「もちろんです!今日は別にお願いがあって…えっと、ここにいるキガシラさんが住んでいる森にぜんぜん雨が降らなくって、草木がかれてしまいそうなんです。だから博士が持ってる台風を大きくする機械をかしてほしいんです」

「あ〜あ、あれを!役に立ててもらえるのだったらよろこんで…私もいっしょについていってかまわないかい?」

 おいらたち三羽はキガシラさんの森に、台風を大きくする機械を運んだんだ。これがすごくおもい機械でね…汗水たらしてやっと運んだんだよ!

 キガシラさんの森についてびっくりしちゃった!だって、森って呼べるほど木が生えていないんだもの。

「これはひどい!人間たちがみんな切りたおしちゃったの?」

「ええ、そうよ!あんなにたくさんの木をなにに使うのか知らないけれど…」

「それじゃあ、まずは苗木を植えようか?」

っておいらとキガシラさんが苗木を植えていると、いきなりガラパゴス博士が、

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