2013年06月16日発表




時間と空間と桃畑と







【黒沢明監督『夢』の映画を見ながら検証するようにお願い致します】


 今回は、黒澤明監督の『夢』から、一話目から2話目迄の謎を解いてみたいと思います。
一話目の「日照り雨」は狐の嫁入りで、晴れているのに雨が降っているという意味でいうのですが、これは「日本以外全部沈没」の中にあるシュワルツェネッガー戦略とブルーススミス戦略の、ブルース戦略の暗号である事はすぐわかります。そして主人公は少年で黒澤監督自身をモデルにしているようです。
 何故、黒澤監督自身を暗号に使っているのかですが、これはこの映画作りでは、一番偉い人を示していると思います。とすると、秘密結社の戦略上の中心人物を示しているものと思われます。それについて、映画の中では103という数字の暗号で、(103で父さん)、PAPAというローマ法王の暗号が二か所ほど組み込んでありまして、映画全体の中で二人のPAPAがいる事が隠されているのがメインの骨格的暗号であります。(ローマ法王はPAPAという呼び方もあります。映画中の五話目と八話目に暗号化されています)
 ローマ法王のローマは、漢字で羅馬でありまして、秘密結社の意味である馬がある事はわかりますが、問題は羅馬の羅の方であります。何故かと云いますと、この羅という字を分解致しますと、『網(あみ)・つらねる・つらなる』で、更に四に通じる文字まで入っております。要するに、四つの柱の計画に関しての戦略上の中心人物が、ここではローマ法王であるPAPAという事になるわけです。
 また、映画は栄華でありまして、栄華づくりで一番の中心者という事になると思います。

それでは映画の方の解読に入っていきましょう。

ある日照り雨のあった日に、少年は母親から外に出歩かないようにと注意をされました。
それは、こんな日照り雨の日には、狐の嫁入りがあるからだと。
しかし、少年はそんな母の言い付けを破って、近くの山の中で本当に狐の嫁入りを見てしまうのでした。

『深い霧の中を狐の嫁入りの行列が歩いてくる』
二匹の提灯をぶら下げた狐を先頭に、その後ろを新郎新婦の狐の行列が進んで来る。
新郎は一文字笠を被り、その下に赤い頭巾を被っております。その隣には新婦が白無垢の花嫁姿で、並んで歩いています。
新郎の後ろには、同じように編み笠を被り、茶色の頭巾を被った狐が、その後ろには編み笠の下に水色の頭巾を被った狐が五人ほど並んで歩いてきます。
新婦の後ろには、エンジ色の柄、青い色の柄、黄緑色の柄、黄金色の柄、青色の柄、緑色の柄の頭巾を被った狐がそれぞれ後ろから並んで歩いて来ます。
 静かに進んで来る狐の行列は、音楽に合わせてゆっくりと歩いてきます。そして、音楽に合わせて時に左手の方を全員が一斉に見ながら立ち止まります。時に、全員が一斉に屈む様な姿で、口を左手で塞ぎます。
 大きな木の陰で、少年はその狐の行列を見てしまったのでした、そして、ついには狐たちに見つかってしまいました。驚いた少年は、一目散に家に向かって逃げ帰りました。



狐の嫁入りを見た事に対して、少年は母親からきつく叱られます。
母親「お前は見たね。見てはいけないものを見た」
「そんな子は家には入れられません」
「さっき、狐が来て怒っていた。そしてこれを置いていった」
母親はそういって短刀を少年に差し出す。
母親「腹を切って謝れというんでしょう。さ、早く狐のところに行ってあやまっておいで、
   それを、返して、両手をついて一生懸命謝るのよ」
  「並大抵の事では許してはくれない。本当に死ぬ気になって謝らなければ駄目よ。
   さ、早くおいき。狐が許してくれない限り、お前をこの家に入れるわにはいかない」
  「でも、狐の家はどこだかわからない」
  「わかりますよ。こんな天気の日にはきっと虹がでる。狐の家はその虹の下よ」
 そういって少年は、母親の家から締め出されてしまいます。

その後に、少年は花が咲き乱れる桃源郷の様な場所を、一人歩き続けております。そこには綺麗な虹が橋の様に架かっていました。


この一連の狐の嫁入り行列とその後の母との会話と、最後の場面には、重大な暗号的な意味がありまして、先ず狐の嫁入り行列の暗号から解いて参りましょう。

『狐の提灯持ち』
悪い権力者の提灯持ちをしている暗号

『狐の新郎新婦』
狐の新郎――赤――日――火――陽――精神――心――赤い桜(真意・隠されている計画)――秘密結社の出現とパラドックスの罠――3の柱と4の柱――秘密結社の支配する天皇支配体制
狐の新婦――白――月――水――陰――物質――体――白い桜(トリック・罠)――日本万歳戦略――1の柱と2の柱――天皇カルト事件

『後ろに並んでいる狐の行列』
新郎の後方――茶色の頭巾・水色の頭巾が五人
水色の頭巾が五人は、月火水木金の土日以外の曜日を表している暗号で、水色は当然水曜日を指しております。そうすると水曜日は五つの曜日の中心にある事がわかります。5という数字は中心の意味がありますから、ここで月曜日から金曜日の五つの曜日を表している暗号である事がわかります。
前の二人が日曜日と土曜日となります。日曜日はカレンダーで赤い色で示されております。土曜日は当然土の色で茶色となります。つまり一週間を表している暗号です。

新婦の後方――エンジの柄頭巾・青い柄の頭巾・黄緑色の頭巾・黄金色の頭巾・青い柄の頭巾・緑の柄の頭巾
この新婦から数えて七人は、前から順番に、月火水木金と水木の曜日を表している暗号であります。
基本の暗号は、月火水木金の暗号で、月曜日は白火曜日はエンジ色水曜日は青色木曜日は黄緑色金曜日は黄金色となりまして、そしてここでの暗号を解く鍵は、水曜日と青い色にあります。水に青が重なりますと清いという文字になりまして、新婦の列ですから無論女性という事になりまして、清い女性という意味が取り敢えず出てまいります。
 それでは、この狐の集団は清い集団という意味なのでしょうか。それを解く鍵は、後方に残った二匹の女狐の色にあります。後方の二匹は、青い色と緑色となりまして、これを数字の暗号に変換しますと、水は3で木は4という事になります。
ここから、3と4で足して7となり掛けて12となります。7は完成の意味、12は月の終わりで、ツキが無くなる事で運が尽きることの暗号です。
 つまりこの数字の暗号からわかる事は、清い女性の終わりの完成という事になります。
又、前方の黄緑色と後方の緑色は、同じ緑色の範疇ですが、黄色い色の分だけ違っております。これは、黄色は調和の色で日本を意味している事になり、又もう一つ別の意味として、邪まな意味があります。つまり、前方の五匹には黄色的な意味があり、日本の邪まな女性を意味しており、後方の二匹には黄色がありませんので、先程の清い女性の終わりの暗号的な意味と一致してくる事になります。
 また、女狐の行列は、頭巾に柄があります。この柄の意味は、柄にもないという意味合いを、暗号化してあるのではないかと思われます。ですから、本来ありえない有名人の女性達が、悪用されている事を指しているものと思えます。
それが、狐の嫁入りの暗号の何たるかではないでしょうか。大体狐というのはふしだらな女性を指して日本ではいう言葉であります。この新婦の水曜日と青色の暗号が、新郎の水色の五匹である月火水木金の五つの曜日とリンクをしている暗号であるわけです。
 また、新郎の赤頭巾の色は、日でもあるわけですから、日本で黄色の暗号が隠れている事にもなります。つまり、この新郎の男狐の行列も、邪まな日本の男性を表している暗号であると思われます。
 要するにこれは、ふしだらな男女関係の戦略であるブルース戦略を指している事がわかります。又、この狐の行列の暗号に、一週間の曜日が使われているのは、人間のウィークポイントを利用している戦略である事を示していると思われます。

 もう一つ、狐の行列の大きな暗号としては、新郎新婦で紅白と日月を表している事です。
紅白の暗号は、『日本以外全部沈没』の暗号の中にある、白い桜と赤い桜の暗号です。これが同じく日本以外全部沈没の暗号の中にある、四つの柱の計画の全般の二つと後半の二つの柱の事でありました。
 そして、新郎新婦の紅白は日月でもあります。そうすると、一週間の曜日の、日曜日と月曜日以外が暗号として出てまいります。火水木金土であります。
この火水木金土の意味を解いてみますと、先ず火曜日と水曜日というのは、日と月に変換されうる事がわかります。つまり、四つの柱の計画を意味している事が分かると思います。
 そして、四つの柱(火水)の木(機)で、金はジパングの暗号となります。これは、確か日本以外全部沈没の暗号では、黄金の国ジパングの彫金がなされているとの暗号が、組み込まれていたわけで、それが、日本万歳であり日本最高の暗号でありました。つまり、白い桜と赤い桜である四つの柱の計画でありました。つまり、それによって、ジパングである日本に土(土曜日)が付くという暗号的な意味であると思われます。
これが、火水木金土の暗号的な意味であると思われます。
 この一連の、『月火水木金』と『火水木金土』の暗号は、『日本以外全部沈没』の中に暗号化されている、壇ノ浦の戦いとリンクしている事になると思われます。
新郎は赤頭巾で、一文字笠を被っておりますから、一文字笠は凹凸がなく平らな笠ですから、赤い色と平で平家の暗号が出てまいります。そして、新婦の方も、白無垢の花嫁姿ですから、源氏を表している事がすぐにわかります。源氏の旗は白ですから。
 つまり、日本以外全部沈没で解いた、ニッポン音頭の暗号である白い桜、赤い桜、源平合戦、そして壇ノ浦の戦等が、この狐の行列の暗号に組み込まれている事になります。
このような天下分け目の戦が、現在行われているわけですが、その主体となっている戦略が、洗脳戦略でありまして、それが、狐の行列の行進では、音楽に合わせて一斉に左手(左側)を見る暗号で、示されております。
 これは、左手の道という真理の教えの専門用語でありまして、ここでは洗脳戦略と簡単に解しておいてもよいでしょう。そして、狐の行列は、他にも、全員が一斉に屈む様な姿勢を取っては、口を左手で塞ぐような仕草をします。これなどは、世間に分からない様な、戦略として、行われている事が暗号化されている事がわかります。

 狐の行列の暗号で、最後に付け加えておきたい事は、日本を表している意味である黄色の暗号が、女狐の行列である黄緑色の頭巾と新郎の赤色の頭巾に、隠されている事であります。これは、黄緑色の暗号は、七匹並んでいる女狐の、真ん中に位置していたということであります。七匹の真ん中といいますと、四番目であり、三と三の間となります。
 この三と三は、東西の世界を示しているものと思われ、その中心で5の意味合いが出てまいりますから、東西の中心の日本の国を指しているものと思われます。3(東)と3(西)
と5(日本)です。


 また、三は想像原理とdogs(dox)の暗号でありまして、真ん中に位置している、黄色の暗号からは、白・黒・黄・青・赤(この五つの色を合わせると黄色となり、その為に調和の色と呼ばれている)の五つの人種の色が出てくる事になります。この、五つの人種の色は、人類全体を指しているわけですから、この秘密結社の一連の計画の、世界への発展形を示唆している事が考えられます。
 そして七と色となりますと、レインボーが出てくる事になりまして、もう一つの、黄色の暗号と同じ意味である赤い頭巾にリンクしてくる事になります。この狐の行列の暗号は、一週間や曜日が、ポイントでありまして、暦の暗号である事がわかります。
 暦は、曜日の種類や一週間等から比べると、より大きな暗号を表していると云えます。
 暦には、日読みの意味がありまして、つまり日を読むで、赤は真意の暗号でありましたから、世界的な戦略の暗号の意味が、レインボーブリッジなる暗号と共に、隠されている事がわかるものと思います。(これが二話目から八話目へと通じていく暗号であるようです)
 


少年と母親との会話

 少年が狐の嫁入りの行列を見てしまってから、母親からキツク叱られる事になります。
その時の会話が、重要な暗号となっておりますので、説明をしてみたいと思います。
ここで、重要な事は、冒頭でも説明をしましたが、秘密結社の戦略上の中心人物が二人存在しており、予言工作の中にプログラムされている事であります。
 この少年と母親の会話には、その二人の中心人物が暗号化されているようですが、これからは、この存在をPAPA(1)とPAPA(2)として示してまいりましょう。
この会話の解読に入る前に、母親である倍賞美津子さんの名前と短刀が暗号を解く鍵として使われている事を前置きしておきます。

 それでは、二つの解読のPAPA(1)に関する意味から解いてまいりましょう。
このPAPA(1)に関しましては、倍賞美津子さんの名前は、『賠償金が充こと』でありまして、その様な事件を起こす担当(短刀)が、PAPA(1)の暗号であります。
母親「お前は見たね。見てはいけないものを見た」
「そんな子は家には入れられません」
「さっき、狐が来て怒っていた。そしてこれを置いていった」
母親『お前は見たね。見てはいけないものを見た』
この暗号は、「見てはいけないものを見た」と云うのは、ダブルスタンダードを悪用して起こしている事件で、その様な事件に巻き込まれる事になるとの暗号です。そして、その事件に際して、自分の判断で処理しなければならないとの暗号ではないでしょうか。
「さっき、狐が来て怒っていた。そしてこれを置いていった」
「さっき」とは、「物事の極めて重要な所」となり、「来て」には、来手で来てくれる人となり、狐の嫁入りですから、嫁の来手が女狐であるとの意味となります。
「怒っていた」とは、新たに始まる。それから潜在している力がおのずと活動し始める意。そして、怒は女の又に心と書きますから、SEX関連において怒りを買う様な事が始まりとなるとの意味が出てくるものと思います。

「そして、これを置いていった」
そして、これを「置いて」とは、オクにはおびき寄せるの意味がありまして、又置いていったのは短刀でありました。短刀は担当に変換されまして、担当には、引き受ける事との意味があります。つまり、ここにおいては、カルトからの要請を引き受けた有名人の女性の事で、引き受ける事が即ちおびき寄せることになるのではないかと思われます。

母親はそういって短刀を少年に差し出す。
母親「腹を切って謝れというんでしょう。さ、早く狐のところに行ってあやまっておいで、
   それを、返して、両手をついて一生懸命謝るのよ」
「腹を切って謝れというんでしょう」とは、腹は原で源に変換されまして、これは源氏の暗号にも当てはまります。源は女狐の足下にもなりますから、「足下を切る」ともなりまして、「足下を切る」から「キル」で、そして「キル」のキを分解しまして、ミと暗号変換する事が出来ます。そうすると「足下を見る」との言葉が出てきます。
 その様に、変換をしまして整理をしますと、「弱みに付け込んで誤りなさい」との意味となります。
 
