかふ

にくき心をもちて人を叱る


H:おわすが如く

                                             

「これ何や。知ってるか」

「....」

「松の木やろ」

「はい」

「どや?」

先生は話された。

「この松の木はあんたが生まれる前から根をつけとるんや。 きょうあんたを迎えるために緑になったんと違う。

春夏秋冬を何度も乗り越えてきた、その積み重ねの結果やろ」。

私は声が出なかった。

「ありのままの姿が尊い。色を付けても人は見抜く。 誠心誠意尽くすことが大事や。 見えないところで人は見ている」

如在(おわすがごとく)

いつどこに居ても、

師のおわすが如く、

父のおわすが如く、

母のおわすが如く、

伴友のおわすが如く、

己に厳しく、

心寛(ひろ)く、豊かに、清和健進をなすなり。

この心得がなっていない、と叱られた。

背伸びをしていた私を厳しくたしなめられた。

「末広正統宛」と題する商人訓

そこに説かれた商いの道は「芸を磨く前に人づくり」。

 


I:ニジマスの話                 

 

生物学者の観察によりますと,ニジマスのうちには強いのと弱いのがいます。    

まぁ、それはあたりまえですが、強いニジマスは餌をいっぱい食べることができ、弱いニジマスはあまり餌を食べられません。

ところが面白いことに、強いニジマスは餌をとるために使うエネルギーが大きいのです。    

なぜかといえば、ニジマスの餌は流水中を流れて来る動物で、多くの餌が流れて来るのは川の中央の流れの激しいところです。

で、そこで餌をとるためには、ニジマスは流れの激しい場所にとどまっていなければなりません。

そのために多くのエネルギーを消費するのです。    

ところが、弱いニジマスは流れのゆるやかなところにいます。    

そこは当然、餌はあまり流れてきません。    

しかし、そこにとどまっているのに、それほどのエネルギーは必要としません。    

つまり、こういうことになります。    

強いニジマスは.....高コスト高収益で、

弱いニジマスは.....低コスト低収益なんです。    

さて、それじゃあ、強いのと弱いのとどちらが得かといえば、成長ということに関しては弱いほうがいいらしいのです。

流れのゆるやかな所にのんびりと暮らしていて、たまに流れてくる餌をパクリといただく。    

そのほうが大きくなるそうです。    

片野修著「新動物生態学入門」に出ていた話です。


J:はりのある個性的な生き方             

 

 1 主観に惑わされずありのままに現実を見ることが出来る。

 2 自分や他人を欠点をも含めてあるがままに受け入れることが出来る。

 3 自分の内側からわきあがってくるものを自由に表出できる。

 4 自分の問題を一時的に棚上げして、仕事など外の世界の課題に没頭できる。

 5 世俗的なもめごとに心を乱されることなく、孤独を恐れずひとりの時をもてる。

 6 周囲からの評価に左右されず、自分自身の基準で動ける。

 7 日常的な繰り返しのなかにも喜びや驚きをもって新たな発見が出来る。

 8 人類全体に対して、一つの家族であるかのような一体感を持てる。

 9 特に親しい友人や愛する人との間に心を開いた親密な関係を築ける。

10 偏見や差別意識を持たずに人に対することが出来る。

11 しっかりとした倫理感覚を持っている。

12 ユーモアのセンスを持っている。

13 既成のものにとらわれない自由な発想にもとづく創造性がある。 ただ受動的に文化に組み込まれることには抵抗を示す。

 


K:GE社ウェルチ会長の話

                                                  

企業の生き残り戦略(NHKテレビより)

1. 勝てるゲームで勝負せよ 得意分野に特化せよ。

  1、 2番手なら価格を決められる。  

  5、6番手になってしまうと被害者と同じ。

  相手の言いなりになるしかない。

2 .変化を見つけたらそこには必ずチャンスがある

3.バットは何度も振れ ヒットは70%で充分。(充分すぎる?)

