座右の銘をお探しのあなたに
I help that you search the motto.
「おもいつくまま」も見てくださいね、役に立ちますよ。
つもり違い10箇条
一、強いつもりで弱いのが 根性
ニ、弱いつもりで強いのが 我
三、高いつもりで低いのが 教養
四、低いつもりで高いのが 気位
五、深いつもりで浅いのが 知識
六、浅いつもりで深いのが 欲望
七、薄いつもりで厚いのが 面の皮
八、厚いつもりで薄いのが 人情
九、少ないつもりで多いのが無駄
十、多いつもりで少ないのが分別
努力 岡山県警本部長 平沢勝栄さんが新聞のコラムに書かれていたこと
欧米人を見ていて感心することがいくつかある。
まず第一に、スピーチも含めて自分を表現する技術が極めて優れていることだ。
原稿無しで、ウィットやユーモアを交えて見事なスピーチをする。
幼い頃から学校などで人前で話をする訓練を徹底して受けているからだろう。
かつてジャーナリストの松山幸雄さんが「人前で話す時には三つの「I」と三つの「P」を心掛けよ」と書いていた。
三つの「I」とは、
Informative 情報がある
Interesting 面白い
Impressive 感動を与える
三つの「P」とは、
Personal 個人的な体験、感想が入っている
Persuasinve 説得力がある
Provocative 好奇心を刺激する
会合などで「本日ここに....」で始まる無味乾燥なあいさつの多い筆者としては「反省」である。
もうひとつ感心することは、相手の名前を実に良く覚えていることだ。
二度目に会った時には、必ずといってよいほど相手の名前を呼ぶ。
途端にその場の雰囲気が和らぎ、親密感がわくから不思議だ。
かつて、ある英国の知人に、名前と顔を覚える秘訣を聞いた。
彼は「IRAだよ」と言う。
テロ組織のIRAではない。
Iは、Impressin 印象を覚える
Rは、Repetition 名前を繰り返す
Aは、Association 類似のものに関連付ける だそうだ。
そう言えば国際事業団総裁の柳谷謙介さんは、もらった名刺に似顔絵を描いて覚える努力をしておられるという。
何事も努力、努力なのである。
聞き役に徹する時
現代は饒舌の時代である。
女は控えめがいい、男は黙っているもの、と控えめや沈黙が重んじられた時代と違って、
今はしっかりと自己主張するのがよいとされている。
女性のおしゃべりというのは昔からあったが、男性も軽やかにことば遊びを楽しむようになった。
みんなが饒舌になると、にぎやかで楽しい光景があふれてくる。
それはそれでよいのだが、何か満たされない感じがどこかに残る。
なんだろうか。
昼間の喫茶店をのぞいても、夜の居酒屋やパブをのぞいても、老若男女よくしゃべる。
すさまじい喧燥である。
特に、夜の酒の場ともなると、よほど大きな声でないと会話が成立しない。
イッキ、イッキと元気にはしゃいだり、陽気にからかいあったり、カラオケを楽しんだり。
昼間の職場のストレスを一気に吹き飛ばす勢いがある。
そこに足りないものはといえば、心からの対話ではないか。
その場を楽しいものへと盛り上げることばかりをみんなが意識する。
最近体験したおかしな出来事やちょっとした笑い話、共通の知人の噂話などをおもしろおかしく披露したり、
ジョークをとばすことはできる。
だが、ふと胸をよぎる孤独やむなしさ、人生の意味や現在の自分の生活に関する疑問や悩み、
そんなものを口にだすにはよほどの勇気がいる。
勇気を出して内面的な話を持ち出したところで、「暗い」の一言で片づけられたり、笑い話の材料にされたり、
なにを場違いなことを言うのだろうと言いたげな視線で無視されたりということになりがちである。
こんな時代にこそ求められるのが、静かに胸のうちを吐露するのにつきあってくれる相手である。
面白くない話であっても、自分とは境遇や感受性が違いすぎて共感できないという話であっても、
いっさいの批評抜きに、無条件に耳を傾けてくれる相手である。
これはまさにカウンセラーの役割である。
にぎやかな時代だからこそ、静かに耳を傾けてくれる聞き手をだれもが密かに求めているのである。
まずは、仲良く騒いでいる仲間にとってのよい聞き手となるよう意識して見よう。
きっと相手もよい聞き手になってくれるであろう。
乱の時代 「価格破壊と規制緩和」にどう対応する?
市場経済優先の方向がいっそう鮮明になりつつある。
現在の状況は、新しい時代を迎える歴史の節目には必ず起こる「乱」である。
「乱」とは、従来のやり方、考え方だけでは通用しなくなり、
次の新しい秩序、枠組みが出来あがるまでの「混乱の時期」のことで、様々なものが淘汰されていく。
これは、惰性、マンネリの中で仕事を続けている会社、サラリーマンも例外ではない。
「乱」の時代に生き残り、なおかつたくましく成長、発展していくための特効薬は、「CSセールス」と「共創」という二つの考え方だ。
CS:Customer's Satisfaction 顧客満足度
従来からの「顧客第一主義」「お客様最優先」などは、お客様を大切にしようという思想や考え方にすぎない。
「お客様に顔を向けて、感動と満足とメリットを創造し、これを提供していくこと」であり、
すなわち、改善や行動などが伴わないものはCSではない。
そのポイントは次の4項目である。
1.ヒューマン(接客態度)
挨拶の仕方から、言葉づかい、服装、マナー、さらにはお客様との会話で 取り上げる話題、ホスピタリティ(おもてなしの心)など、
相手から好かれ、 喜び、感動、楽しさ、満足などを提供していく行動。
2.クォリティ(品質)
ここでいうのは商品の品質ではない。 社格、人格といった会社やセールスマンの能力面での品質のこと。
具体的には、企画力、提案力、判断力、創造力などの品質を高めて提供 していく行動。
3.ソフト(アフターサービス)
必要な情報をリアルタイムで発信することを含めて、アフターサービス、アフターフォローに完璧を期すことがCSセールスの決め手となる。
そうしたソフトを充実させ、提供していく行動。
4.バリュー(価格体系)
セールスマンは自分には決定権がないからと、自社商品の価格に無関心であっ てはならない。
お客様や消費者の購買意欲につながる価格(値ごろ感)に敏感になり、 この商品ならいくらぐらいといった情報を
どんどん社内に流していく ことが大切だ。
また、ローンやリースなどかいやすいシステムも合わせて提案していく行動。
セールス行動をお客様寄りにするだけでとどめるのではなく、部門を超えた 社内に対してもお客様、
消費者の立場に立った発想からの提案をどんど んしていく必要があるということだ。
これがCSセールスの本質である。
「共創」の精神も、これからのセールスマンにとって非常に大切なポイントにな る。
お客様のニーズ、需要があるのに、我が社では扱っていないとか、自社で 作ることは出来ないと、
受注をあきらめているケースはないだろうか。
価格破壊と規制緩和の時代を生き抜くセールスマンであれば、お客様のニ−ズに は絶対に応えるという気迫のこもった姿勢が欲しい。
一人では出来ないが、社内外を動かす意気込みと人脈を育てておこう。