「さ、早く狐のところに行って謝っておいで、それを、返して、両手をついて一生懸命謝るのよ」とは「早く狐のところに行って誤っておいで」となりまして、事件を促しております。「それを、返して、両手をついて一生懸命謝るのよ」とは、「それを返して」が、「其れ」とは「今、相手の関心が向いていると思われる物・事・人・時」との意味となりまして、ここでの関心が向いている物とは、「それを」で指し示している短刀という事になります。従って、ここで今相手の関心が向いているというのは、この事件の担当(短刀)である中心者ということになります。つまり、女狐に当たる女性達が、関心を向けている存在とはPAPA(1)という事になります。
 要するに、「それを、返して」とは、関心を寄せている多くの女狐達の中に、「返して」を「反す」と「孵す」に変換しますと、掘り起こし且つ孵化して誕生せしめるとの意味となります。
つまり、PAPA(1)の使命を掘り起し、孵化せしめて全うせしめる事を云っているのだと思いますので、女狐達からセックスマシーンを作り上げて、ニッポン万歳計画を成功せしめる事を云っているものと思います。



「両手をついて」とは両手は良種に変換されまして、「ついて」とは「・・・に関して」との意味となりますから、「よい血統に関して」との意味となります。
 「一生懸命」については、「一生」が、「同じ親から生まれる事」となり、「懸命」が「中国のお茶」となり、「お茶」が「ティー」となり「T」はアルファベットの二十番目ですから、ダブルスタンダードとなりまして、二重基準戦略を示しております。何が、二重基準かといいますと、よい血統に関して、同じ親から生まれた双子との意味となります。
 そして、中国のお茶ですから、ニッポン万歳戦略の白い桜の暗号へとそのまま当てはまってくる事になります。最後の「謝るのよ」は「誤るのよ」となります。
この「誤るのよ」とは誤るとは、人の道を外れるとの意味があります。
「並大抵の事では許してはくれない。本当に死ぬ気になって謝らなければ駄目よ。
   さ、早くおいき。狐が許してくれない限り、お前をこの家に入れるわにはいかない」
「並大抵」とは「並」は、通性の意味で同類の物に共通にある性質という事で、「大抵」は、「皇嗣たる天皇の弟」となります。これを合わせると「双子の天皇の皇子」との意味となると思います。次は「許してはくれない」で、これは「願いを聞き入れ、してよいとはしれくれない」となります。
 「本当に」は、奔騰で激しい勢いで上がる事、「死ぬ気」は「死ぬ」から「篠」となり「しゅ」となります。それで、「しゅ気」となりまして、「腫気」となり、「腫物」となります。この「腫物」を分解しますと、「月に重い物」となります。この月にとって重い物とは、女狐の行列達にとって重い物となりまして、つまりPAPAという存在になります。
 つまり、「女狐の行列達にとって重い存在となり、激しい勢いで盛り上がる事」との意味となります。次の「謝らなければ駄目よ」とは「誤らなければ駄目よ」となります。
「さ、早くおいき」とは、「早く」が「端役」となりまして、主役ではない役目との意味が出ます。「おいき」とは「オーガズム」の事ではないかと思われます。
オーガズムと云うのは、性的興奮の最高潮の事ですから、PAPA(1)の役目として、ニッポン万歳計画の完成の事ではないかと思われます。

「狐が許してくれない限り」とは、「女狐の行列達が」となり、「許してくれない限り」とは、「願いを聞き入れ、してよいとはしてくれない限り」となります。
 「お前をこの家に入れるわけにはいかない」とは、母親の家ですから黒澤の家という事になります。つまり、この戦略を行っている、秘密結社の意に沿わないとの意味となります。これをもっと詳細に解きますと、四つの柱の計画から逸脱をしてしまう事になるとの意味となります。

少年「でも、狐の家はどこだかわからない」
母親「わかりますよ。こんな天気の日にはきっと虹がでる。狐の家はその虹の下よ」
「でも、狐の家はどこだかわからない」とは、「でも」はデモンストレーションで「示威運動・実地教授・実地講習会・実物宣伝・実演」となり、「狐の家はどこだかわからない」とは、女狐の行列達の家の事であります。
母親「わかりますよ。こんな天気の日にはきっと虹がでる」とは、「こんな天気の日」が、「天気」が「天業の基礎・天子の仕事の基・天の秘密・転換の時期」等の意味があります。
この様な時には「きっと虹がでる」となりまして、「狐の家はその虹の下よ」となります。
 「虹の下よ」とは、レインボーブリッジの下という意味となります。これは、五話目であるゴッホの絵の話とリンクしておりまして、その話の中では「レインボーブリッジ」なるものが出てまいります。その五話目は1時間03分から始まりまして、そこには「103」で「父さん」の暗号が出てまいります。
 レインボーブリッジの下にあるのは、フジテレビです。つまり、フジテレビは、8チャンネルでありまして、そして、富士は富士山にもあたりまして、一番を意味します。つまり、NHKなるものが暗号的に出てまいります。そうすると、1から8までの数字が出てきます。この1から8というのはデジタル放送に変わってからの、日本の主要テレビ局のチャンネル番号でもあります。それで、女狐と云いますと、TV局の女子アナをはじめとした、マスコミで仕事をしている女性達という意味となると思われます。その女性達を中心として、デジタルSEX戦略を仕掛けるのが、ニッポン万歳計画であります。
 

これで、PAPA(1)に関する少年と母親の会話の意味が一通り解読されました。この意味を分かりやすく繋げて表してみましょう。

母親「お前は、秘密結社の計画に、今直面する事になった。それは、トップシークレットであり、世間には知られてはならないものである。この計画に際して、お前には特別の使命がある。それは、神の計画において秘密結社が認めた、霊的な意味において、天皇の双子の皇子としての存在であるという事である。この問題に関しては、自分の判断で最終的な決断をしなければならない。」
「お前が、しなければならないのは、うまい話におびき寄せられた、有名人の女性達を、始まりはSEXにおいて、怒りを買う様な状況に追い込み、そして、その女性達に潜在している魔性を目覚めさせることにより、新たな仕事の為に準備をさせる事である、これが極めて重要な所となるのである」
「つまり、お前のやる事は、霊的な天皇の資格のある存在として、有名人の女性達にとって、重く重要な存在となり、その役割において激しい勢いで盛り上がる事により、人の道を誤らせる事である。このPAPA(1)としての役割を、早く成長させるように(日本万歳/白い桜)」
「有名人の女性達を、この役割においてうまく洗脳出来ない限り、お前を神の計画を果たす者として認めるわけにはいかない」

少年「どのようにして、その役割を成し遂げればいいのでしょうか」
母親「あなたの天皇としての、この役割を成し遂げる為に、すでにニッポン万歳計画のもう一人の女の中心者を皇后として作ってあります。それはNHKの有名看板アナウンサーです。そして、ニッポン万歳計画の土台として、2012年からブルース戦略を、有名人の女性達を中心として進めてあります。ですから、天皇皇后として、二人で力を合わせてそのニッポン万歳計画の成功に向けて励みなさい」
そういって少年は黒沢の家から締め出されてしまいました。
おおよそこのような意味となるものと思われます。


次にPAPA(2)に関しての、解読をしてみましょう。
このPAPA(2)に関しての、倍賞美津子さんの名前の暗号は、倍賞が倍でXとなり、賞は章で、この映画の短編の一つ一つを章として捉える事もできます。そうすると「Xの章」という事になります。そして美津子は実子で、本来の計画であり秘密結社の真意を表している事になります。Xは謎であり、秘密ですから、秘密の章という事になり、その真意は何処にあるのかという事になります。そして、このPAPA(2)に当たる少年が、その実子を担当している事になるわけです。
 そのように見てきますと、PAPA(2)は8話目の作品がリンクしてくる事になり、8話目の老人が103歳である事から、「父さん」の暗号が出ておりまして、そこに「実子」の意味が指し示されております。
 「X章」(倍賞)のXは秘密であり、それが黒澤の家の暗号的な意味でもあります。それは、オープニングとエンディングの中に示されておりまして、このオープニングとエンディングが、アルファーからオメガという事になりますから、神の計画との意味が出てまいります。
 オープニングを見てみますと、黒い画面の背景に白い文字で人名等が浮かんでは消えていきます。この黒い背景がXに当たりまして、その答えを出しているのが、エンディングの川の流れと水草という事になります。
 つまり、オープニングの白い文字で、日本人の人名が浮かんでは消えるというあり方ですが、この人名がローマ字で記されており、これは日本人であるが外人であるとの暗号的意味ではないかと思われます。
 つまり日本人ではあるが、外人(暗号)達が、パラドックスの罠計画に、陥っている状態が表されている事になります。それが、八話目の川の流れにそよいでいる水草と云う事になります。そして、水草は水葬と吹奏と水瘡で、ここでは水瘡のみを説明しますが、この水瘡は白癬菌(水虫)でありまして、簡単に云えば白カビという事になります。
 また、白の暗号は西園寺教団の正式な暗号である、白光真宏会の白にもリンクしている事になります。その為に、カルト事件を意味している白い桜の暗号があるわけです。
 それが、オープニングでは白い文字で人名が表され、エンディングでは白カビの意味の白暗号でリンクさせたものであると思われます。
これは、日本以外全部沈没の暗号である、田所博士のインタビューの場面に出てくる言葉である、『微生物』の言葉の暗号と意味合いがリンクをしてくる事になります(西園寺テロリズムとクーデター⑤を参照してください)



それでは次に、少年と母親の会話の解読に入って参りましょう。
 
母親「お前は見たね。見てはいけないものを見た」
「そんな子は家には入れられません」
この暗号は、PAPA(1)で解読された内容と同じであると思われます。
母親「さっき、狐が来て怒っていた。そしてこれを置いていった」
「さっき」は、「物事の極めて重要な所」となります。「狐が来て」からFOXとCOMEが出てまいります。このFOXからはもう一つの暗号が、隠れておりまして、それは、FORであります。つまり、FOXのXが倍賞(X章)のXに当たりまして、そうすると、もう一つのFORという言葉が当てはまって参ります。XがRになるわけです。これは「Xがアール(R)」との意味が出てくる事になります。そして、このRはアルファベットの18番目に当たりますから、666の獣の暗号が出てくる事になります。つまり、秘密結社の働きと目的が此処に表れている事になります それがXとして秘密にされている事になるわけです。
 FOX FOR COMEこの三つの言葉から、更に重要な意味合いが出てまいります。
それは、FOXからは雄ギツネの意味が出てまいります。FORからは、・・・・の為に。COMEからは米との暗号が出てまいります。そうすると、米粒と雄ギツネで日本以外全部沈没の中に出てくるアメリカの国務長官ラインバーグのほっぺたについた米粒二つの暗号とリンクしている事がわかります。この米粒二つはシュワルツェネッガー戦略とブルーススミス戦略の二つの意味がありました。つまり、Xなるものの目的を成し遂げる為に、シュワとブルース戦略が起こされたわけであります。そのために「狐が来て怒っていた」の「怒っていた」の意味があるわけです。怒っていたは起こるに変換されまして、物事の始まりを意味している事になるからです。
 「そして、これを置いていった」とは、「おいて」から「於いて」と「掟」の意味が出てまいります。つまりPAPA(2)の役割に於いて担当(短刀)になる事が、定めとして決められているとの意味が出て来る事になります。

――母親はそういって短刀を少年に差し出す。――
母親「腹を切って謝れというんでしょう。さ、早く狐のところに行ってあやまっておいで、
   それを、返して、両手をついて一生懸命謝るのよ」
「腹を切って」とは、「原を切って」に変換されます。そして、原は源にもなります。そうすると、原っぱと源になりまして、レインボーと花園の最終場面である事がわかります。
つまり、花園の花を根元から切る事との意味となります。
切るとは、切るからキル(kill)に変換されまして、殺す(処罰)ことの意味となります。これは、四つの柱の計画では四番目の柱であるパラドックスの罠に当てはまる事になります。このパラドックスの罠とはホロコースト計画を指しております。
「謝れというんでしょう」とは、「誤れ」で「人の道を外れる」の意味がありますから、日本以外全部沈没の外人の暗号が使われている事になります。

「さ、早く狐のところに行って謝っておいで」とは、「さ、早く」は「早」が日に十となりまして、日本国(日)で完成(十)となり、そのうえで「狐のところに行って謝っておいで」で「ブルース戦略及びニッポン万歳戦略に協力した者達を、計画に則って処分するように」との意味となります。これは、四つの柱の計画の中の、四番目の柱の計画という事になります。要するにパラドックスの罠計画であります。
『それを、返して」とは、『それを』とは短刀の事ですから、ここで何を云っているかと云うと、パラドックスの罠計画の事であります。つまりブルース戦略及びニッポン万歳計画に協力した者達をひっくり返すでありまして、この「返す」の文字の意味合いは、「白紙に返す・借金を返す」等でありまして、今までの約束や立場が白紙になる事と、更に事件の協力者達の責任問題を問う事が行われるとの意味となります。これは、パラドックスの罠をよく表しております。(西園寺テロリズムとクーデター⑤⑥を参照して下さい)
『両手をついて』とは、「土下座をして」との意味となります。この土下座をしてというのは、土の下に座る事と書きます。この土の下に座る事と云うのは、いったいどういう意味があるのでしょうか?これは、狐の嫁入りの所で出てきた暗号で、『火水木金土』の暗号が当てはまる事になります。

 これを、狐の嫁入りの暗号から、抜粋をしてみる事に致しましょう。
『 もう一つ、狐の行列の大きな暗号としては、新郎新婦で紅白と日月を表している事です。
紅白の暗号は、『日本以外全部沈没』の暗号の中にある、白い桜と赤い桜の暗号です。これが同じく日本以外全部沈没の暗号の中にある、四つの柱の計画の全般の二つと後半の二つの柱の事でありました。
 そして、新郎新婦の紅白は日月でもあります。そうすると、一週間の曜日の、日曜日と月曜日以外が暗号として出てまいります。火水木金土であります。
この火水木金土の意味を解いてみますと、先ず火曜日と水曜日というのは、日と月に変換されうる事がわかります。つまり、四つの柱の計画を意味している事が分かると思います。
 そして、四つの柱(火水)の木(機)で、金はジパングの暗号となります。これは、確か日本以外全部沈没の暗号では、黄金の国ジパングの彫金がなされているとの暗号が、組み込まれていたわけで、それが、日本万歳であり日本最高の暗号でありました。つまり、白い桜と赤い桜である四つの柱の計画でありました。つまり、それによって、ジパングである日本に土(土曜日)が付くという暗号的な意味であると思われます。
これが、火水木金土の暗号的な意味であると思われます。』