4.チャンスの窓は瞬く間に閉じる 競争のカギはスピードアップ

5.客の望まないものはやらない オーバースペックは無駄。

6.赤字部門の切り離しが出来ないと生き残れない

  事業運営のスピードアップ化 → 決定の早さ。

  経営の戦略性 → 迅速な判断と行動

7.サービス分野への展開 サービスの有料化 → 独立採算部門

  遠隔診断センターの設置 → 修理依頼を遠隔化指導 → ムダ時間排除の面でユーザーと共通認識

  客が任せたいと思う仕事を商売にする。

  今では、サービス部門が製品売上の2/3に匹敵する売上を上げている。

  利益は30%で製品より も多い。 一度売ったら繰り返し利益を得る。

8.変化が起こるたびに勝者と敗者が生まれる

  変化を恐れてはいけない。

  変化が起きる時には飛躍のチャンスがある。

 


L:クレーム対応の基本原則

   (私は営業職なのでこのような話には非常に興味があるのです。

クレームに対する意識の差。   

クレームを苦情と思い込んでいる人が多い。   

クレームとは「要求、請求、主張、権利、資格」。つまり、顧客が正当な権利や資格を主張して、

当社に適正な対応を要求、請求してきているのである。   

(不満は、"コンプレイン"という。言って来る本人もクレームと苦情との区別がつかない人もいる)   

そして、この適正な対応が出来なかった時にはじめて、クレームガ苦情やトラブルに発展する。   

クレームは『行って三割、聞いて七割』という原則がある。   

生命に関わるような事以外なら、すぐに足を運べば三割、顧客の要望、不満を聞けば七割がた解決すると思って良い。

行って留守なら"名刺にメッセージ"を残して置いて来る。

謝罪はあらためてでもいいから、すばやく対応した事実を見せる事が重要。

クレーム対応の基本原則

 1 クレームは情報である。

 2 クレームは取引拡大のチャンスである。

 3 クレームでお客様の信頼を失う事はない。対応の仕方で信頼を失う。

 4 クレーム対応の基本方針を明確にする事。

 5 クレームは全てトップに報告する事。

 6 クレーム対応は全ての業務に優先する。

 7 自社の損金を先に考えると、対応が自己本位になる。

 8 クレーム損金はお客様の指導料。

 9 クレーム対応の仕方で企業のレベルが図られる。

10 直接現場に行く事で信頼を勝ち取る事。

11 まず謝る事が解決への早道。

12 言い訳や反論をするな。

13 自社の正当性を主張しすぎるな。

14 クレーム対応のシステム(報告、指示ルート)を確立させる事。

15 相手の利益を最優先させる事。

TVや映画では『最後には正義は勝つ』が、現実の社会では『何が正義なのか、正しいのか、この定義そのものがあいまい』である。

クレームというのは、もともとが泥臭くて、人間臭い出来事なのだ。

たとえ、会社や個人に落ち度がなかったとしても、"お客様に花を持たせる"のがクレーム処理の、ひいてはビジネスの鉄則である。

クレームに対する電話対応のポイント

 1 最初に電話を取った者の対応いかんで、処理の大半が決まるという認識を持つ。

 2 自分以外のクレームであっても、自分のクレームという気持ちで接する。

 3 原因、状況がどうであれ、すべて"申し訳ない"という姿勢を伝えるようにする。

 4 クレームの状況以外に、相手がどうしてもらいたいのかを引き出すよう心掛ける。

 5 会社を代表しているといっても、自分だけで解決しようとは考えない。

 6 担当外だからと、話を最後まで聞かず誰かに代わろうとしない。

 7 相手の感情的な言葉に惑わされないようにする。

 8 売り言葉に買い言葉は駄目、おだやかな表現を選んで使う。

 9 こちらの正当性を主張しすぎない。

10 理屈で相手をやり込めようとしない。

11 電話だけで解決しようと考えない。

さらに対応の技法

 1 聞くことに徹する。

 2 相手の言い分を否定しない。

 3 たらい回しにされているという印象を相手に与えない。

 4 担当者が来客中や会議中、あるいは電話中ですぐ代われない場合には、"外出中"と表現する。

  ("その会議と客のどちらが大切なんだ"とか"来客中でも電話一本くらい取り次げるだろう"と開き直られ、

  混乱の輪を広げる可能性があるため)

