1986年9月発行の第4号より東急電鉄自身は監修に回り、東急グループのアド・東弘が企画・制作・発行を担当することになりました。カラー折り込みの路線図からお手洗い設置駅の表示が消え、本文では急行・快速が網掛けから色表示(オレンジ色の濃淡)に変更されました。この第4号・第5号での大きな変更点としては、追い越し・追い抜き表記を取り止めたことです。取り止めた理由については不明ですが、追い越し・追い抜きの少ない東急とはいえ、今までの表記が変更されたことで違和感が感じられました。また、第5号では巻頭にカラーグラビアが登場し、「東急沿線百景 東急沿線のカルチャースポット」が32ページ掲載されています。さらに東急バスの時刻表の掲載も開始され、昭和24年の東横線ダイヤがおまけとしてつけられました。おまけは完全に鉄道ファン向けだろうと思います(^^;;
この第6号から急行・快速の追い越し・追い抜き表示が復活しました。また、カラーグラビア「東急沿線百景」は第6号では巻末に移動し、「発見!いい味いいお店」と題して31ページ掲載、第7号では再び巻頭に移動して「写真で綴る今昔物語」と題して29ページ掲載されています。なお、第7号では東急電鉄の発行に戻り、綴じ込みの路線図が臨時号(後日紹介予定)と同じものに変更され、本文中の所々に過去の切符や記念乗車券が紹介されています。
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