っていうと、それをきいたフンボルトさんがいったんだ。
「あんたってホントにバカねぇ。地球があつくなってるってことは、そのあつさにたえられない植物がかれちゃったり、今まで住んでいた土地に動物たちが生きていけなくなったりするのよ!いつもあんたが食べてるオキアミだっていなくなっちゃうんだから… それから、場所によっては大雨が降って大洪水や土砂くずれが起きたり、反対に雨がぜんぜん降らなくなっちゃって砂漠になったりするの…そういえばキガシラペンギンさんの森に雨が降らなくて困ってたわよね」 「それはおいらたちが氷山を運んで解決したんだよ」 「でも、雨が降らなくなちゃったところはほかにもたくさんあるのよ。それに大雨で洪水が起こったら、止めようがないでしょう」 「フム、それは困るね!」 「だからフンボルトよ!キミが作った炭酸ガスを海へすてる機械を使ってどうにかならないのか?」 |