 5 相手が名前を名乗らない時でも、聞き出そうと深追いしない。

 6 どうしても名前を聞き出さなければならない時は、先に自分の名前を名乗り、すぐに担当者と連絡を取り、

  電話させるので名前を教えて欲しいとお願いする。

 7 「当社の規定では....」とか「当社のシステムでは....」といったように、"当社ではこうなっている"という表現は避ける。

 8 いつ、どう処理するのかをはっきりと伝える。

クレームをおっしゃるお客様は最高のお客様だと言うが、言いがかりをつけてくるのは最低のお客。

同じ神様であっても疫病神だ。 ちょっとした手違いをまるで鬼の首でもとったかのように難癖をつける。

そして法外な賠償金や慰謝料を突きつけて来る。 しかも一度狙われると、その後も味をしめてたびたびやって来るようになる。

クレーム処理なら、それまで気付いていなかったシステムやサービス体制の不備がわかることもあるし、

商品そのものに不備があったのであれば、この改善を繰り返す事によって、より満足度の高い商品開発に結びつく可能性もある。

また、スピーディかつ的確な対応を行なえば、お客様との新しい信頼関係が芽生えて、取引額が増えるといったいくつものメリットがある。

ところが、言いがかりや因縁をつけられたのでは、失うものばかりで、メリットや得るものはない。

あったとしても、あんなタチの悪い連中に二度とつけこまれてはならないという教訓ぐらいのものだろう。

言いがかりの処理のために貴重な時間を費やしたり、高い授業料を払うのはそれこそ愚かな行為以外のなにものでもない。

これを避けるには、未然に防ぐ、すなわち相手にスキを与えないというのがたった一つの手段である。

担当者が責任をもって処理しなければならないクレームというのはたいていの場合、つぎの三つである。

1.商品の品質や機能に対するクレーム

2.アフターサービスについてのクレーム

3.ユーザーの使用方法の誤りや誤解にもとづくクレーム

                                                                                                   :「サービス学」 を参考とした


M:格言集

                                                  

内容が増えてきましたので独立させました。 → 「今日の格言」をどうぞ。

       


N:組織事故防止に心理学活用を

                                                   