 以上の抜粋を見てもわかると思いますが、これは、日本の国のクーデター計画が成功した後という事になります。そして、その新しい革命国家の下に用意された椅子に座る事を意味しております。これが、日本以外全部沈没の金の疑惑のクライマックスの暗号にある、金正日将軍(総書記)の登場と同じ暗号である事がわかります。
『一生懸命謝るのよ』とは、一生は「一将」で一人の将軍とか、ある将軍とかの意味となります。『懸命』は「賢明」で、賢くて道理に明らかなこと。適切な判断や処置が下せるさまとの意味となります。当然これは、秘密結社から見ての事でありましょう。
『謝るのよ』は、人の道から外れる事で、これは日本以外全部沈没の中にある外人(人から外れる)の暗号が意味する所を処罰することとなります。
『並大抵の事では許してはくれない。本当に死ぬ気になって謝らなければ駄目よ』と云う言葉の、『並大抵』と云うのは、『並』は「波」に変換されまして、「消えやすいもの、儚い物」の意味があります。『大抵』とは「大帝」で「偉大な帝王・皇帝」との意味があります。そしてここに『許してはくれない』との意味が続きます。この『許してはくれない』とは、「それに値するものと認めるわけにはいかない。公に認めるわけにはいかない」との意味がありまして、「消えやすい儚い皇帝では、それに値するものと認めるわけにいかない」との意味となります。
『本当に死ぬ気になって』とは、『死ぬ気』は、篠(しぬ)で竹、竹は武の意味に変換されます。気は器で「武の器」となり、『本当に』が「本来の筋道である事・あるべき姿である事」で、将軍は武の器ですから、本来の筋道である皇帝或は、あるべき姿である皇帝との意味となります。『誤らなければ駄目よ』はいつもの解釈と同じです。
『さ、早くおいき。狐が許してくれない限り』とは、「さ、早くおいき」が、早くで日に十となり、日本の国のクーデター計画完成に合わせて、『おいき』が御行と変換されまして、この御行にUを組み込みますと、行幸という文字が出てきます。この行幸は天皇が外出する事の意味となりまして、ここを暗号的に捉えれば、天皇が外に現れ出る事の意味となります。Uは落とし穴の意味として暗号化されていると思われます。これは、パラドックスの罠の事ではないかと思います。
それから「老い木」がありまして、これは8話目の笠智衆にリンクしていることがわかります。8話目の笠智衆は日本以外全部沈没の金正日総書記と同じ意味となります。
『狐が許してくれない限り』とは、ここでの狐は「巧みに人をだます人」で、パラドックスの罠計画を見れば分かる通り、秘密結社の頭である西園寺昌美会長の事を指しているものと思われまして、『許してくれない限り』で、秘密結社の頭である西園寺昌美会長が、それに値するものと認めない限り、又は公に認めない限り、『お前をこの家に入れるわけにはいかない』で、秘密結社の神の計画である四つの柱の中(家)に入れるわけにはいかないとの意味となります。
少年『でも、狐の家はどこだかわからない』
この意味は、『でも』はデモンストレーションとなりまして、パラドックスの罠であるホロコースト計画の事であると思われます。このホロコースト計画を、表明し実演し威力を示すことになると云う意味であると思います。『狐の家はどこだかわからない』とは、四つの柱の計画の中でブルース戦略とニッポン万歳計画に協力した者たちが誰なのか?との意味となると思われます。
母親『わかりますよ。こんな天気の日にはきっと虹がでる。狐の家はその虹の下よ』
『分かりますよ』とは、「きっぱりと別々になる・事の筋道がはっきりする・明らかになる・判明する」で、四番目の柱であるパラドックスの罠を云っている事がよくわかります。
『こんな天気の日には』とは、「天業の基礎。天子の仕事の基。天の秘密。転換の時期」となりまして、クーデターとその後の計画を示しております。
『きっと虹がでる』とは、レインボーブリッジでブルース戦略とニッポン万歳計画の事を指しております。
 『狐の家はその虹の下よ』とは、フジテレビを指しておりまして、これはPAPA(1)の時のレインボーブリッジの下の意味と同じとなりまして、その人達が中心となりまして、このニッポン万歳計画を盛り上げようとしている事になります。ですから、狐の家とはニッポン万歳計画に協力した者たちすべてという事になると思われます。

ではこの解読結果をわかりやすく、まとめてみたいと思いますが、このPAPA(2)と云うのは、クーデター計画が成功した後に出現する存在としてプログラムが作られている事を理解する必要があります。
『母親「お前は、秘密結社の計画に、今直面する事になった。それは、トップシークレットであり、世間には知られてはならないものである。この計画に際して、お前には特別の使命がある。それは、神の計画において秘密結社が認めた、霊的な意味において、天皇として世界を支配する計画の中心者としての天命があるのである。
この問題に関しては、自分の判断で最終的な決断をしなければならない。」
「秘密結社の計画を成し遂げる為に、シュワ戦略とブルース戦略を仕掛けたのだ。お前はこれを理解して、秘密結社の隠されている計画を遂行しなければならない。それが、お前の神の計画における使命として定まっているのだ。」
――母親はそういって短刀を少年に差し出す――
『シュワ戦略とブルース戦略の計画遂行の結果、クーデター計画が成功した後には、革命国家の中心者である天皇として君臨して、お前はブルース戦略とニッポン万歳計画の協力者たちの処分の号令をかけなければならないのである』
『お前はクーデター計画完成に合わせて早く成長をして、秘密結社の頭である西園寺昌美会長の認めるところとならなければならない。そうでなければ、秘密結社の神の計画である四つの柱の計画の中(黒澤の家)に入れるわけにはいかない。
少年『秘密結社の神の計画のパラドックスの罠計画に当て嵌まる人達と云うのはだれなのでしょうか?』
母親『クーデター計画の成功の為に執られているニッポン万歳計画の協力者達がそのターゲットなのである。それはクーデター計画が成功した後には、その始まりの段階において、地震と津波の自然災害における責任を、そのターゲットになった者達の全てに、取らせる事になっているのである。これが今回の神の計画の秘密である。四つの柱の計画におけるアルファーとオメガなのである』
そういって少年は黒沢の家から閉め出されてしまいました。

ここまでが、黒澤の家における少年と母親の会話の解読内容でありますが、この少年が締め出される黒澤の家と云うのは、要するに秘密結社の神の計画であるアルファーとオメガとなります。その秘密が、この映画のオープニングとエンディングに隠されているわけであります。


――レインボーと花園と短刀――
 その後に、少年は花が咲き乱れる桃源郷の様な場所を、一人歩き続けております。そこには綺麗な虹が橋の様に架かっていました。
 この最後の場面において、少年のこれからの働きが表されております。
少年自身は、計画の初期段階を示しており、レインボーは計画における成功への架け橋の意味を表しており、短刀はその使命と役割を、花園はこの神の計画において悪用される人達の事を示しております。
 そして、この一話において重要な事は、PAPAにリンクされている重要な暗号があるということであります。それは、日照り雨の日照りと雨でありまして、日照りは『晴れ』ですから、「HARE」からRE・HAになりまして、ここから「HAHA」という暗号が出てまいります。
 雨の方はレインですから、レとインに分かれて、REとINになり、INを繰り返す事になります。即ち短刀の抜き差しでありまして、SEXの暗号と云う事が分かります。
このHAHAとレインから何が出てくる事になるかと云いますと、レインとPAPA(1)からは、PAPA(1)がSEX戦略の担当者になる事を暗号化している事がわかります。
 つまり、虹の橋が架かっている、桃源郷の花園において、その花達をテロとクーデター計画の成功の為の、虹の架け橋にしようという事であります。つまり、この花園の花がレインボーに彩られている事にリンクをしているわけであります。それは、狐の嫁入り行列がレインボーにリンクしていた事と同じであります。
 次に、PAPA(2)とHAHAが合わさりますと何ができるか?普通パパとママが合わされば、子供ができる事が当然であります。そうすると、倍賞美津子さんの暗号でありました、PAPA(2)とリンクしている暗号では、美津子が実子で実の子供との意味が出てくるわけであります。そして、倍賞は『Xの章』でありまして、これがアルファとオメガの秘密である、オープニングとエンディングのトップシークレットなのであります。
 オープニングで、黒い背景に白い文字で画面を浮かんでは消えていた人名は、エンディングでは川の流れの中に揺らめいていた水草なのであります。
実子とは、秘密結社の計画の真意の事でありまして、日本以外全部沈没の暗号である、赤い桜の事なのであります。
 このPAPA(2)にとっての、虹と花園とは、ホロコースト計画に他なりません。
その役割の担当(短刀)は、四番目の柱であるパラドックスの罠計画を推進する事であります。
 従って、どちらのPAPA(1)(2)も、花園の花を刈り取る事になるわけなのですが、PAPA(1)は、SEX計画における犠牲を表しており、PAPA(2)における花園は、人間の生命そのものを刈り取ってしまう事になるわけです。
これで、一話目の解読は大体できたと思いますが、最後の花園の場面は、桃源郷の様な場所を強調しておりました。これは、二話目である桃畑の桃の木に暗号をリンクしている事が容易にわかるものと思います。それでは、これから二話目である桃畑の話の解読をして、今回の記事の終わりとする事に致しましょう。






桃畑――二話目――

 この桃畑に隠されている暗号の重要なポイントは、精神性におけるものです。
正に、この精神性こそが、パラドックスの罠計画における落とし穴そのものなのであります。
 それでは、順を追って説明してまいりましょう。
 時間は13分でありまして、トップシークレットの暗号であります。ここでは、何がトップシークレットの暗号であるかと云いますと、二話目の主人公の少年であります。
先ず、最初のシーンでは、主人公の少年が一人で登場しますが、このシーンにおいて、手前に蒸気を吹いている鉄瓶、そして、反対側には座敷の床の間に、桃の花の入った白い花瓶がおいてあります。
 このシーンの暗号では、主人公の少年に二つの暗号的な意味がある事を表しております。
蒸気を吹いている鉄瓶は、PAPA(1)を表しており、反対側の桃の花の花瓶はPAPA(2)を表しております。この鉄瓶と桃の花の白い花瓶の意味を解読してみましょう。
先ず、鉄瓶ですが、これは鉄の亀となりまして、アイアンのSEXとなります。アイアンはアイ(愛)アン(暗)で愛の暗いSEXとなります。
 そして、鉄瓶からは蒸気が噴き出ておりました。この蒸気は、白い色と常軌(蒸気)を逸するの二つの意味があると思われます。要するに、白い桜の暗号と常軌を逸してゆく、ニッポン万歳計画の暗号が、ここに示されている事がわかります。これが、狐の行列の新郎新婦の、新婦の白い桜の暗号とリンクしている事がわかります。
 もう一方の、桃の花の白い花瓶は、桃は木と兆で貴重(木兆)となり、貴重な花という暗号が出てまいります。これは高い精神性を意味していると思われます。そして、花瓶は火の瓶で、火は狐の行列の新郎新婦の新郎の赤い頭巾の暗号にリンクをされている事がわかります。
 白い花瓶の意味は、白い桜の暗号であるニッポン万歳計画に、隠されていると云う意味となります。
 そして、このシーンでは主人公の少年に、二つの暗号的な意味が、合わさっている事に気付く事が重要なポイントとなります。それは、少年の役を演じている俳優さんの名前に、暗号化されております。子役を演じているのは伊崎充則さんで、この【伊崎允則】という名前を分解すると、PAPA(1)とPAPA(2)の二つの意味が出てくるのです。
 PAPA(1)は、伊崎充則の伊崎が、伊は井に崎は先に変換され、これを合わせますと、井には湧き出るや生まれ出るの意味がありますから、先に湧き出る又は生まれ出るの意味が表れてまいります。允則の充はミツルで、則は貝と利に変換されまして、貝(SEX)を利する事がミツル事になり、それが、先に出現するの意味が出てまいります。
 PAPA(2)は、伊崎はイが先にある事になり、ニンベンですから人が先にあって、高い精神性に充ちている意味でありまして、そこに則っているとの意味合いとなります。
ここで言われている、高い精神性なるものは、秘密結社の観点から見た、高い精神性である事を強調しておきます。五井先生は、秘密結社を暗黒思想集団と述べておられましたので、暗黒思想の立場からの、高い精神性である事をここでしっかりと押さえておく必要があります。
 次に、このシーンでは、鉄瓶と花瓶に重要な意味があるといいましたが、この鉄と花の暗号を連結させているのが、瓶の字の瓦の部分の暗号となります。ここから、瓦でグラムが出てまいります。グラムは漢字で瓦と書きますので。
 そして、瓶の片側のヘイには、人が二人と印が二つ、ならぶ、並べる、合わせる、一つにする、の意味がありまして、ここに【伊崎充則】の暗号が当てはまってくる事になります。
 そして、このグラムからは、diagramとCandygramの二つの暗号が出てまいります。
diagramはPAPA(1)に。CandygramはPAPA(2)に。
PAPA(1)は、5話目のゴッホの画にリンクしておりました。この5話目にdiagramを表すような物があるでしょうか?見てみましょう。
 ダイヤグラムとは、図表や図形、海図や列車のダイヤ等ですが、5話目のゴッホは画家ですから、作図等は繋がりがある事になります。暗号的には、このゴッホの意味は、絵を描いた餅の意味がありまして、『どんなに上手に描かれていても、絵に描かれた餅は見るだけで食べられない。転じて、実際の役には立たないものや、実現する見込みのないものの意味』です。
 つまり、天皇カルト事件において、天皇になれるのであるという洗脳戦略を仕掛ける計画であると思われます。その過程で、有名人の女性達をSEXプレーによって、洗脳する仕事を中心者として、任されている事になると思われます。これが、PAPA(1)の仕事の一つです。しかし、天皇になれるというのは、餌で釣っているだけで騙されているのであります。この辺が、絵に描いた餅なのでありましょう。
 それから、5話目には機関車という言葉が出てまいります。これは、列車のダイヤに当て嵌まりますから、このダイヤグラムの暗号は本当に組み込まれている可能性が高いという事になります。
 それでは、PAPA(2)にリンクをしているキャンディグラムの方を、見てみる事に致しましょう。
キャンディグラムの意味は、『たいした価値のないもの、見かけ倒し』等の意味があります。加えて、日本以外全部沈没に出てくる暗号の【うまい棒】にリンクしている事がわかります。このうまい棒は、この天皇カルト事件において、うまい話に釣られる事を暗号化したものであります。つまり、この様な戦略によって、ふるい分けをしている事になります。要するに、秘密結社の上の方の立場からは、その様な戦略に乗ってしまう人達を価値のない物として見ている事になるのだと思われます。(西園寺テロリズムとクーデター⑤を参照してください)
 これが、四つの柱の計画の、三番目の秘密結社が地上世界に出現する計画と、四番目の柱であるパラドックスの罠に当て嵌まる事になるわけです。ここに白い花瓶の暗号である、花(火:か)で、火炎の暗号の秘密の意味があるのであります。つまり、白い桜の裏にある真意であるわけです。
 
