メスイコンタ6×6
カメラ名称 :ZEISS IKON メスイコンタ6×6
レンズ :Novar-Anastigmat 75mm F3.5
シャッター :PRONTOR-S セルフタイマー付
B・1〜1/300秒
二重露出防止装置付
ファインダー :逆ガリレイ固定
フィルム装填 :裏蓋開閉式
大きさ/重さ :W???*H??*D??(レンズ格納時)、D??(撮影時)・???g
生産国 :西ドイツ
今回は、1951年発売の西ドイツの中判蛇腹カメラ。
「メス」は、ドイツ語で「測定」を意味する接頭語。
このカメラの一番の特徴は、単独の距離計が組み込まれていること。ボディ側で距離計目盛を読み取り、レンズ前玉の距離還数字を合わせて、焦点をあわせるという方式。
ちよっと、面倒に思われるが、慣れてしまえば楽しい。目測のカメラとは違い、ピント精度が格段に高くなる。
6×6cmの中判カメラなのに、折り畳んでしまえば、非常にコンパクトになるので、ポケット、バックなどに忍ばせておき、一眼レフのサブ機として使用するのがオススメ。(サブなのに中判サイズの画角を手に入れる事のできる優れもの)
画角は正方形。
レンズ開閉ボタンを押すと、レンズ部が意気よいよく飛び出てくる。まるでビックリ箱そのもののカメラ。
レンズはノバーレンズでも、良く写る。発色には驚かされてしまう。
是非リバーサルフィルムで撮影したいカメラである。
同使用の35mm判カメラ、コンティナUとは違い、開閉前蓋を上側にして構えても、蓋がフードの役目を果たす訳ではないので、逆光時には、添手が必要。
アクセサリーシューも付属しているので、外付けの露出計、ストロボを装着できる。
お気に入りワンポイント
レンズ固定金具のこんな所にも、「ZEISS IKON」の彫込み刻印。