1999年は「組織事故の年」ではなかったか。

1月に横浜市立大学病院で手術患者の取り違え事故が起きた。

その後も2月に東京都立広尾病院で消毒剤の誤注入、

7月に杏林大学病院で頭部に刺さった割り箸の見落としなど、患者が死亡する医療事故が報道された。

JR山陽新幹線のトンネルでのコンクリート落下事故や、茨城県東海村での臨界事故も国民にショックを与えた。

これらの事故は原因や影響が組織全体にわたる『組織事故』である。

組織事故の調査は「責任追求」のためにだれがエラーを犯したかを調べて処分するのでなく、

組織の問題点を明らかにする「原因究明」の調査でありたい。

しかし、従来の調査は個人のエラーや技術的問題に主眼を置き、組織全体がリスクを拡大し安全システムを外してしまう

心のプロセスを明らかにしていない。

そこで集団や組織に関する心理学の研究知見を活用することを提案したい。

コンクリート落下事故と臨界事故の共通点は、組織幹部が本来の設計や正規のマニュアルとは異なる手抜き工事や

裏マニュアルを指示.容認していることだ。

現場作業員も組織の効率優先に従い働いていた。 医療事故の場合も、その多くに組織的な「ルール違反」や情報伝達の失敗が見られる。

いずれの事故の背景にも、社会心理学の研究で明らかにしてきた集団の心理過程がある。

まず、人は危険な行為でもいったん始めるとリスクを過小評価する傾向があり、集団になるとその傾向が強まる。

また、専門的知識を持つ者がリスクを知っていても、専門性の低い者にリスクが伝わりにくいと感じれば伝えることすら怠る傾向がある。

さらに、一度危険な作業を始めた集団では、疑問を感じる者があっても「効率」の前に声を上げてはならないという心理的圧力を受け、

すべての集団成員が危険な行動をとる同調行動が起きる。

このような集団の心理過程を分析した予防策でない限り次の組織事故を防ぐことはできないだろう。

さらに、万全の事故予防対策をとっても人間の想像を超えた事故が起こることがある。

そのために事故発生時の対策が必要である。

緊急時の避難や被害拡大防止の意思決定を行う責任者は、パニックやリーダーシップに関する社会心理学の研究成果を学ぶ必要がある。

被害者の心理面への配慮、事故を起こした職員の教育と心理的ケアなどについては、

臨床心理学や教育心理学の知見や実践が役立つはずである。

産業界では、心理学は現場の生産性向上や個人のエラー防止に利用されてきたが、組織全体の安全対策については十分に活用されていない。

心理学では、事故への対応によって組織を、危険に目をつぶり事故を隠す「病的組織」、

事故発生後もその場限りの手当てで済ます「場当たり的組織」、次の事故を防ぐ契機とし抜本的改善策を講じる「生産的組織」に分類している。

事故予防には一度で効く特効薬はない。 どのような安全な組織を作っても、安全を求める努力を怠るとすぐに安全でない組織になる。

組織の潜在的な危険を絶えず探し、危険を避けるための具体策を講じる絶え間ない活動だけが安全を得る方法である。

そして、いずれの業界でも望ましいのは「生産的組織」である。 日本が今後も科学立国.技術立国を国是とするならば

「組織の安全」を緊急の国家課題とすべきである。

臨界事故については、世界中が国の事故調査と改善がどのように行われるか注目している。

折しも12月4日に環境庁国立水俣病総合研究センターの「水俣病に関する社会科学的研究会」が報告書を出し、

企業の責任だけでなく、厚生省や通産省の対策の遅れが被害を拡大させたと指摘している。

これまで、航空や原子力の大事故が起こると個別に事故調査委員会が作られたが、

政府はこれら組織事故の共通点を探し改善策を勧告する「安全」の総合研究機関の設置を急がなくてはならない。

そして、医療.鉄道.航空.原子力など技術面の専門家がほとんどであった従来の事故調査委員会に心理学の専門家を加え、

「安全」の総合研究機関に心理学を活用すべきである。

1999年12月31日 朝日新聞「論壇」より 投稿:北九州大学社会心理学教授:山内隆久


O:私の好きな川柳    (作者は別にいます!!)

 