 次の場面に移って、ひな祭りのお祝いに、主人公の少年の姉の友達が四人遊びに来ております。そうすると、姉を入れて五人の女性が、この場面にいる事になります。少年を入れて六人いる事になります。そして、もう一人見えない女の子が登場してくる事になります。この女の子は桃木の精で、最後まで、切られずに残る桃木でもあります。
 ここで、どのような暗号があるのかと云いますと、要するに56の暗号が作られているという事であります。56とは秘密結社の頭を表した、数字による暗号であります。
ポイントになるのは、主人公の少年と姉と桃木の精の女の子であります。主人公の少年には、PAPA(1)とPAPA(2)の二つの意味がある事は、今までに解読してきました。もう一人のポイントの姉には、女の市(死)と市(いちば)という意味があります。
これは、ブルース戦略を意味している事はすぐに分かります。
 この姉の暗号は、八話目に登場してくる99歳で、死んだ婆さんの暗号とリンクしている事が分かります。99歳と云うのは、百歳に一足らないのでありまして、それが、この姉の暗号の意味する所なのであります。百歳の百は、モモ(百)とも読みますから、桃(百)に一足らない分けですから、桃ではなくなるわけです。それが、切られた桃木の暗号と同じ意味となります。
 また、もう一つの意味として、白い桜の白に一を載せますと、百(もも)になりまして、白い桜と赤い桜の違いには、一(高い精神性)なるものがあるかどうかと云う、暗号的意味となります。
 因みに、姉の市と高い精神性を意味する一と云う漢数字は、何方も「いち」と読みますから、ここで少し引っ掛かりを感ずる人もある事でしょう。それは、意味が反対になってしまっているからです。そこで、姉の市を漢数字的に表してみると、一と四が出てくる事になります。足すと5となり、引くと3となります。
 5は55の暗号として、この先出てきますが、PAPAを表しております。そして3は毎度おなじみのdoxの暗号でありますから、PAPAでありdoxの暗号と云いますと、PAPA(1)を示しているという事になります。ですから、PAPA(1)と姉の暗号は同じ意味である事が分かります。

 それでは次に、もう一人のポイントである、桃木の精の女の子はどの様な意味があるのでしょうか。この桃木の精の女の子を演じているのは、建みさとさんで、この【建みさと】のみさとには、天皇の都という意味があります。要するに、天皇の都を建設するとの暗号となります。
 それでは、56の暗号ですが、ここには二つの56の暗号が隠されているのであります。
それは、二人のPAPAを表している56であります。
少年と姉の友達四人を5として、姉を合わせた時にできる56が、PAPA(1)であります。次に、少年と姉の友達四人を5としまして、桃木の精の女の子を、合わせた時に出来る56がPAPA(2)であります。
そして、この桃木の精の女の子は、他の人達には見えません。つまり、四つの柱の計画の中の、真意として隠されている計画である、三番目の柱の計画である秘密結社が地上世界に出現する計画と、四番目の柱の計画であるパラドックスの罠の事になります。
 

 そして、次の場面に変わりまして、時間は15分であります。
少年は桃木の精の女の子を追いかけて、桃畑までついて行きます。その時に、竹林を通り抜けていきますが、この暗号が重要でありまして、竹林を二人のPAPAに合わせて解読しますと、「ケケの危機」(竹がケとケ+林が木と木で危機)と「武の危機」(竹が武)の二つの意味が出てまいります。
 「ケケの危機」というのは、俗語で「おけけ」の事でありまして、要するにSEX関連の危機の事であります。これは、PAPA(1)に当て嵌まる事になります。
それから、「武の危機」は秘密結社からみて、高い精神性を守る事を意味している事になると思われます。
 15分の時間は、カルト事件の暗号ですから、この竹林はカルト事件を通り抜けている際に生じる危機を暗号化している事がすぐにわかります。

 

 次に、桃畑に辿り着いた少年ですが、この桃畑は四つの段々畑で、その真ん中を上から下までを、Zの様な形をした道がジグザグに繋いでおります。そして、そこには、桃木の精達が雛人形の様に並んで立っておりました。
 この場面は、16分から19分位迄の間で、少年と桃木の精達との間において、会話がなされております。


――桃木の精
そこの子供 お前に言いたいことがある
よくお聞き 私たちはもうお前の家にはいかない
――少年
なぜ、
――桃木の精
お前の家はこの桃畑の桃木をみんな切ってしまった
ひな祭りは桃の節句というだろう
ひな祭りは桃木のお祭りよ

雛人形は桃木の化身だ
桃木の精その花の命よ
その桃木を切り倒して何がひな祭りだ
切り倒された桃木はみんな泣いています

――少年が泣きだす
今更泣いても仕方ない
この子を責めるのはよしましょう
この子は私たちが切られるとき泣いてくれた
切ってはだめだとないてくれたのよ
桃が食べられなくなるから泣いたのだ
――桃木の精達が皆で笑う
はははは
――少年
違うよ、桃なら八百屋で買える でも花の咲いた桃畑はどこで買うの

僕はここが好きだから 花の咲いたこの桃畑が好きだから
それが切られてもう見られなくなるのが悲しくて泣いたんだ
――桃木の精
ようしわかった この子はいい子だ この子にもう一度 この桃畑の花盛りを見せてやろう




この少年と桃木の精の会話を、解読してみたいと思います。


――桃木の精
『そこの子供 お前に言いたいことがある』
「そこの」は、「そこ」には、天に対して地の称、物事の極まる所、奥まって隠れたところ、そのものの具有している実力等の意味があります。
「子供」は、「目下の者達を親しんで云う語」「幼いもの」「数多の子」で、目下から眼下、眼下から目前という意味が出ます。「親しんで云う語」の「親」を分解すると、立つ木を見るという意味が出てきます。これらを、数多の幼い者たちのふるい分けが、目前に迫っているとの意味にもとれます。これに、天に対して地の称や物事の極まる所、奥まって隠れた所、そのものの具有している実力等を照らし合わせますと、オスカータイプとエリザベスタイプの人達のふるい分けが、行われる時が目前に迫っているとの意味合いではないでしょうか。
 
『よくお聞き 私たちはもうお前の家にはいかない』
「よくお聞き」とは、「起期 記旗 毀棄 危機」との文字が当てはまる事になると思われまして、「起期」は物事の起こり始まる時期。「記旗」はしるしの旗、馬標。「毀棄」は壊して役に立たないようにする事。「危機」は大変な事になるかも知れない危うい時や場合。となりまして、これをまとめますと、秘密結社が現在の国家や社会に対して、大変な戦略を仕掛けようとしている事が、暗号化されていると思われます。
「私たちはもうお前の家にはいかない」とは、少年の家では姉達が、雛祭りで遊んでおりました。この姉には、女の死の意味がありましたが、それは、この後に出てくる言葉の「桃木をみんな切ってしまった」との意味と同じ意味となります。
 つまり、その為に、「お前の家にはいかない」でありまして、つまり、雛祭りがお祝いできるような、今まで通りの安定した社会体制では、無くなってしまうとの意味ではないかと思います。

――少年
『なぜ』
「なぜ」は雪崩(なぜ)となりまして、社会が崩壊現象を起こす事を意味していると思われます。
――桃木の精
『お前の家はこの桃畑の桃木をみんな切ってしまった』
『お前の家は』は日本の社会、「この桃畑」とは貴重(木兆)な畑で、秘密結社の戦略と理想とする社会の意味がありまして、畑には畑と畠の二つの漢字があり、ここに火と白で、その火(赤い桜)白(白い桜)が、田で苗が育つところを意味しており、少年が持っている二つの意味が隠れております。
 「桃木をみんな切ってしまった」とは、桃木には貴重(木兆)な機(赤い桜)と、投機(桃木)つまりバブル戦略(白い桜)の、二つの意味があります。
つまり、白い桜のバブル戦略によって、社会は赤い桜に関係している、精神主義に関係する様な貴重な物を無くしてしまう方を選択してしまったとの意味であると思われます。

『ひな祭りは桃の節句というだろう』
「雛祭り」は、雛でヒヨコや幼い女性、祭りは差し上げるや召し上がる等の意味があり、この雛祭りという言葉が、ブルース戦略を意味している事が分かります。
「桃の節句」は、「桃」は貴重(木兆)な「節句」は、節句のクを暗号的に複数形にしますと、セックスとなりまして、このSEXなる言葉に二つの「く」が逆に合わさっている暗号が作られている事に気付きます。この「く」が二つ合わさり「X」(謎)の暗号を作りだしております。そして、この「く」の文字が、逆に合わさり桃畑のZの道を作り出しているわけであります。このZの道は、いうなればZだけに、終わりへの道という事が云えるわけです。それが、四つの柱の計画であるわけです。
 
『ひな祭りは桃木のお祭りよ』
「ひな祭り」はブルース戦略、「桃木のお祭りよ」は、投機でバブル戦略の召し上がれや差し上げるですから、2013年に計画されているニッポン万歳計画を指している事がわかります。

『雛人形は桃木の化身だ』
「雛人形」とは、幼い人形ですからdoxの暗号になると思われます。このdox達がバブル戦略の主体(化身)という意味であると思われます。
 
『桃木の精、その花の命よ』
「桃木の精」とは、バブル戦略(桃木:投機)の精、精には死霊との意味がありますから、40(死霊)計画の意味が隠れている事がわかります。「その花の命よ」とは、花は桃の花の花瓶で真意の意味がありましたから、「命よ」で神からの指図やいいつけ、お告げとなります。つまり、秘密結社の真意は、神からの啓示であるとの意味であると思います。
 分かり易く云いますと、バブル戦略である白い桜に隠されている死霊計画こそは、秘密結社が神の使命としているとの意味であると思われます。

『その桃木を切り倒して何がひな祭りだ』
「その桃木」とは、バブル戦略によって、精神主義的な貴重(木兆)な機を無くしてしまう事を、「何が」は南画で南がになり、これが天と地の地にいる者達を意味しており、地上の社会ではニッポン万歳状態に陥っているとの意味であると思われます。
「その桃木」は、雛人形(dox)でもありますから、dox達のふるい分けが、秘密結社の天から見ると地上世界では行われている事になると思われます。

『切り倒された桃木はみんな泣いています』
「切り倒された桃木」とは、ニッポン万歳戦略に嵌ってしまったdox達が、「みんな泣いています」とは、サンズイに立つで、アクエリアスの新しい時代には重要なんだと思い込まされて、SEXに嵌りこみ励んでしまう事になるわけです。それが、天に通ずる者達と地の底に通ずる者達とに、ふるい分けられている罠とも知らずにです。

――少年が泣きだす
この少年が泣きだす場面は、17分15秒においての場面ですが、この15はカルト事件を表していますから、ニッポン万歳計画においてのサンズイに立つで、この少年が此処ではPAPA(1)を示している事がわかります。

――桃木の精
『今更泣いても仕方ない』
ここはニッポン万歳計画が終焉して、SEXをしてももう通用しない様な意味が、あると思われ、ここから、PAPA(1)の意味とPAPA(2)の意味が入れ替わるものと思われます。

『この子を責めるのはよしましょう』
 この言葉は、「責める」に「赤(責)」の意味がありますから、赤い桜に関係している事がわかります。つまり、ここからはPAPA(1)ではなくて、PAPA(2)になるわけです。その為に、責められる事がないわけです。
 この言葉は、中心の赤金色の皇后が話している言葉ですが、この赤金色の皇后は11番目に話をしております。それまでに、赤金色の天皇から9人を一回りして、又赤金色の天皇へと、10番目となる赤金色の天皇がもう一度話をしております。
 ここで9人を一回りした形を取って、一つの天皇の暗号を出している事になります。これが、PAPA(1)の暗号であります。
 その後に、初めて赤金色の皇后が11番目に話をする事になるわけです。この11の暗号がもう一人の天皇であるPAPA(2)を意味している暗号と云う事になるわけです。
つまり、トップが二人で11(1と1)という事になります。
非常に複雑な暗号描写ですが、この四段目にはPAPA(1)とPAPA(2)の、二人の天皇なる存在が、暗号化されている事がわかるのです。

『この子は私たちが切られるとき泣いてくれた』
 これは貴重(木兆)な精神主義的なものが無くされていく時に、「泣いてくれた」で、泣くは啼くになりまして、帝の口になり、精神主義的なものを無くしてはいけないと、主張していた事になります。

『切っては駄目だと泣いてくれたのよ』
「駄目だと」が、目には要点の意味がありますから、馬に太い要点となりまして、馬と云うのは秘密結社の意味がありますから、秘密結社の重要な要点の事で、当然四つの柱の計画の事を指している事になります。
 つまり、PAPA(2)が、四つの柱の計画を無くしてはいけないと、主張している事になります。

『桃が食べられなくなるから泣いたのだ』
 ここでは、PAPA(1)について、言及しております。
「桃が食べられなくなるから」というのは、ニッポン万歳計画の終わりを意味しております。ここでの、「桃が食べられなくなるから」というのは、5話目のゴッホの中に出てくる言葉の「僕は自然をむさぼり食べる」とリンクしている事になります。
 5話目の中でゴッホは、自然はどれも素晴らしく貴重であると、強調しております。これは、「桃が食べられなくなるから」という言葉と、暗号的に同じ意味となります。桃は貴重(木兆)の暗号となり、かつ自然の産物でもありますから。

---桃木の精が皆で、少年を笑う
『ははははは』

――少年
『違うよ、桃なら八百屋で買える でも花の咲いた桃畑はどこで買うの』
ここでは、『違うよ』で、17分46秒を示しておりまして、46はPAPA(1)とPAPA(2)の生まれた年を表しておりまして、PAPA(1)が46ですから、PAPA(2)は64という事になるわけです。それで、ここでは少年がPAPA(2)になるわけですから、「違うよ」という言葉の暗号となるわけです。
 もう一つ17分の方ですが、【55を表している暗号】で、5が二つで5と2となり、足すと10となります。これを、組み合わせて17という暗号を作り出している様であります(これはかなり分かりずらいですが)
 何故、55かといいますと、5は五井先生、中心、日本を表している暗号でした。つまり5と5の二つの数字は、PAPA(1)PAPA(2)を表しているわけです。

 「桃なら八百屋で買える」というのは、ここで云う桃は、貴重な女性の事で、有名人の女性達の事を表しております。八百屋というのは、八百長と八百万の神で日本のカルト事件による、ブルース戦略を暗号化したものであります。「買える」というのは、一つはバブルの投機(桃木)の意味と、もう一つは、江戸語で欺かれる意味でもあります。
 江戸語は穢土を、示している暗号であると思われます。このブルース戦略とニッポン万歳計画が、後々のテロによる天変地異による全国的な穢土状態を、もたらした責任として背負わせて、四番目の柱であるパラドックスの罠による処罰劇を、正当化しようとしているようであります。
 「でも花の咲いた桃畑」の意味は、秘密結社の戦略と理想とする社会の成就を云っているのであり、「どこで買うの」とは、買うは肯うで、「どこで出来るの」との意味となります。 

『僕はここが好きだから 花の咲いたこの桃畑が好きだから
それが切られてもう見られなくなるのが悲しくて泣いたんだ』
 ここでは、秘密結社の戦略と理想とする社会について、少年は好きだからと、主張している事になります。ここでの、「好きだから」と云うのは、「好」と云う文字を分解すると、「女の子」と云う暗号的な意味となります。これが、桃木の精の女の子を示している事は論を待ちません。

――少年が泣きだす(二度目)
18分13秒において、「泣いたんだ」と云う言葉を喋る。18分は666の獣で、秘密結社の本質と働きを表しており、13秒はトップシークレットを表しております。
ここで「泣いたんだ」とは、「啼く」で、PAPA(2)が強調されている事になります。

