『冷やしたペンギン』

 おいらはアデリーペンギン。南極に住んでいる。

 ある朝、ドーンという大きな音でおいらは目が覚めた。それは南極の氷がわれて海に落っこちる音だった。ドシン!ドシン!と次から次へと氷が海の中へ落っこちた。これはただごとではないと思ったおいらは王様のところへいったんだ。王様のところにフンボルトさんもきていたんだよ。

「王様!氷がどんどん海へ落っこちているんですが…うるさくてねむっていられないんです」

「南極があったかくなっているから、氷がとけるんだ!いや、地球全体があたたかくなっているんだ!」

「地球があったかくなってるの?おいらあったかい方が好きだからその方がいいや!」

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