ポスティング


いわゆる、「チラシをポストに直接入れること」の意味です
新聞折込のチラシは含みません
ピザやマンション販売のチラシが、割合的には多いのではないでしょうか
当社では従来の新聞折込チラシに加えて、数年程前からこの「ポスティング」を行っています


新聞折込にチラシを定期的に入れているのに、何故ポスティングを行うのか?と言うと

@新聞折込と比較して、コストが圧倒的に安い
Aそもそも新聞を読まない層が増えている
B基本的に町単位の新聞折込ではなく、「歩いて5分以内」のようなエリアでも可能

・・・といったメリットがあるからです
この情報化社会において、「主に使う媒体」は人によって大きく違います
チラシであっても、新聞折込は読むけれどポスティングのチラシはゴミ箱行き、
という方も多いのではないでしょうか


また、「新聞を取っていないのでチラシを見る事がなく、情報収集は主にインターネット」、
という人達は、今後増える事はあっても劇的に減る、という事は可能性として低いと思われます

そのため、当社の存在を知ってもらうために、
「シミヌキや仕上げにこだわったクリーニン店が、ここにあります。
 もしかして、あなたの探しているクリーニング店は、当社のようなお店ではないですか?」

というメッセージをより多くの人に発信しようとした場合、
新聞折込のチラシ+ホームページだけでは厳しい、と判断しました

マクドナルドの折込チラシに付いているようなクーポンを、
当社のポスティングのチラシにも付けていますが、
実際にこのようなクーポンは、回収率が何%程度あれば「成功」と言えるのでしょうか?


答えは、業種やクーポンの内容にもよりますが、
「1%の回収率で、上々の成果」といった所のようです
100枚チラシをまいて、1枚のクーポンを使用、という計算になります

チラシを見てそのお店を利用したけれど、クーポンは使わなかった、
という事も勿論あるとは思いますが、来店動機を完璧に調べる事は難しいため、
あくまでクーポンの回収率で考えます


宅配ピザのチラシはなぜ、あんなにも頻繁に入っているのか
それは、「チラシを入れたタイミングで、宅配ピザを利用しようと思っていたような人」
を自店のお客様にするためです

たまたまピザ食べたいと思っていた、という人はもとより、
親戚が子供を連れて遊びに来るとか、ちょうど誕生日パーティーだったりとか、
そういった「宅配ピザの需要があるタイミング」を逃さないために、
連日のように宅配ピザのチラシがポストに入っています


今回はここまで。久しぶりに続きます
次回は、「では、クリーニング業界のポスティングってどうなの?」
という点について話をしたいと思います







第五十四回:ポスティング@

「クリーニング業に携わる人間からすると当然の事であっても、
お客様からすれば当然でない事はたくさんある」


常々感じていたそのギャップを少しでも埋めるため、このコラムでは、
クリーニング業者から見た、衣類に関する様々な豆知識を公開しています

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第五十四回は、「知ってもらう方法」の一つについて