――桃木の精
『ようしわかった この子はいい子だ この子にもう一度 この桃畑の花盛りを見せてやろう』
 この暗号は、太平洋戦争時代に、山本五十六率いる秘密結社が行った戦略を、戦後の現代の日本と世界において、行う事を暗号化したものであります。
それが四つの柱の計画であり、四段の桃畑において神楽が踊られる暗号となるわけです。
この一連の神楽舞の暗号は、四つの柱の計画における、時間軸的な暗号であります。


――18分45秒から55秒まで、桃畑の桃木の精が、全員で四段目のお内裏様に、神楽舞の前に礼をしております。19分から23分迄、桃畑の桃木の精達が神楽舞を踊る事になります。この神楽舞が桃畑の花盛りでありましたが、この神楽舞の前と後の45秒から55秒までが、四つの柱の計画とその真意を、数字の暗号で表しているものであります。
 そして、前の段階は18分45秒から55秒まででありました。これは、礼をする過程とリンクしておりましたので、この礼が戻の暗号に変換されまして、これが、秘密結社が地上世界に戻る事の暗号である事は云うまでもありませんが、その前に、秘密結社流のつまり暗黒思想集団流の地上世界の清め(破壊)が行われるとの意味と、その清め(破壊)が四つの柱の計画であり、テロとクーデターとその過程で行われるふるい分けの計画である事を示しております。
 23分における45秒から55秒は、四つの柱の計画の成就を暗号化してあると思われます。――


 それでは、神楽舞の解読に入りたいと思いますが、ここでは、神楽には二つの意味が当てはまると思います。
一つは神楽から、狂言との意味が出てまいります。この狂言には「うその事を仕組んで人をだます」という白い桜の戦略が見て取れます。これは、四つの柱の計画の一番目と二番目の柱の計画に当て嵌まります。
 もう一つは、神楽には、「皇室や皇居との関連が深い歌舞」と、「神の座」の意味があります。これには、赤い桜の戦略が見て取れまして、四つの柱の計画の三番目と四番目の柱の計画が、当てはまる事になります。

――19分(2011年から~)
 ここにおいては、19分にどの様な意味があるのか考えてみますと、16の暗号的意味の逆になります。
そうすると、16は西園寺昌美会長のシンボルナンバーですが、この16なる暗号に、ここでは二つの意味があるのがわかります。それは、白い桜と赤い桜です。
白い桜は、騙し戦略が基本計画です。そうすると、シュワ戦略とブルース戦略に対して、反対している人達が、ここでいう19の側に当て嵌まります。即ち、オスカータイプの人達という事が出来ます。
 赤い桜の方は、秘密結社の真意が示されている戦略であります。それは、三番目の秘密結社が地上世界に出現する計画と、四番目のパラドックスの罠の計画であります。この真意に関する計画とは逆になるのが、もう一つの19ですが、エリザベスタイプの人達という事になります。この人達は、カルト事件の言いなりとなり、暴走する人達という事になります。
 この何方に当て嵌まったとしても、始まりを意味しております。


――20分(2012年)
 20には二重構造の意味があると思われます。これは、社会におけるダブルスタンダードと二人の天皇による二重戦略を意味していると思われます。
特に2012年は、ブルース戦略の始まりの年となります。
――21分(2013年)
 この21は、足すと3になりますから、ドックス戦略即ちニッポン万歳計画の成功(成就)の様な意味が、あるのではないかと思われます。そうすると、42秒から花吹雪が散り始めますが、この花吹雪は、テロとクーデター計画が成就する始まりを意味する様な暗号とも取れます。
 そして、21分が2013年だとすると、42秒というのは、一分の四分の三に満たないと考えると、先ず9月という日付が浮かんできます。42を掛ければ8月という日付が浮かんできます。そして42を足せば、今度は6月という数字が浮かんでくるわけです。
 これは最後の止めのテロの始まりを暗号化しているという推測が捨てきれません。
現実に行われるテロは、9月か8月か6月か、現実には、わからないというしかないのです。しかし、可能な限り早く、解決の手を打たなければならないということだけは間違いないのです。サンダーボール作戦によって!!!!

(因みに、この花吹雪の21分42秒の暗号は、第6話目の赤富士の宝永噴火の暗号である1時間14分38秒の暗号と、期日の暗号的意味が一致しております。花吹雪は赤富士の火山灰でもあるわけです。)

――22分(2014年)
 この22分は、足すと4になりますから、やはり死(四)の計画の成就の年なのでありましょう。つまり、テロとクーデター計画の成功のゴールが計画されている年であるのでしょう。
花吹雪は一番激しくなっております。

――23分(56で秘密結社の頭を意味する年:2014年~)
 23:00から23:04までの間、少年が映っております。この間4秒間ありますが、これは、死(四)の計画である、テロとクーデター計画の成功を暗号化しているのではないかと思われます。05秒06秒の二秒間で、濃いブルーのお内裏様が映っております。これは、オスカータイプの人達を意味している暗号であります。
07秒08秒の二秒間で満開の桃木の花が、映し出されております。この7と8を掛けますと56となり、やはり秘密結社の頭の意味が出てまいります。
 ここでの、05秒06秒と07秒08秒は、パラドックスの罠計画が成就している事を、満開の桃木によって暗号化しているものと思われます。
 そして、09秒10秒が赤と金色が混ざったような色のお内裏様が映ります。ここは9と10を足して19となりまして、始まりの19分にリンクしている事になります。つまり、始まりと終わりを意味している事になり、始まりの19分は、白を表に赤を裏にと、白赤混合の計画の始まりを意味しておりました。
 この赤と金色のお内裏様は、日本以外全部沈没の金正日総書記に当たる暗号であると思われます。これは、桃木の精の女の子でもありますし、8話目の笠智衆でもあります。
次に、11秒から22秒までが、桃木の花が満開の映像が映っております。この11と22は11月22日である、五井先生のお誕生日の日ともなりまして、秘密結社の真意である赤い桜の意味が誕生し成就した意味があるものと思われます。
 次に、23秒から25秒までの間に、少年と満開の桃木の花が映っておりまして、この23秒は23分のダブルとなっております。これは、満開の桃木の花と少年に同じ意味がある事を意味しております。そして、25秒には5が二つで55の意味があります。
 これは、二つの5が意味する暗号が、23分45秒まで20秒間続きます。この20秒間は二重構造と二重基準を意味している暗号で、45秒は足して9で、天皇事件の暗号、そして、掛けて20ですから、やはり少年と天皇事件の二重構造を暗号化しているものと思われます。
 次の、45秒から55秒までが、満開の桃木の花と桃木の精の女の子が、一緒になって映っております。これは、25秒から45秒の20構造の少年の暗号の続きでありまして、この女の子のシーンは10秒間でありますから、この女ん子の暗号は二重ではなくて、真意を意味している暗号と考えられます。これが、少年から続いた45秒において、9(天皇事件)の二重構造の後の意味を表しており、それが10秒間で真意を表しており、最後の55秒で桃畑の四段目の暗号の意味するところを表しております。
 55秒は足して10となり完成を意味しております。そして、その完成の中に5が二つある事になるわけです。5は五井先生、中心、日本を意味しており二人の天皇なるものを、意味しております。つまり、一連の計画の終わりに、二つの天皇に関連する二つのグループが分かれて残る事になるわけで、それが、パラドックスの罠なる計画の始まりとなっていくわけであります。即ちオスカータイプの人達とエリザベスタイプの人達という事になるわけです。
 
 次の24分から、三番目と四番目の柱の計画が、成就しているシーンへと入ります。
これは、正確には23分58秒からでありますが、58は足して13でトップシークレットの暗号となり、掛けると40となり死霊(40)計画を示しております。つまり、23は56で秘密結社の頭が、トップシークレットの40なる死霊計画を成就したとの意味となるわけです。
 そして桃畑は、三段目に小さな桃木を残して、後は全て根元から切り取られております。この小さな桃木が、桃木の精の女の子なのであります。
 そうすると、8話目の笠智衆(天皇の都を建設する)を残して、後は切り取られている事になるわけです。つまり、秘密結社の地上世界への出現計画が、成就した暗号である事と、それに伴って、パラドックスの罠計画が行われた事を意味しております。
 特に、23分代の花盛りから、24分代は一転して桃畑は逆の状態に陥っております。
これが、パラドックスの罠の暗号を、よく表している事は誰でも気付く事だと思うのですが、時間にしても24分ですから、二番目と四番目でパラドックスの罠を、やはり示しているわけです。2と4で表と裏となるわけです。
これだけ、わかりやすい暗号がありながら、注意を怠ってしまうのは、安易な楽観主義が蔓延している事を表しているのかも知れません。人間は自分に都合の悪い事には、わざと気付かない様にしてしまいがちですが、今回ばかりは国家や世界の、勿論自分も含めてですが、致命傷的な一大事となりかねません。
 
 次の25分からは、最後のシーンになりますが、このシーンにおいて三段目に残った小さな桃木と少年が対峙しております。
この桃木と少年は、同じ意味であります。つまり、PAPA(2)であり、笠智衆であります。最後に、主人公の少年が辿り着いた所であるわけです。
 そして、25の意味は55の暗号でした。これが、四段目の五組のお内裏様の暗号の意味と同じであると説明してきました。ですから、最後が25分で締めくくられるのは、当然と云えば当然なのであります。
 この最後のシーンで、31秒から37秒までが、ストップモーションとなっております。
これが重要な最後の暗号として、締めくくられているわけですが、この意味はなんであるのか?
 これは、この映画の1話目から7話目までを、示している暗号ではないかと思われます。
ですから、8話目に当たる部分は、黒い画面で終わるわけです。
この映画の8話目が赤い桜を表している暗号であるわけで、1話目から7話目までが、白い桜を表している暗号であるわけです。つまり、ここでの最後の暗号が意味するものは、8話目である笠智衆が、黒澤の家であるという事であります。
 この黒澤の家の、Xなるものの謎が明らかになるのが、8話目であるという事であります。それで、ストップモーションになるわけですが、このストップモーションの言葉自体にも、重要な暗号化がなされているようであります。
 STOP MOTIONのSTOPの方には、SとTOPに分解されまして、このSが桃木の精の女の子であり、笠智衆であります。ですから、SとTOPになるわけであります。そうすると、このSに謎がありまして、このSは8にリンクしている暗号であるわけです。つまり、レインボーブリッジの下にフジテレビがあるという、狐の嫁入りの暗号とリンクをしているわけであります。
 このパラドックスの罠を仕掛けられる人達が、このレインボーブリッジの下にある8なる暗号なのですが、その中で、生き残るのがオスカータイプの人達という事になります。このオスカータイプの人達は、S・TOPである笠智衆に通じている同じタイプの人達であるわけです。その逆が、エリザベスタイプの人達という事になりまして、それが、8なる暗号の中で、パラドックスの罠に陥ってしまう人達であるわけです。
 ですから、Sの逆になるわけです。そして、パラドックスの罠はシークレットですから、Sが反転しまして、尚且つ見えなくなるわけです。その見えている笠智衆であるSと、パラドックスの罠に嵌りこんでしまった人達を暗号化しているSの反転を合わせますと、8になるわけです。
 つまり、SなるTOPと見えない逆SのTOPとの二人が暗号化されている事になるわけです。見えているS・TOPは、小さな桃木と少年に当たるわけであります。見えない逆S・TOPはそれ以外の、根元から切り取られてしまっている多くの桃木と云う事になります。切り取られてしまっているからこそ見えないわけです。
 見えない逆Sと云うのは、隠されているパラドックスの罠計画を暗号化したものでありまして、それが、表面的には白い桜であるニッポン万歳計画に当たるわけであります。その計画の中心者が逆SのTOPになるわけであります。つまり傀儡天皇の事になります。
ですから、このS関連の二人のTOPとは、二人の天皇の事であります。
 それで、MOTIONは移動するですから、8話目に移動するとの意味が出てまいります。そして、そこに笠智衆とエンディングの川の流れの中にそよぐ水草があるわけです。
 これで、一通り最後の25分迄説明をさせていただきましたが、次に、この四段の桃畑の空間軸における、暗号的意味を解説してみましょう。
この四段の桃畑そのものが、日本以外全部沈没という映画から、解読されて出てきた四つの柱の計画なるものと、まったく同じ暗号であるという事をです。




 少年が桃畑迄来ますと、桃畑には桃木の精が、雛祭りの雛壇の様に、待ち構えておりました。その四段の桃畑の真ん中に、Zの形で道が上から下まで通っております。
少年はそのZの道の入り口に立って、桃木の精と会話をする事になるわけです。
そのZの道の一番上の出口には、黒い内裏様が立っておりました。
 少年は入り口において黒と白とが混ざった着物を着ております。そして、一番上の出口では、黒い内裏様へと繋がっております。これが、始まりと終わりを意味しており、映画でのオープニングとエンディングの暗号と同じになるわけです。
 そして、その間にあるのが、四段をなしている桃畑であります。この一段一段の意味を説明してみましょう。
これは、四つの柱の計画における、空間的な暗号であります。

先ず一段目から見てみましょう(一つ目の柱のシュワ戦略と対応しております)
 ここには三人ずつで、五組の男衆がおります。金色・緑色・紫色が一組ずつで、白色が二組おります。そして全部で15人ですから、西園寺カルト事件が勝負を仕掛けてきた暗号であります。
 この一段目が何を意味しているかですが、これは四つの柱の計画におけるシュワルツェネッガー戦略に対応しております。シュワ戦略は地震兵器によるテロの事でした。
そうすると、この一段目における色が暗号を表しているはずであります。
金色・緑色・紫色からどの様な暗号が出てくるか?
 先ず、紫と金で至近という言葉が出てきます。これは、非常に近い事の意味となります。では、何が近いのか。緑色がどのような暗号に当たるかによってわかります。それは、狐の嫁入りにおいて暗号化されていたものであります。緑色は木曜日に当たっておりました。つまり木です。紫と木から死期と云いう言葉が出てくる事になります。死期と至近です。
 要するにこれは、地震兵器によるテロが非常に近い目前であるという意味となります。
これについては、映画【TSUNAMI】において、アンクル計画として暗号化されておりました。それによると、アとンのテロですが、二回行われる事になります。
 アのテロは3.11として2011年にすでに行われているので、テロに関しては、最後に計画されているンのテロ計画という事になります。今は【ン】のテロが至近に迫っている事になるわけです。三人組の白色が二組ありますから、三は生み出す暗号的意味がありますので、テロを二回生み出す意味ではないでしょうか。そして、白い桜の意味でもあると思われます。(西園寺テロリズムとクーデター②を参照してください)

