ようやく、露出です。
今まで、絞りとシャッターのことをやったので、だいぶわかってきたのではないですか?
最近のカメラは、AE(自動露出)ですよね。
しかも、AE露出モードにプログラムオート、絞り優先オート、シャッタースピード優先オートとありますね。
何、まだあるって。そんなことは知っているけど、AEの基本は上の3つだ!
それに加えて、マニュアルモードがありますね。
最近の雑誌を見ると、マニュアルモードも何種類かあるように書いてありますが、あれは露出を何で取ったかだけでマニュアルモードは1つしかありません。(だまされんようにね)
まあ、余談はおいといて。
先にマニュアルでの露出の決め方を書きますね。
だいたいカメラに露出計が入っていますので、露出計の指示で露出を決めます。
そんなことわかっているって、そりゃそうでしょうね。
だけど、女の人の顔写真を撮るとき、いくつに絞ればいいかわかりますか?
ヒコーキが飛んでるの撮るのにシャッタースピードをいくつにすればわかりますか?
ほーら、それがわからないでしょ。ですから、そこらを説明しますね。
被写体によって、決め方が変わるので、具体的な例を挙げます。
項目 | 順光線 | 斜光線 | 逆光線 |
飛行展示 | 1/2000 F8 | 1/2000 F5.6 | 1/2000 F4 |
地上展示 | 1/500 F16 | 1/250 F16 | 1/125 F16 |
モデル | 1/8000 F4 | 1/4000 F4 | 1/2000 F4 |
ISO400で晴天時の10時から14時ぐらい
上の表をご覧になればわかると思いますが、飛行展示の時はシャッタースピードを固定しています。
これは飛行展示は速いですから、飛行機を止めるため、速いシャッタースピードを使います。
地上展示とモデルでは絞りの値こそ違いますが、絞りを固定しています。
地上展示は隅々ピントを合わせたいから、被写界深度を深く取るために絞ります。
逆にモデルの時はピントを顔だけに合わせたいから、被写界深度を浅くするために開けます。
ご自分のカメラに1/8000,1/4000が無い方は、絞りで調節するか、フィルム感度を落とします。
また、お手持ちのレンズの開放F値がF4より暗い方はシャッタースピードを開放F値に合わせて遅くします。
これは全て同じ露光
どうやって、変えればいいかわからない方もいると思いますので、露光の仕組みを説明します。
絞りは水道の蛇口の開け方、シャッタースピードは蛇口をあけている時間、フィルムをバケツと思って下さい。
バケツに水を一杯にくむこと想像して下さい。
蛇口をたくさん開けば、汲んでいる時間は短いですよね。逆にちょっとしか開けないと汲む時間はかかりますよね。
でも、一杯に汲むことには代わりありませんね。
これが露光なんです。フィルムが感光するにはある程度の光が欲しいんです。
その光の量をコントロールするのが絞りとシャッタースピードなんですよ。
絞りを開ければたくさん光が入りますからシャッタースピードは短くてすみますし、絞れば光が減りますからシャッタースピードを遅くします。
絞り | 4 | 5.6 | 8 | 11 | 16 | 22 |
シャッタースピード | 8000 | 4000 | 2000 | 1000 | 500 | 250 |
ISO400で順光晴天時の露光です。
全て適正露光です。絞りを1個絞ったら、シャッタースピードを1個遅くする。
長くなっちゃたなぁ。
実はこれが理解できれば、AEの説明はいらないんだけど。
まぁ、そうは言ってもそこが知りたいでしょうから、次のページ書きますね。