会社川柳                       

パソコンで減らしたつもりの仕事増え       方針を出すたび会社悪くなり         ハイハイと返事は軽く尻重く

我が社にも「もののけ」いるが姫じゃない     部下よりも自由に動くマウスかな      再雇用再出発で再倒産

大船に乗ったつもりが難破船            窓際は背中ポカポカ首スースー       ゴミだすな紙を減らせと出る文書

良い提案言ったら最後責任者           ワープロで人差し指にタコができ       正論を大きな声が曲げていく

窓際は我が社にないと肩たたき          一気飲み茶柱知らぬ缶育ち         出る杭を打てない抜けない情けない

売る人の顔見てやめた化粧品          万歩計持ってるだけではやせもせず     ストレスを腹に溜めすぎ肥満体

定年まであると思うなこの会社          女子社員飲む喰う歌うの三拍子       ストレスの割に貧しい昼ご飯

社員数昔は自慢今負担              「知恵を出せ」出る知恵あればここにいぬ  休みたきゃずっと休んでいいんだよ

車線減り出世街道大渋滞             スカートのホックつまんでくしゃみする    「知恵を貸せ」貸したらおしまい「君がやれ」

選べないお客と上司と宝くじ            改善の行きつく先は元どおり         退社ベル鳴ったとたんに去る眠気

ああ言えばこういう奴ほど偉くなり        化粧(ぬる)ほどに勤務(つとめ)の長さ肌で知り  詫びと錆身につく頃が定年時

午後からは睡魔がきたりて舟を漕ぐ       ウィンドウズ窓は開けたが閉められず    人が減り給料減って仕事増え

一芸に秀でたつもりが変わり者          OA機電源切れば俺の勝ち          少数になって精鋭だけが欠け

窓際もだんだん増えて活気出る          ワープロで金釘流の過去を消し       帰り際取らなきゃよかったこの電話

ひどいけどここをやめればなおひどい       陰口をたたく奴ほどゴマをすり        朝不調昼間まあまあで夜元気

上役の命令ファジーで僕ビジー          我が社風出るに出られぬぬるい風呂    常識も世代違えば非常識

正論を吐かぬ聞かぬが出世道   

禁煙川柳                       

会議後の吸い殻多し成果無し           隔離され話が弾む喫煙室           禁煙に負けない強さの意志で喫う

マイホーム川柳                    

入歯見て目もはずしてとせがむ孫         女房に簿外債務の監査され          皺できて眼鏡は化粧の一部です

貯金なし証券もなし被害なし            七五三払ってたまげて父誤算         「援助して」妻に頼んだ「交際費」

マイホーム建てたパパだけ部屋がない      マイホーム川を渡って3県目          マイホーム猫の額で犬を飼い

我が家では子供ポケモンパパノケモン      病欠のTELは必ず月か金           子のおもちゃ俺の背広と同じ額

ポケモンの名前覚えて九九いえず         菜園で作る野菜は高くつき          妻の後入る湯船にお湯を足し

朝帰り女房かわりに里帰り             悪趣味も言葉変えればマイブーム      ゴマすらぬ体重計を蹴っ飛ばし

家建てた通いきれずに家借りた          発想の転換までもマニュアル化        飛び乗った電車はとなりの駅止まり

あとすこし山道登ればやっとうち          無駄なこと省いてみれば仕事なく       健康家目に隈つくりフィットネス

気がつけば妻も会社も髪も消え          胃カメラに乱れた暮らし覗かれる        家族だと信じた犬に噛みつかれ

定年で暇はできたが友がいず           四十肩治ってすぐに五十肩           嗜好品それより好きな試供品

シングルといってもただの独り者          シャンプーが長持ちする年になり       我が家でも不良妻権処理できず

乾杯の音頭が長すぎ泡が消え          義歯となり還暦夫婦噛み合わず         眉毛剃り手元狂ってお公家様

大証券無縁のパパがたのもしい         金と暇できた頃には杖が要る          ばあさんと呼ばれて嘘の道教え

着太りと思っていたけど13号           仕事をせず口つつしまず化粧せず       ひらめいたその瞬間に皆忘れ

深酒は金も出るけど糖も出る            Eメール今送ったよと電話かけ          物忘れ忘れたことも気がつかず

会社より故郷が近いマイホーム          すっぴんで一日仕事五時メイク         また寝坊ついに親族死に絶える

ゴミ袋下げてパジャマに見送られ         お先にと退社はしたが終電車          ダイエット今食べたのは明日の分

一戸建て手が出る土地は熊も出る        さようならおはようよりも弾む声         遠吠えの癖はやっぱりボクの犬

床屋さんいく暇あれど髪がない          就職難入った会社は経営難           厚化粧ハエはとまれど蚊は刺せず

石油危機!使ってください皮下脂肪       芝よりもキャディの年を先に読み         クレジット支払かさみ暮れじっと

親の夢次々消して子は育つ            ボーナス日裏を返せば返済日          毎日を規則正しく不摂生

ダイエット乗馬に通い馬が痩せ          出来ないと元気に言う新人類          運が悪い人で成り立つ宝くじ

久々の化粧に子供あとずさり           適当にしたらと言ったら何もせず         連れ込むな!私は急に泊まれない

まだ寝てる帰ってみればもう寝てる        手となって足になっても首になり         耐えてきたそういう妻に耐えてきた