 次に二段目の桃畑に入りましょう(二つ目の柱のブルース戦略に対応しております)
ここには、楽器を演奏する人達が二十人おります。これは、何の暗号でしょうか。
二段目で音楽を演奏するですから、当然ブルース戦略という事になります。
そして、二十人おりますから、ダブルスタンダード戦略がとられているという事になります。それから、音楽のブルースというのは、本来アメリカの黒人の音楽でありまして、これにも、重要な意味があります。それは、アメリカの黒人奴隷時代に生じてきた音楽ですが、この奴隷がdoxの暗号と一致している事になります。
 そして、この奴隷が黒人ですから、四段目にいる黒い内裏様と対応している事になります。つまり、黒い内裏様は謎の状態を暗号化していますから、その黒の謎と直結している意味があると思われます。これが、パラドックスの罠計画に対応している事になるわけです。 
 そして、もう一つのブラックの意味は、ダーティーを意味しておりまして、ブルース戦略とは正にSEXダーティー戦略でもあります。
そのSEXダーティー戦略が、カルト事件として仕掛けられまして、テロとクーデターの後押しをする事になるわけです。そして、それと同時に、社会をふるい分ける下準備がなされているわけであります。これが黒澤の家の秘密の事でもあります。
 二段目には二十人おりますが、この二十人と云う数は、オスカーとエリザベスが二重に混ざっており、この二段目においてはまだ、振り分けられる前の段階にいる事を示しているものと思います。


 次に三段目の桃畑の意味に入りましょう(三つ目の柱の出現計画に対応しております)
今までの、一段目と二段目は白い桜の暗号の範疇のものでありました。この三段目からは、赤い桜の意味へと入る事になります。この三段目にはどのような意味があるのでしょうか。
三段目と云うと、四つの柱の計画では、秘密結社が地上世界に出現する計画の意味でありました。そうすると、桃畑の三段目には、どのような暗号があるのでしょうか。
 一つは女衆が、三人組で五組おります。全部で15人おりますから、15はカルト事件を示す暗号であります。つまり、カルト事件を利用して、戦略を進めて完成させる事が暗号化されているわけであります。
 この巫女さんの、服装が下が赤で上が白であります。これは、Zの道の暗号的意味とリンクされている事になりまして、Zの道の下から真意である赤い桜が、上からはトリックである白い桜が小さな桃木を目指す事になります。これは、後のZの道と弁証法の所で、詳しく説明を致しますが、ここでは、この巫女達の肩へとかかっている赤い部分であります。五組いる中の、左肩が二組と右肩が一組であります。
 それぞれ、一組が三人ですから、三組で333と云う事になります。そして、一人で赤と白の両方を表しておりますから、×2となりまして、666となるのではないかと思います。
 この6・6・6の三組の中の、左肩の二組が両端において、神楽を踊っております。右肩の一組は真ん中において神楽を踊っております。これが意味する所は、15人の両端に、左肩で6と6です。つまり、秘密結社が起こしている白い桜であるカルト事件を意味しておりまして、左肩は左手の道の暗号である洗脳戦略を意味していると思われます。その中心に右肩の6ですから、これは、右でraitoですから、『正しい 正当な 当然の しかるべき 適切な 適当な 都合がよい すぐに ただちに』等であります。
 この右肩の6は、6が一つとなりますから、西園寺昌美会長のシンボルナンバーが出てくる事になります。要するに、これは、背後に見えている三段目から四段目へと、到る道と同じ方向を向いている事になりますから、本来の西園寺昌美会長の真意が、ここに現れているのではないでしょうか。
 それで、もう一方の左肩の6と6を見てみますと、二段目から三段目へと至る道と、同じ方向を向いている事になります。これは二段目のブルース戦略が、二重構造をなしている事と一致しております。それが、三段目において二つに分かれるという暗号描写ではないでしょうか。
 さらにそれが、三段目から四段目へと到る道においては、一つになっている事になります。つまり、四段目におけるPAPA(1)とエリザベス達は、消えて存在しなくなってしまうからであります。


 それで、この女衆が白酒の御屠蘇を道具として、踊りを踊っております。
この白酒は、白い桜の洗脳戦略を意味しているものと思います。つまり、ブルース戦略となります。次に御屠蘇ですが、ここからは分解をしますと、屠で「動物を屠る」との意味が出てまいります。これは、シュワ戦略を意味している事になります。それから、クーデター計画の成功の後に計画されているパラドックスの罠の計画が当てはまる事になります。
 ここで、屠なる暗号「動物を屠る」事が、組み込まれているのは、ブルース戦略と照らし合わせますと、人間性と動物性の両サイドに、ふるい分けている事が言えるものと思われます。尤もらしい戦略の様に見せているだけで、実は残酷で馬鹿げた、ジェノサイドのゲームをしようとしているだけなのではないでしょうか。

 そして、御屠蘇の蘇ですが、これには「蘇る」との意味がありまして、これは、四つの柱の計画の三番目の柱の計画である、秘密結社が地上世界に出現する計画に、そのまま当てはまる事になります。そもそも御屠蘇は、正月のお祝いとして飲むものでありますから、新しい時代の始まりを暗号化している事がよく分かります。
 これを、まとめますと、シュワ戦略とブルース戦略を基としたカルト事件によって、クーデター計画を成功させて、その成功によって秘密結社が表に出ようとしている事になります。
 その為に、笠智衆の暗号を意味している、小さな桃木が三段目に一つだけ残っていたわけであります。勿論、この蘇りには、万難を排して進んでいたオスカータイプの人達の事もあるでしょう。

 最後に四段目の桃畑の意味に入る事にしましょう(四つ目の柱のパラドックスの罠計画に対応しております)
ここは一番てっぺんでありまして、お内裏様がおります。このお内裏様と云うのは、天皇と皇后を意味しております。
 その天皇と皇后のコンビが五組おります。ここでどのような暗号を表しているかと云いますと、基本的に秘密結社の頭である56(23)と、ブルース戦略を基としたパラドックスの罠戦略を暗号化してあります。今まで、この四段目は55の意味が暗号化されていると説きましたが、この55は二人の天皇とそれに伴うオスカーとエリザベスを意味しておりました。そして完成を意味しておりました。
 まず、男女の56の暗号から説明をしてみましょう。
この秘密結社の頭である56の暗号は、23が基になっている時が多いのですが、この四段目においては、やはり23の数字によって56を暗号化しております。
この四段目の56の暗号においては、一つの暗号的意味として男性と女性に分けて暗号を出しております。
つまり、男性側の立攖と呼ばれている帽子が上に長く伸びているのが暗号です。これは、長い暗号の帽子が三人で、短い帽子が二人です。今度は、女性側の冠を見てもらえば同じように、三人が大きな冠で二人はその逆です。ここでも23の暗号が作られております。
 このように、男性と女性で56を作っております。これは男性と女性で陰陽の意味を出しておりまして、男性が陽で女性が陰です。陽は表面に現れている意味で、陰は陰に隠れている暗号です。これは、白い桜と赤い桜の意味でもあります。普通でも男性は白で女性は赤に例えられる事が一般的であります。その為に、桃木の精の女の子が暗号となっているわけであります。
 もう一つの、二人の天皇を表している暗号として、ブルース戦略を基にした二人の天皇の暗号です。先ず、両端にブルーの色のお内裏様がいる事がわかると思いますが、向かって右に濃いブルーの内裏様、左に薄いブルーの内裏様です。ここで複数形のSを付ける暗号が使われておりまして、ブルーにSですからブルースとなります。
 ブルース戦略は、二重基準でありました。それは、オスカーとエリザベスの二つにふるい分ける計画が、そこにあったわけです。そのふるい分けられている暗号が、四段目の二つのブルーのお内裏様であるわけです。
 ここでは、男性側の暗号が重要で、真ん中に本来の天皇を意味するお内裏様が、赤金色でおります。その両側にパラドックスの罠を意味する色のお内裏様がいるわけです。
そうすると、中心の赤金色のお内裏様は、そのまま中心軸としておりまして、白と黒、それから薄いブルーと濃いブルーが両側にいるわけであります。
 この両サイドの男性の帽子を見てみますと、黒い内裏様の帽子と濃いブルーの内裏様の帽子に、天皇の印である立攖があります。これがオスカーに当たる暗号と云う事になります。即ち笠智衆(PAPA2)の暗号であります。
 一方の、白い男性と薄いブルーの男性には立攖がありません。これはエリザベスを意味しておりまして、傀儡天皇であるPAPA(1)を意味しております。
基本的に女性側は、すべて赤い桜の意味があります。それを基本として考えますと、白い男性と薄いブルーの男性は、白い桜の中の傀儡天皇とエリザベスに相当する意味であります。黒い男性と濃いブルーの男性が意味しているのが、笠智衆とオスカーの暗号であります。そして、白い男性の皇后が赤い着物を着ており、そのまま赤い桜の意味を強調しております。黒い男性は隠されている真意を暗号化しておりまして、それは赤い桜の意味と同じものですが、その為に、黒い男性の立攖と赤い着物の皇后の長く下がった黒髪が、暗号としてリンクされておりまして、両者が同じ意味である事を表しております。
 黒い男性の皇后を見てみますと、中心の赤金色の皇后と着物の色が似ております。そこにはプラス緑の色が合わさっております。この緑色は一段目の真ん中にいる緑色の三人組の色とリンクされている事がわかります。そこにはテロの意味がありましたので、ブルース戦略と云うものが、テロ計画の後押しとしてなされている意味が暗号化されているものだと思われます。
 ここでパラドックスの罠が、どの様に暗号化されているかと云いますと、白と黒が意味している暗号と、薄いブルーと濃いブルーが意味している暗号が、逆のサイドに立っているという事です。本来であれば、白のサイドに薄いブルーが、黒のサイドに濃いブルーがいなければならないはずです。しかし、その逆になっております。これはブルース戦略における、パラドックスの罠を暗号化したものであります。
 この過程を、数字の暗号で解読をしますと、立攖の無い白い天皇と薄いブルーの天皇二人で、2となります。立攖のある黒い天皇と濃いブルーの天皇と赤金色の天皇で三人となり、3となります。
 そうすると、2と3で56となり、秘密結社の頭の暗号的意味が出てまいります。
この23には、それぞれ四段の桃畑の二段目と三段目に対応しておりまして、二段目のブルース戦略と三段目の御屠蘇の暗号が、掛け合わさりまして56となるわけですが、この二段目にはオスカーとエリザベスが、そして三段目には、秘密結社が地上世界に出現する意味と、動物を屠るという暗号的意味がありました。
 そして、二段目と三段目を分ける線は、クーデター計画の成功であります。クーデター計画成功の前は、カルト事件として事件が進みます。しかし、クーデター成功の後は、秘密結社がいよいよ出てきまして、地上世界を支配する事になるわけです。
 カルト事件の時の戦略が、ニッポン万歳戦略でありまして、この時に中心として騙されるのが、傀儡天皇であるPAPA(1)であります。エリザベスタイプの人達の中心者であり、代表的存在であります。そして、クーデター計画成功の後に現れるのが、小さな桃木でありまして、PAPA(2)である笠智衆となります。
 要するに、二段目においては、オスカーとエリザベスの玉石混交状態がそれぞれの思惑と目的に則って、進んでいくのですが、三段目においては、桃畑は踊り場ですから、両者共に停滞をする事になるわけです。つまり、景気の踊り場という、よく使われる経済的な専門用語であります。経済用語としては、踊り場は景気の停滞を意味しますから、景気は契機に変換される事になりまして、エリザベスとオスカーのどんでん返しの、契機となるわけです。
 そのどんでん返しの前に、エリザベスタイプとオスカータイプの人達が、三段目において何方も一時停滞することになるわけです。両者の歩みは、秘密結社が地上世界に出現すると共に、一時的にSTOP状態を余儀なくされるわけであります。
 このSTOPが、25分代の暗号であるSTOP MOTIONと、リンクがなされている事が、良くわかるものと思いますが、この停滞(S・TOPの暗号)が、桃畑の四段目へとMOTION(移動)していく事になるわけです。
 ここにおいて、2と3から暗号的に示されている、56の暗号的意味が当てはまって来る事がわかると思います。そして、この56は足した数である11と云う数字が、重要な暗号的な意味となっております。これが、少年と桃木の精達の会話の中にある暗号である、四段目の9人が一回りした後の11番目の暗号にリンクをしているわけであります。
 ですから、この四段目には二つのグループを表している55なる暗号がある事が、今までの説明でよくお分かりになったものと思います。
 それでは、次に、桃畑を繋いでいるZの道が、いかなる意味を持っているのかを説明して参りましょう。
この四段の桃畑を繋いでいるZの道とは、終わりへの道であり、そして弁証法を示している道でもありました。
  




 終わりへの道【マルクス唯物的弁証法と帰納法】

 少年の前に、直面している四段の桃畑には、一段一段ジグザグに上へと昇る道が、通っております。これが、唯物的弁証法を表している事になるわけですが、歴史の進歩や社会の進歩と云うのは、この唯物的弁証法に則り進歩してきているとよく云われる事があります。
 この桃畑には日本と世界の、戦前から近未来までの姿が、マルクスの唯物的弁証法をうまく暗号としてトンチの様に活用して、暗黒のシナリオがプログラムされているようです。
それでは、まずマルクスの唯物的弁証法の、暗号的意味から探ってみる事にしましょう。
 弁証法は、テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼによって、成り立っていますが、マルクスは唯物論の立場から、弁証法的に世界を見て、それが唯物的弁証法となり、共産主義思想を生み出すことになりました。
そのマルクスの唯物的弁証法を、トンチの暗号の様にして、四つの柱の計画を暗号化してあるのが、この四段の桃畑になるわけです。
 この一連の暗号の数々が、すべてトンチによる暗号化でありまして、このマルクス唯物的弁証法に関しましても、やはりトンチ的な暗号となっております。
では何処が、トンチであり暗号であるのか?
 先ず、このマルクスの名前が、トンチの様な暗号であります。これを解きますと、マルクで玉(マル)と「く(9)」になります。この玉は日本では天皇の事を意味しております。ですから、この事件は天皇が二人いるわけですから、複数形でSが付く事になり、つまりマルクとSでマルクスとなるわけです。
 では、唯物的弁証法の方は、どの様なトンチ暗号であるか、この唯物的と云う言葉の意味は、本来の意味とは全く別でありまして、ここではトンチ的に、タダモノ的と云う意味となります。唯物的と書いて、タダモノ的と読むわけです。
 それでは、次の弁証法と云う言葉の持っている暗号的意味は何でしょうか?
弁証法と云う言葉の持つ意味が、そのまま、この桃畑の暗号においても生かされておりますが、その前に、弁証法の弁証と云う言葉において、重要な意味が隠されております。
この弁証と云う言葉には、「弁別して証明する事」の意味があります。ではこの弁別にはどのような意味があるかと云いますと、「わきまえわかつこと。見分ける事。識別」との意味があります。
 これは、ふるい分けの意味が、ここで強調されているように思います。これが、四つの柱の計画の落とし穴である、四番目の柱であるパラドックスの罠計画の事であると思われます。お内裏様の白と黒、そして二つのブルーの内裏様であったわけです。
 これは、秘密結社から見て、タダモノ(唯物的)であったのか、それともタダモノでは無かったのかを、ふるい分けている事になると思われます。
そして、このふるい分けを、マルクスの唯物的弁証法のあり方を、真似して、実際に社会において現実化せしめて、その上で、実際のふるい分けを行うという事をやっているようです。マルクスは、簡単に云えば社会の発展段階が先にあって、人間の思考が決まると説いていたわけです。社会のありようによって、人間の心が決まって来るとしていたわけです。
 このような、マルクスの唯物的弁証法なるものの教えを、うまく真似しまして、現実に社会において、ふるい分けの計画を立てたのが、四つの柱の計画の一つの意味であります。
それで、二人の天皇なるものを、そのふるい分けの中心軸としているようであります。それが、玉(マル)と「く(9)」が二人(S)で、【マルクス】となるわけです。
 それでは、四段の桃畑の暗号の方を、解いていくとしましょう。
先ず最初に、玉が二つあるわけですが、それが「く(9)」の字によって、桃畑に暗号化されております。この玉であり「く」なる存在は、両方が全く真逆の存在であるわけです。それがPAPA(1)とPAPA(2)であるわけです。
 そうしますと、この「く」なる文字も逆向きの文字となるわけです。それで、桃畑のZなる道をよく見てみますと、普通の「く」の字と逆向きの「く」の字が、合わさった形をしているのが良くわかります。この暗号化のあり方が、弁証法であるテーゼ(正)アンチテーゼ(反)そしてジンテーゼ(合)となるわけであります。
 つまり、普通の「く」の字は正であり、逆「く」の字は反となり、それが合わさったZなる字は合であるわけです。
この様な見方は、桃畑全体が表している暗号的な弁証法的見方でありますが、それぞれのPAPAは、それぞれが暗号的な弁証法の道を、それぞれが正反対の道から進んでいる事を説明致しましょう。

