青山博士は、
「いいか、スーパーうさぎパートUサイボーグぴょんぴょん丸よ!今年の町内運動会での二丁目の優勝目指して、今から特訓じゃ!!」
と、叫びました。
「かしこまりました、博士」
と、どこか機械的な声でスーパーうさぎパートUサイボーグぴょんぴょん丸がこたえました。臼井助手が、
「町内運動会まであと10日もないんですよ!それにサイボーグがトレーニングしてどうなるんですか?」
と、言いました。
「なせばなる、なさねばならぬ、何事も!だ、よし特訓開始!!」
と、青山博士は号令をかけました。
それからというもの、町内運動会までのあいだ、スーパーうさぎパートUサイボーグぴょんぴょん丸は青山博士の指示通りに腕立てふせやうさぎとびなどのトレーニングをしました。
・・・そして町内運動会が行われる日がやってきました。
一丁目の町会長さんが二丁目の町会長である青山博士に、
「今年もまたわが一丁目が優勝をいただきますよ・・・悪いがね」
と、嫌みったらしく言いました。