私鉄時刻表への招待 第5回 東京急行電鉄 その3


3.協和企画第2期(第8号・第9号)

第8号
東急電車全線標準時刻表(第8号)

  • 発行年月日:平成4(1992)年9月
  • 監修:東京急行電鉄(株)鉄道部営業管理課
  • 制作・発行:株式会社 協和企画
  • 資料協力:弘済出版社
  • 定価:400円

     第8号から製作・発行が再び協和企画に戻り、東急電鉄は監修に回りました。この号では、折り込みに掲載された渋谷駅案内図や、他社線所用時分表は弘済出版社が資料協力をしています。内容を見ていくと、まず折り込みの路線図の様式が再度変更され、巻頭カラーページには「東急の電車図鑑」と題して30ページにわたって車両紹介が掲載されています。本文では大きな変更があり、今までは東横線の平日・土曜・休日ダイヤから始まり、次に田園都市線というように各路線ごとに掲載されていましたが、この号からは東横線の平日ダイヤの後には田園都市線の平日ダイヤというように平日(白ページ)、土曜(緑ページ)、休日(ピンクページ)ごとに掲載されるように変更になりました。また、急行・快速は今までのカラーのアミ掛け表示からグレーのアミ掛け表示に戻っています。バスのページは黄色ページとなっています。

    第9号
    東急電車全線標準時刻表(第9号)

  • 発行年月日:平成7(1995)年2月
  • 監修:東京急行電鉄(株)鉄道部営業管理課・東急バス(株)運輸部運輸課
  • 製作・発行:株式会社 協和企画
  • 定価:400円  この第9号から東急バスも監修を担当するようになりました。内容を見ていくと、まず目次部分に各路線の改正日時が掲載されるようになりました。巻頭のカラーページは16ページにわたって「東急沿線ガイド」が掲載されています。本文では急行・快速の区別をグレーのアミ掛けの濃淡から、アミ掛けは同じ色にして文字の太細で区別する方法に変更されており、土曜ダイヤは緑ページから青ページに、バス時刻表は黄ページから薄緑ページに変更となっています。他の部分は第8号とほぼ同じです。


    5.自社企画編集発行へ〜セラン事務局〜へ次回更新をお楽しみに
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