 桃畑のZの道において、PAPA(1)は上からPAPA(2)は下から、歩みを進める事になります。下には少年が上には黒い内裏様が、Zの道の端と端におります。
そうしますと、何方も小さな桃木のある場所が【鍵】ですから、下におりますPAPA(2)は、「く」の文字の全てを上まで登り切っている事になります。これは正反合の正を意味します。そして、PAPA(1)は上から、「く」の文字の半分しか達する事が出来ません。これは、正反合の反を意味しております。半分の半を変換して反となるわけです。そして、ここが両方のPAPAが出会うところであるわけですが、PAPA(2)が合の段階であるのに対して、PAPA(1)は未だ反の段階でしかありません。
 

 そして、テーゼを正から定立と云う言葉に変えますと、定まって立つと云う意味となります。これを、PAPA(1)に当てはめてみますと、黒い内裏様となるわけです。この意味するところは重大でありまして、これは、オープニングに隠されている黒と白の謎と云う事になります。黒色が意味するところは、白い桜の暗号に隠されている謎と云う意味となるわけです。ですから、黒と白は暗号的に密接不可分な意味としてあるわけです。
 ですから、PAPA(1)は天皇カルト事件において、白い桜の暗号が意味するところに立っているという事になります。当然、黒なる謎が意味するところを知らないままにであります。そして、上から下へと二段目に、歩みを進めてゆくという事になります。
 これは、下から見ると三段目に当たり、2と3の暗号が出る事になりまして、56である秘密結社の頭の意味となります。そして、PAPA(2)から見ましても、三段目と二段目でやはり3と2となり、今度は56の反対の65となります。
 この56と65は、白い桜と赤い桜の関係をよく表しております。
上の第一段目から、歩みを進めたPAPA(1)は、第二段目に進む事になるわけですが、これを四つの柱の計画に照らし合わせますと、二番目の柱の計画であるブルース戦略という事になります。ここにおいて、PAPA(1)は、56となるわけです。
 逆「く」の字である、一番膨らんでいる所が、ブルース戦略となり、最終段階の一歩手前にいる事を意味しております。
この一番膨らんでいる所と云うのは、ブルース戦略ならではの暗号と云う事になるでしょう。ブルース戦略で一番膨らんでいる所になるわけですから、ニッポン万歳計画と云う事になるわけです。これは、3話目の「雪女」の中にある暗号である、アタックキャンプに相当する暗号でもあるわけです。つまり、一番膨らんでいる所と云うのは、テントが張っている所という事になるわけです。
 この段階は、PAPA(1)にとって、反定立(アンチテーゼ)となりまして、この反定立の暗号的意味は、反社会的な行動に定まって立つとなりまして、これは、カルト事件がエスカレートしているニッポン万歳計画そのものに他なりません。

 それでは、PAPA(1)にとっての、ジンテーゼ(合)とは何か?
このPAPA(1)にとってのジンテーゼ(合)は、正にエリザベス達のゴールでもあるのです。

 本来は、上から三段目であるブルースの段階に進む事になるわけです。その段階が、PAPA(1)にとっての合(ジンテーゼ)になる事になります。
しかし、ここでは、トンチの様な暗号が使われておりまして、小さな桃木のある場所で、反となった時に、この反は反転の反も意味しているものと思います。つまり、逆「く」の字が、真ん中の膨らんだ所を中心にして上に折れ曲がりますと、上から一段目と二段目を繋いでいる逆「く」の字の斜めの線だけになります。つまり、両方の斜めの線が上の線で合わさりまして、合の線となるわけです。そして、この合の段階になった時、一段目のブラックの謎と三段目のブラックの謎が合わさる事になるわけです。
 一段目と三段目は、逆「く」の字によって、ブラックの謎とブラックの謎が繋がれているのであります。三段目におけるブラックの謎は、オスカーとエリザベスの選り分けであり、一段目のブラックの謎は、パラドックスの罠計画の発動に他なりません。
 また、一段目と三段目で1と3なる数字が出る事になり、13分代の暗号へとリンクしている事が分かります。つまり、少年と鉄瓶と桃の花の花瓶の暗号であります。
鉄瓶の暗号は、白い桜の暗号でしたから、この桃畑でも上から一段目と三段目を通しまして、13なる暗号を組み込んでいる事になります。
 



 それでは次に、PAPA(2)が進んでいる、弁証法の道を解読してみましょう。

先ず、桃畑の第一段目において、PAPA(2)は正しい考えと行動をとる事になります。
それが、正反合の正に当たります。これはオスカータイプの人達も同じであります。
 一段目はシュワ戦略を意味しておりますから、テロとクーデター計画及び、カルト事件に対して、反発して正そうとする、その様な、正しいあり方に、定まって立つ事になります。
 そして、アンチテーゼである反はどうなるか。これは、一段目を経てきた上での二段目であるブルース戦略に対してと云う事になります。
これは当然反発する反であり、又、反発する側に定まって立っている事になります。
それでこの反定立には、もう一つの意味がありまして、事件が進んでいく上で社会的な立場が不利になるという、今までの様に定まった所に立てなくなってしまうという意味の、反定立と云う暗号的意味でもあると思われます。
 PAPA(2)は、他のゴーストプロトコルや日本以外全部沈没等の暗号から照らし合わせますと、この桃畑の二段目において、拉致されて地下世界に引っ張り込まれる計画になっているようであります。他のオスカータイプの人達は、圧力が増大する中オスカー的な行動を続けている事になります。

 そして、PAPA(2)におけるジンテーゼ(合)とは何か?
それが、23分代の45秒から55秒に現れた、桃木の精の女の子でありまして、小さな桃木の意味であります。8話目の笠智衆であり、日本以外全部沈没に登場してくる金正日総書記の暗号でもあります。
 PAPA(2)にとって、このジンテーゼ(合)の言葉には、重大な暗号が隠されております。
それは、天皇が現人神であるという、日本特有の宗教的側面からきております。秘密結社は、この戦前主流であった国家神道上における、万世一系や八紘一宇等の理論を悪用しまして、戦略を進めている様であります。
 そうしますと、このジンテーゼと云う言葉には、神と云う言葉が隠されている事が、わかるものと思います。
それは、ジンテーゼのジン(神)であります。
神とテーゼが一体化することが意味されております。
 そうすると、秘密結社の作り上げた天皇なる存在が、ここでクローズアップされる事になります。天皇は現人神であると云う古神道的な教えであります。
 五井先生のみ教えでは、宇宙神の地上世界における代理者が天皇であるというみ教えでありまして、これをキリストと同じ存在であるという説明をしておられました。これについては、ここでは説明は省かせてもらいますが、この様な、古神道にしましても五井先生のみ教えにしましても、天皇は中心の神の表れであるという教えを、悪用しまして、秘密結社は天皇なる存在を作り上げて、世界を支配しようとしているわけであります。
 そうしますと、この中心の神と云うのは、神道では主(す)の神と云いまして、これは、日本古来の言霊学から来る教えですが、キリスト教の聖書にある『初めに言葉あり、言葉は即ち神なりき』と云うところの、初めの言葉が、言霊学から云うと、この『す』なる言葉になります。この『す』は、創造主に当たり五井先生が云うところの宇宙神に相当します。五井先生の教団を、悪用して起こしめている事件ですから、当然天皇イコール「すの神」の理論が成り立つわけです。
 この【すの神】なるものを、テーゼに組み込みますと、驚くべき暗号が出てくる事になるのです。テーゼをローマ字で表記すると、thesisとなります。これを英語ではなくて、ドイツ語表記にしますと、theseとなります。
 ここでドイツ語が出てくるのは、非常に意味が深いことになります。なぜかと云いますと、秘密結社の本質はナチスだからです。その秘密結社が、地上世界に出現する計画が、桃畑の三段目に暗号化されているわけですから。
 それで、ドイツ語のtheseに、日本の『すの神』を組み込みますと、つまり、神(ジン)theseにするわけです。これは、日本語とドイツ語が合わさり、合となっているわけです。この形は、秘密結社の本質をよく表しております。それは、あの戦争において、ヒトラー率いるナチスの一部と山本五十六率いる日本軍の一部が、合流して始まったのが、戦後の秘密結社の本体だからです。
 その秘密結社が、地上世界に出現して来る計画が、小さな桃木のある場所になるわけです。
 そうしますと、theseに「すの神」の「SU(す)」を組み込みますと、thesesuとなります。これを、theとsesuの二つに分けまして、このSESUにSEXなる暗号が、隠されている事に気が付かなくてはなりません。sesu―せす―せっくす―SEXとなりまして、ここ―『何分か表記すること』- で、『ひな祭りは桃木の節句と云うだろう」と云う箇所の暗号を思い出してください。
 節句セックのクが二つあると云う暗号で、SEXと云う言葉が出来るという意味でした。これは、普通の「く」なる文字と、逆向きの「く」なる文字が合わさって、「X」でありました。これが終わりへの道であるZの道の暗号でした。
このあり方を、ここでのSESUなる暗号に、照らし合わせて見なければなりません。そうすると、SESUでセスですから、ここにセックスの言葉を作るには、小さな「ツ」と「ク」が必要になります。小さな「ッ」は基本が普通の「ツ」の字にあります。
この「ツ」の字はツーと云う字とリンクしている事が分かります。ツーとは二つと云う意味でありますから、小さな「ッ」となりますと、二つの半分である一つとの意味となります。つまり、一つの「く」の文字との意味が出て来るわけです。
 このSESUなる暗号的言葉には、一つの「く」の文字が消えているという事になるわけです。桃畑の三段目は、PAPA(1)が消えてPAPA(2)が出現する暗号的意味でしたから、SEXに関係している「く」の文字が消えるわけです。
 そうしますと、この西園寺カルト事件では、SEXを愛として洗脳戦略に使っていたわけであります。そのSEX愛が終わるわけですから、SESUのEをIに変換します。エンド愛(I)です。そこに、SISUの言葉が出てくる事になります。この言葉を日本語にしますと、「しす」と云う言葉が出てきますが、この言葉を正確にしますとSHISUとなりまして、Hが無いことになります。このHが無いというのはSEXが無いと同じ意味となるわけでありまして、ニッポン万歳計画(ブルース計画)の終わりを意味している事になるわけです。
 この暗号のあり方は、【日本以外全部沈没】の暗号の中にある、石山防衛庁長官のスパイナルZ特殊爆弾の暗号解読の意味と一致しております。「SPY」と「SPICE」と「Y」と「ICE」と「4」のキーワードが重要でしたが、理解の参考になって下されば幸いです(西園寺テロリズムとクーデター⑥を参照して下さい)


 今まで、マルクスの唯物的弁証法から暗号の解読をしてきまして、その唯物的にタダモノ的と云う暗号がある事を指摘してきましたが、この三段目に至った瞬間から、日本特有の神が加わりまして、唯物的ではなくなったわけです。三段目に達した瞬間に、唯物的で示されていた、PAPA(1)とエリザベスの集団は、消えてしまう事になるわけです。
 今まで述べてきた事の結論を云いますと、theseに「すの神」を組み込んだ瞬間、The SISU(死す)の言葉が出てくる事になるわけでありまして、マルクスの唯物的弁証法は、二人のPAPA共に、その合の段階に達した瞬間に、四番目の柱へとワープすることになるわけです。それが、三段目の小さな桃木のある場所であるという事になります。
正反合ワープと云う事になるわけです。




