夏がめぐってきた。夜、暗やみにちらちらホタルが舞いだしたんだよ。何ともこれがきれいでね。ビクトリア先生はすごくよろこんで、ハネジロちゃんとマカロニ君、それにおいらでそれをうっとりながめたんだ。そこへジェンツー君やってきた。

「やあ、ダジャレのライバル君!知ってるかい?ビオトープっていうのはホタルの宿屋なんだってさ!ホタルの宿だけにホタルのホテェィル、ホタルのホテル…フン、今回はすなおに負けをみとめてやるよ!キミと出会ってからというものダジャレのキレが悪くなっちゃって…次はすごいヤツを用意するから覚悟しとけよ!」

ってジェンツー君は一方的にしゃべりたててやみのなかにきえていった。そしてペンギンみんながビオトープに集まったんだよ!フンボルトさんもやってきた。フンボルトさんはマカロニ君のとなりにきて、

「あたしのマカロニさん!あたし、いいこと思いついたの!」

っていったんだ。みんなイヤな予感がした。

まえへ、    つぎへ、

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