食べて糖飲んで血圧吸えばガン         愛の巣も安心してたらクモの巣に         「ゴハンよ」呼ばれて行けばタマだった

やせてやる!これ食べてからやせてやる!   テレビよりワイドになった古女房         気がつけば手綱に化けた赤い糸

深夜でも三つ指ついて猫のタマ          一戸建てまわりを見れば一戸だけ        陸釣りでしとめた妻はいま鵜匠

錯覚とムダが支える化粧品            恋女房いつのまにやら肥え女房         目は一重アゴは二重に腹は三重

振り向くな運転中と化粧中            こりゃ誰だこの歌なんだおおみそか       逆らわずいつも笑顔で従わず

ダイエットグラムで痩せてキロで肥え      ダイエット犬の散歩で犬が痩せ          ジョギングで足腰鍛えてガンで死に

あれほどに塾に通って普通の子

大阪弁川柳                     

命までかけた女てこれかいな           試食品そない食べんとわからんか        金のため法も正義も捨てまっせ

葬式で会いボロいことおまへんか        標準語それがなんぼのもんやねん        そやけどな失楽園はしんどいで

ムチャ厚い脂肪と面と人情味           どつかれたらどついてこんかあかんたれ     どもならん娘でっけどあんじょうに

だれやらがなんとかしはってあれやがな    なんやねんたまごっちって旨いんか        ちゃいまっかそうでんがなで仲間入り

大阪弁あきまへんしかしりまへん        猿ちゃうわ人の祖先は狸やでえ          あかんいうてからがほんまの勝負やで

「あきまへん」「どもなりまへん」「わややがな」  えらいこっちゃ母とおんなじ笑いじわ      なんぼやねん買うたるさかいに言うてみい

まかしとき大阪弁で値切ったる         こうなりやぁ百まで生きてこましたろ        元気だっせ景気はわいが作るんや

悩みなら売るほどあるで買うてんか       いやな顔せえへんやろかワンメーター      言うたやろ世間なめたらあかんのや

消費税とりまっかいなそんなもん        「なんでやねん」二歳でつっこみマスターし    そやさかい値切らなあかん言うたやろ

どついたろかと幼稚園児が風を切る      泣くもんかべっぴんさんが台なしや         物言えばほんまでっかと間が入る

喪服まで用意したのに「まだでっか」      いてまえを板前さんと勘違い            テレショップおまけするならまけてんか

失恋の一つや二つなんやねん          よめはんに愛してるやて言えまっか        天敵が上役になりもうあかん

安おまっせ声するごとに嫁走り         食べるだけ食べて女がほなと去ぬ         酒やめて何の楽しみおまんねん

おっちゃんなあ六百円だけ安ならへん     誰がそんなこそばいとこを触るねん         おこるのもみんなあんたをおもてやで

ええ話してはるやんか聞きなはれ       それほって投げるんちゃうで捨てるんや       好きやねん厚い情けと大阪弁

「なおしとけ」「壊してません」「しまうんじゃ」 優しいと優柔不断ちゃいまっせ            嫌いやてぎょうさん金を使わして

無茶苦茶でござりまするがなと世紀末    なんでやねん結婚前とちがうやん           学歴と背丈収入なんぼやねん

馴れんことしたらあかんと言うたやろ     知っとれば飲ませなかった泣き上戸          チャウチャウかチャウチャウちゃうでちゃうんちゃう

泣かんといてうちかて泣けてくるやんか    別れよかうまいもんでも喰うてから          リストラて言うたらクビのことやんか

みてくれはええけど中身どもならん      欲しいねん金と女とツッコミと             選挙だけかける電話はやめてんか


P:私の失敗談       

その1.電車の中で

○橋に勤務していた頃のことです。

朝の地下鉄はよく混みます。

ドアの中央付近に立っていた私は、途中駅からさらに押し込まれ身動きの出来ない状態に。

電車の揺れに身を任せていると、ふと背中にやわらかい二つの感触が・・・・・

おじさんですから素直に『今日はついてる』、と思いました。

何駅かが過ぎてまもなく私の下車する駅に近づいてきました。

その間も混雑はひどく、それでも”背中の娘はどんな娘だろう?”と気になってしかたがありません。

しかし、振り向くことなんかできない状態です。

ホームに降りた時に振り返って確認しよう!!

そうして、ドアが開いてホームに押し出されてすぐ振り返ってみると『私の後ろには若い女性なんかひとりもいない』のです。

いたのは、『太ったおじさん』でした。

朝から恥ずかしい勘違いをしていた自分自身を棚に上げて、そのおじさんに『まぎらわしい体型するな!』と怒鳴ってやりたくなりました。

そうして、その日は一日中”不愉快”だったことはいうまでもありません。

 

その2.電車の中で−続編

やはり地下鉄の中で。

前日まで出張でしたので、その朝は会社へのお土産(お菓子)を紙袋に入れて手にさげていました。

その日は特に混雑して、途中駅での乗降客にもまれました。

そうして下車駅で、ホームに降りたら、さげている紙袋が”やけに軽い!”のです。

さげているはずの紙袋を見ると・・・・・ない!!!

そうです、私が一生懸命握っていたのは『紙袋のヒモ』だったんです。

紙袋は車内の混雑でちぎれて、霞ヶ○方面に行っちゃった・・・・・

 

その3.引越しの翌日

長女が生まれてまもなくのころですから、○○数年前になります。

○○区から○○区に引越しし、新しい住まいから最初の出勤の朝。

通勤時間はだいたい把握していましたが、出勤の準備が少し遅れ、あわてて靴を履いて駅に駆け出し電車に飛び乗りました。

そして、途中の乗換駅でホームに降りた時、ふと足下を見て『愕然』としました。

なんと、左右の靴の色が違う! しかも片方はヒモの靴でもう片方はヒモなし!!!