始まりへの道【朱子学と演繹】

 今までは、終わりへの道【Z】でしたが、これからは、始まりへの道【Z】という事になります。
 四段の桃畑に示されているのは、終わりと始まりであり、破壊と再生です。それを、暗黒思想の立場から、成し遂げてしまおうとしているのが、秘密結社の四つの柱の計画です。
この桃畑の暗号においては、終わりへの道をマルクスの唯物的弁証法を、暗号として利用しまして、強調しておりました。
 これから見ていくのは、始まりへの道である再生と云う事になります。
その再生であり、始まりを強調している暗号が朱子学と云う事になります。そして演繹の三段論法です。ここに13の暗号が当てはまって来る事になります。
 今までの、終わりへの道【Z】も、上からの道である逆『く』の文字を通して、13の暗号が組み込まれておりました。これは、弁証法を通して強調した終わりへの道であり、演繹法に対して、帰納法でした。帰納法は語義的にも、『戻して仕舞う法』と云う意味があります。
PAPA(1)とエリザベス達は一瞬にして、綺麗に折り畳まれる様にして、ブラックへの謎へと吸い込まれて終わる事になりました。
 これは、帰納法ですから、昨日にする法(帰納法)という事になります。つまり過去です。それは過ぎ去っていく古い時代を指し示している暗号でありまして、古い時代に終わりを告げる為の手法が帰納法(昨日法)と云う事になるでしょう。
 それに対して、新しい時代を示している暗号は、演繹法です。演繹法には語義的には、『広げて引き出す法』との意味がありますから、この演繹と云う言葉を分解して解読しますと、黒澤の家の謎が出てくるのであります。つまり、新しい時代を示している暗号は、この黒澤の家の謎を解く事によって分かるという事であります。
 この始まりへの道に示されている暗号には、演繹法と合わせまして、もう一つ朱子学が組み込まれていまして、これが、新しい時代が東洋思想に根差している事を告げております。その反対に弁証法が西洋で生まれましたから、終わりへの道が西洋思想に関係している事を表しているわけです。
この様に、弁証法は西洋を、朱子学は東洋を表しており、ここにこの四段の桃畑が、文明の周期論に基づいて、作られている事がわかるのです。
 つまり、この21世紀には、今まで主軸となってきた西洋文明から、東洋文明へと文明の軸が移行してゆくという理論です。
 この周期論は、日本の村山操先生の800年周期説が、悪用されているようです。
それはこの夢と云う映画が、短編の8話で構成されている事と、一致してきます。
800と8です。ここから何が見えてくるか?00が余ります。これは、「ダブルO」でありまして、殺しの許可証を意味しております。この「ダブルO」と「殺しの許可証」なる暗号は、日本以外全部沈没の暗号の中でも確認されております(西園寺テロリズムとクーデター⑤を参照して下さい)
 これは、桃畑に示された新しい時代なるものが、恐怖政治の暗黒時代の始まりである事を予告しているものであります。それが、朱子学と演繹法と三段論法によって、暗号化されているのです。
 この暗号を解くには、それぞれの言葉の暗号的意味を探らなければなりません。
先ず朱子学ですが、この朱子学はその教えに、重要な要素として陰陽五行説と云う教えがあります。この陰陽五行説が桃畑の55なる暗号と同じであり、又狐の嫁入りに出てきた暗号である、火水木金土の暗号と同じであります。五行説は木、火、土、金、水が基本でありまして、狐の嫁入りの火水木金土の暗号と同じことになります。
 陰陽五行説が、桃畑の55なる暗号と同じであるという意味は、見ただけで分かります。五行説ですから、読んでそのまま五が行く説です。55と云うのは、二人の天皇の事でありまして、この二人の天皇が辿るコースが計画されている暗号であります。
 そして、狐の嫁入りの火水木金土は、四つの柱の計画の事でありました。ですから、二人の天皇と四つの柱の計画が、朱子学には暗号化されているわけです。また、朱子の朱には赤の意味がありますし、朱子の子には始まりの意味が、見て取れます。つまり、始まりと赤い桜(真意)で、四つの柱の計画の始まりから、終わりまでとの意味となり、朱子学の学は、岳とも変換出来てこの事件を山として表している事になります。また、暗黒思想の立場から、四つの柱の計画を学びの場とでも考えているのでしょうか。恐ろしい事です。
 それでは、次に演繹法と三段論法について、説明してみましょう。
朱子学と云うのは、演繹法によく似ております。演繹法は前提が、正しい時は良いのですが、前提が間違えているときには、その結果も間違える事になるわけです。
日本の幕末に、水戸藩等が明治維新のブレーキの様な事をしてしまったのは、朱子学的な水戸学に固執してしまった為に、当時の時代の必要に正しく答える事が出来ずに、逆にブレーキになってしまったのです。これは、朱子学と云う、学問が演繹的である事に原因があります。

 
 演繹法の三段論法に関しては、桃畑の下からの道である「く」の道に、その秘密があります。この「く」の道は、一段目から三段目までの、三段の桃畑に関わっております。そして、ここに少年のPAPA(2)に関する13と云う暗号が、組み込まれているのに気が付きます。
 この桃畑の一段目から三段目までは、「く」の文字によって、演繹されているわけです。
この時に、一段目と三段目が「く」の文字においては、段は違いますが、同じ位置にある事が分かります。そして、二段目が膨らんでいる所で、ずれている事が分かります。
一段目には、秘密結社が起こしめたテロリズムがあります。二段目には、秘密結社が罠として起している、政治を乱すカルト犯罪がある事になります。そして三段目にも、秘密結社が支配を確立したテロリズムがあるわけです。
 テロリズムがテロリズムを演繹している事になるわけです。ですから、一段目と三段目で1と3であり、13の暗号が当てはまって来るわけです。そうすると、二段目は落とし穴と云う事になり、13の間で見えない2がある事になるわけです。
 この二段目はブルース戦略であり、それはブラックでした。ブラックはブラックへと帰納する事が運命付けられていました。そのブラックの隠されている姿が、赤い桜であります。それが、三段目に至った秘密結社が確立するテロリズムと云う事になります。
一段目のテロリズムは、政治目的による破壊行動です。三段目のテロリズムは、恐怖政治による支配の確立にあります。大前提がテロリズムですから、演繹法においては、結果もテロリズムで終わるという事になるわけです。
 

 此処での、この13と云う暗号が、赤い桜を意味している事は、今までに何度か確認をしてきましたが、更に、ここで演繹法の暗号的意味を解くには、演繹と云う言葉の持つ、暗号的意味を知らなければなりません。
 この演繹と云う言葉を、解読しますと、黒澤の家の謎と一致してくるのです。
解読してみましょう。
演繹を分解しますと、四つの部分に分解することができます。これを、組み合わせますと、寅と糸、それから澤と云う文字を作る事が出来ます。これを、更に展開させますと、寅の意図(糸)と、澤の持つ意味から、沼と人々を潤す先人の徳との意味が出てきます。
更に、これを展開させて、寅からはAM4時と云う意味が出てきます。このAMのMを逆さのWにすると、A(ア)はZ(ン)になる事になります。4時の4を四つの柱の計画と仮定しますと、ここにはAとZの両方が含まれている事になります。しかも、赤い桜に関しているZ(ン)の方が、隠されている事にもなるわけです。ですから、この寅の意図とは、四つの柱の計画の真意と解する事が出来るのです(このAとZがアンクル計画とリンクしている事は理解できるものと思います)
 次に、沼と人々を潤す先人の徳の意味に関しては、沼がサンズイに召すとなりますから、 『お呼びよせになる―召し出して役につかせる―新しい時代にお治めになる―お命じになる―上からの命によって捕らえ囚人とする―あの世等に召す等々――ですが、沼には泥沼等に通じる非常に陰惨なイメージもあります』
 それから、人々を潤す先人の徳については、当然偽物の五井先生の教えとその計画となるでしょう。
これを、もう少し分かり易くまとめますと、少年は桃木の精の女の子に招かれて、桃畑に来たわけです。そして、最後に残った小さな桃木となり、8話目の笠智衆となったわけです。つまり召す(めす)の意味にある『お呼びよせになる―召し出して役につかせる―新しい時代にお治めになる―お命じになる―上からの命によって捕らえ囚人とする―あの世等に召す等々――ですが、沼には泥沼等に通じる非常に陰惨なイメージもあります』との意味合いが、そのまま当てはまって来る事になるわけです。そして、それが五井先生の作られた計画であると云うわけです。
 つまり、この演繹と云う言葉の中には、そのまま黒澤の家に隠されている謎を、表している意味が出てくる事になるわけです。要するに、少年は演繹的に、黒澤の家にある謎を、展開していく役目を負っているという事になるわけです。
それが、13と「く」の字の暗号とと共に、桃畑には印されているわけです。「く」の字が演繹法ですから、当然逆「く」の字は帰納法と云う事になります。
 そして、朱子学が暗号として組み込まれておるわけですが、これが、そのまま赤を表してもおりまして、又本来の朱子学と云うものも、針の先の様な恐怖政治に陥りやすり特質を秘めている事を一言しておきます。
 
 ここまで終わりへの道と始まりへの道を、弁証法や朱子学等によって、その暗号化された意味を解いてきましたが、ここで、一話目の「日照り雨」から、【倍賞美津子】と少年の関係が、弁証法と帰納法そして、朱子学と演繹法を表している事を解いてみましょう。

PAPA(1)から
【倍賞美津子】の倍賞が賠償に変換されます。そして賠償は弁償に変換できます。これが弁証法にリンクしております。一話目の少年は、レインの暗号とリンクしています。SEX戦略です。これは賠償と関連しているのがすぐに分かります。SEX戦略において賠償が充こと、にリンクしていますが、ここにある本当の真意は、もっと違う事への弁償が充ことなのです。つまり罪の償いに他ならないのです。それが、弁証法により帰納した所、四番目の柱の計画であるホロコーストなのです。
 このホロコーストが、背負わせている責任と云うのは、それが、地震や津波等の自然災害が起きた事であるわけです。その為、四番目の柱の計画は、五井先生の御降誕の日付を組み込んだ時に、初めて明らかになるようになっていたわけです(西園寺テロリズムとクーデター???参照して下さい)
 数字の暗号から見れば、桃畑のZの道が2と読めますから、PAPA(1)は上から二段目が小さな桃木のある所でした。ですから、Zの2と二段目の2で、合わせると4となる事が分かります。これが、四番目の柱であるパラドックスの罠を示している事になります。これが石山防衛庁長官のスパイナルZ特殊爆弾の意味と同じ事になります。
PAPA(2)から
【倍賞美津子】の倍賞がXの章に変換されます。これは黒澤の家のXである事がすぐに分かります。この短編の八話は、仕掛けられているXが何であるのかを、明らかにしていく過程でもあります。そして八話目において、答えとしているわけであります。
 美津子は実子と光子の二つに変換されます。その意味は、日照り雨において、こちらは雨ではなくて、晴れの方になるわけです。HAREからHAHAが出てくる事になります。つまり、少年は実子であるわけです。それがPAPA(2)であるわけです。
 PAPA(1)は、ニッポン万歳計画の担当でしたが、PAPA(2)は赤い桜の担当であるわけです。その為に実子でありながら、光子でもあるわけです。つまり実子は三段目の小さな桃木であり、光子はライトであり、パラドックスの罠計画をそのまま示している名前となります。実子は演繹的な意味がありますし、ライトは赤い桜の真意でしたから、朱子学に当てはまります。
 数字の暗号から見れば、桃畑のZの道は2と読めます。PAPA(2)は下から三段目が、小さな桃木のある所でありました。そうすると、これを合わせると23という事になり、56が出てくる事になるわけです。つまり、これが八話目の笠智衆と云う暗号である事になります。
 


世界の雛形――異次元のデフレ脱却――

 【日本以外全部沈没】の映画の中で、アメリカ大陸を世界地図に見立てて、そして、その雛形としての日本列島との暗号がありましたが、その中で、東高西低の夏型気圧配置図としての暗号がありました(西園寺テロリズムとクーデター⑤を参照してください)
 この中での、『食糧の物凄い高騰とそれと同時に外人女性達の値が大暴落している』との暗号は、オスカーとエリザベスのふるい分けの暗号でありました。これは、そのまま四段の桃畑の暗号でもありますが、それは、桃畑の暗号を、世界地図にした暗号であったのです。
 オスカーとエリザベスの、ふるい分けの暗号は、そのまま西洋文明から東洋文明への変換を暗号化したものであります。東高西低――東洋(日本列島)が高くなり、西洋が低くなるとの意味となります。
 これは夏型気圧配置図でしたが、この夏はブルース戦略の暗号です。この夏を英語にしてSUMMERとして、更にSUMとMERに分けます。すると、SUMからは、『一番上 一番上の数字 合計 ローマ人は数字を下から上へと書き合計を一番上へと書いた、 金額 総計 和』等であります。他にもSUMからは間接的に『Sumatra(スマトラ)』も出る事になります。
 次にMERを見てみると、MERだけからはありません。この日本以外全部沈没の中では、経済的な場面における内容でしたから、経済用語として、MER関連を探してみると、
MERCANTILEとの言葉が出てきます。この意味は『商業の 商人の』です。さらに、この言葉を分割して、MER CAN TILE とします。そして、SUMMERとMERCANTILEを合わせますと、SUM MER×2 CAN TILEとなります。
 MERが二つになりますから、W・ERとなりまして、ERの二つの意味であるエリザベスと緊急救命室の言葉が出てきます。次に、CAN TILEはTILEにはマージャンのパイの意味がありますので、マージャンは四人でするギャンブルですから、死のギャンブルの意味が出てきます。これはシュワ戦略を意味している事になります。

 これをまとめますと、シュワ戦略とブルース戦略(夏)が暗号的に見て取れます。そして桃畑のZの道も見て取れます。そのZの道の最終段階へと、到る意味が読み取れます。さらにローマ法王(PAPA)なる暗号も、読み取れる事になります。
 そして、何よりもここから読み取れることは、ハイパーインフレなる暗号であります。
ですから、シュワとブルース戦略の増大により『食糧の物凄い高騰とそれと同時に外人女性達の値が大暴落している』との意味が見て取れる事になります。MER×2がWERとなり、エリザベスと緊急救命室となりますから、『外人女性達の値が大暴落している』との言葉と一致する事になります。
 このシュワとブルース戦略の増大が、クライマックス地点に達した時に、SUMの暗号的意味でもあり、金の疑惑のクライマックスの暗号とも同じ意味となる、金正日総書記の登場となるのであります。そして、ここではローマ法王(PAPA)の暗号とも一致してくる事になります。
 
 そして、ハイパーインフレの増大は、金本位制度の出現を暗号的にもたらす事になるわけです。つまり、日本以外全部沈没の暗号にある所の、金本位制主義体制国家となるわけです。これが、異次元のデフレ脱却の、第一弾と云えるでしょう。そして、これは、安倍政権のアベノミクスの真の正体です。
 ドラマ渋谷フィフティーンの暗号である、OVERは実にこの為にあるのであります。そして、渋谷フィフティーンは、エンディングが「世界の終わり」と云う題名で終わります。これが、異次元のデフレ脱却の最終段階である、田所博士が示すところの日本列島が世界で一番高くなるとの意味であります。つまり、秘密結社はここに至るまで、日本列島をデフレ脱却させ、且つハイパーインフレの極みへと連れ去るつもりでいるわけです。全く馬鹿に付ける薬は無いとはこの事です(西園寺テロリズムとクーデター⑥を参照してください)

 東高西低の夏型気圧配置図とは、先ず日本におけるテロとクーデター計画の完成を意味しており、その後には、日本列島を中心としました、世界支配体制の完成を意味しているものであります。
 それが、東が高くなり西が低くなるとの暗号的な意味でありまして、西洋文明から東洋文明への変換がなされるとの暗号であるのでしょう。しかし、この東洋文明と云うのは、本当の東洋文明の事ではなくて、秘密結社が日本列島を中心にした、暗黒思想文明による世界支配体制の確立に他ならないのです。
 正にこの四段の桃畑とは、四つの柱の計画が行われる、時間と空間を表している歴史的な、大犯罪劇場そのものであったのです。

 最後になりましたが、今回の記事はなかなか分かりずらい箇所が多いかもしれません。
しかし、一話目の日照り雨がブルース戦略を表している事は、よくわかるものと思います。そして、二話目である桃畑においては、日本以外全部沈没の映画の中から出てきた暗号である、四つの柱の計画がやはり分かり易く暗号化されているわけです。
 日本以外全部沈没は2006年公開の映画ですが、黒澤映画である夢は1990年であります。これだけ、離れた時間軸における映画作品から、全く同一の暗号が出てきているという事を、ここにおいて重視して強調させて頂きます。
 今回は、この二点だけでも、把握する事に役立って貰えれば、よいと思っておりますので、熟読検証される事をお願いする次第であります。
 



【話の中に出てくる有名人の方々の御名前は、事件とは何も関係はありません。当然とは思いますが、念のため強調しておきます】



3月6日/2013年からの指針(オブリビオンとワンショット)
5月5日/宝永噴火と赤富士