このままでは会社にいけません。行ったらきっと定年まで笑われます。

瞬間、遅刻覚悟で家に戻ろう、と思い反対方向の電車に乗りました。

都心から離れる方向の電車ですから、通勤時間帯とはいえ当然乗客は少ない。

飛び乗った電車は、”空いた席は無いが、立っている人は1〜2人程度”という状態。

そうなんです、座った乗客からは『立っている私の左右の靴の色が違う』ことがまる見えなんです。

私は、ドアのそばに立って、片足を妙にくねらせ、どうか知った人に出会わないように、とずっと願っていました。

そうして最寄り駅についても、家まで走って帰りました。

息を切らせて帰って来た私を見た家内、『どうしたの?』。

とにかく恥ずかしい一日でした。

その日? もう会社に行く気力はありませんでした。

会社に電話して、『申し訳ありませんが体調が悪くて・・・・・』。

 

その4.胃痛

最近の話です。

通勤の朝、電車の中で突然の胃痛が。

周期的に強く痛むのです。

以前経験した”十二指腸潰瘍”の痛みよりもさらにするどい痛みでこれは未経験。

会社でも午後から、そして帰りの電車の中でも痛み、翌日も同様でした。

3日目、今日も痛むようなら病院に行こうと思いながら出勤の支度を。

朝のお約束、脱糞の時間。

何年も前から、健康状態を確認するには”ウンチ”を見ろ、と言われていましたからその朝も当然確認しました。

すると、パックされたままの常用薬が”そのまま排出されている”

常用薬は2種類飲んでいますが、たまたまひとつの包装を破かないまま飲んでしまったようです。

そんなことがあるか、といわれても『自分のお尻から出て来たんですから』。

想像するに、消化で胃が収縮して内容物を腸に送り出す時に”包装されたままの薬”が胃の出口にひっかかり、

その痛みだったようです。

その証拠に、排出を確認した後は痛みはウソのように消えました。

赤瀬川原平さんの書かれた『老人力』という面白い本に、”物忘れがひどくなったら、嘆くのではなく老人力がついてきた”

というふうに考えるのだ、というようなことが書いてあります。

私も50歳をわずかながら超え、すこしづつ”老人力”がついてきた?

 

その5.変な味の歯磨き

二日酔いの朝、歯を磨いていたら”いつもと違う味”がしました。

うがいをして、歯磨きチューブをみたら、『つるっとこめぬか洗顔フォーム』とかなんとか書いてあるのです。

チューブのサイズが同じで、商品名を書いてある方が向こう側になっていたのでわからなかったのです。

でも、まぎらわしい場所に何も並べて置いておかなくてもと思いました。

犯人は、家内か長女か。

仕返しに、シェービングクリームを向こうむきに置いてあるのですが”ちっとも減っていない”ので、まだ誰も間違えていない?

 

                                      


 

その6.無線機の改造       

『ラジオライフ』という本があります。

ここでいうラジオとは、昔、娯楽の少なかった頃ゴールデンタイムにやっていた

連続放送『笛吹き童子』とかを聞いたあのラジオではありません。

無線機のことです。英語風に発音すると『レイディオ』です!!

通常市販されている無線機は、送受信できる周波数帯が決められています。

しかし、聞くことのできる受信周波数の幅を広げる事が出来るのです。わずかな改造で。

これは、裏ワザでも隠しワザでもありません。 (改造したものを売っている店も少なくない。)

どの機種はどこをどうすればよいか、ということが先の『ラジオライフ』という本に書いてあります。

まぁ、その本を買っても500円くらいですから、所有している同機種の無線機の事が出ていれば損はないのですが、

わずか数行のその改造記事のために、わざわざ買う事もない。

そこで、本屋でダウンロード(立ち読みで暗記)してきました。

(ほとんどの場合、内部のジャンプ線を切り離すだけです。)

自宅でさっそく、無線機の裏カバーを開けて、右から二番目のジャンプ線を切り離した。

スイッチ、ON。 うんともすんともいわない。

間違えた(記憶違い?)ようだ。

結局、素人が持っている半田コテでは、今切り離したごくせまい箇所のハンダ復旧は不可能。

メーカーに修理に出す羽目に。

わずか500円を惜しんで…・・余計な出費を…・・ 返送されてきた修理品に『個人での改造はおやめください』とのメモが。

住所も名前も知られてしまって、恥ずかしい!

 

その7.老眼鏡は一つだけでは役に立たない

メガネ(老眼鏡)はよく小さなネジがゆるんだりして、これを修理するには極小ドライバーだけでは出 来ないことがわかりました。 

なぜなら、老眼鏡無しでは修理しようとしても極小ネジがよく見えず、もうひとつの老眼鏡が必要なのです。!

最近の重大な発見でした。


 

Q:参考  

2000/12/16 ”全国、夜の盛り場ご案内”として独立させました。           


R:男と女

 

最近読んだ本に書いてありました。

女を必ず満足させるには

身体に触れ、賛美し、甘やかし、良いところを思いきりほめる。

肩を揉み、壊れたものは直してやる。

共感し、セレナーデを奏で、お世辞を言う。

支え、食べさせ、なだめすかし、じらして、ユーモアをきかせ、刺激する。

なでて、慰め、抱きしめ、お肉のついた部分は見ない振りをして、寄り添い、興奮させ、あやす。

守り、電話をかけ、期待し、軽くキスをして、鼻をうずめ、許し、アクセサリーを贈り、楽しませ、うっとりと見つめ、荷物をもってやる。

命令に従い、悩殺し、注目し、信頼し、擁護し、服をプレゼントし、自慢する。

あがめ、認め、言いなりになり、抱擁する。

君の為なら死んでもいい、君のことを夢に見るといってやり、からかい、喜ばせ、強く抱きしめ、気ままを許し、偶像視して、信仰する。

男を必ず満足させるには

裸で目の前に立つ。


S:子供じみた親たちへ

2000/11末の朝日新聞の投書欄より

「母親の学習塾」ができるという。

「塾生募集」のチラシには教科書による学習をはじめ、自己表現やリラクゼーションなど最新の「学習方法」が書かれている。

目的は「子供たちの健全な育成」だ。 でも、正直言って私はムダだと思う。

そもそもバランスのとれた健全な母親がとても少ないのだから。

幼稚園教諭になって八年、個性あふれる母親たちとイロイロなことがあった。

でも去年の学芸会はさすがに落ち込んだ。

「お殿様」より「お百姓さん」の衣装のほうがキラキラで立派だったのだ。

その衣装は、園側が色を指定し、役の付いた子供の母親がそれぞれ手作りしたのだった。

わが子を目立たせたい親心は分かる。

しかし「お百姓さん」の衣装が、ラメ入りの生地でスパンコールのツギ当てはないだろう。

青色を指定された子の母親は、「うちの子、青は似合わないんですけど」と真顔で詰め寄ってきた。

運動会では、我が子の決定的瞬間を撮ろうと、トラックに入る「パパラッチ」が必ずいる。

注意したら、「他の親にも言ってくれないとずるい」と言われ、あぜんとしたこともある。

まるで子供だ。

子供は親のするとおりにする。

純粋なのだ。

自分の子がほんとうに可愛いのなら、どうぞ、子供に向ける目を自分自身に向けてほしい。

母親の学習塾を作るなら、まず本人の常識を教えてほしい。

夢と情熱を持って選んだ仕事だが、我が子しか見えない母親にほとほと嫌気がさした。

来春退職する。

世田谷区 幼稚園教諭 29歳

 

先日、新幹線の京都駅で『厚底靴、超ミニ』のヤマンバが、1歳半くらいの子供を横抱えにして、ホームで電話をしているのを見ました。

すぐ横で、白人の老夫婦が、そのヤマンバを上から下までまじまじと観察していました。

日本の誇る古都、『京都』で、『何人か?』不明な人種を見て、驚いている様子がありありでした。

このヤマンバはすでに母親になっているわけで、決めつけるわけにはいかないが、上記の投書のような母親になるのかしらん?

人間は服装で判断してはいけないと言うが、実際には『服装はその人をよく表わしている』と思います。

どんな業種でも、一流と言われる人達は、仕事中でも私生活でも『きちんとした身なりをしている』ものです。

まわりを見回せばすぐわかることであります。


 

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