6AQ5PP製作日記 完結編

’03年 3月29日の続き

続いて、アース線を引き回す。
写真では写っていないけど、入力端子のところでシャーシに
アースを落としている。

右下でモチャモチャしている線はチョークコイルの線。

午前の部終了。

昼食後、OPTと出力端子を接続、電源回路を作る。
847は左右の電源供給を分けるのがセオリーなので、
どうしても、ケミコンの数が増える。(笑)
↓電源回路が組み上がった状態
↑部品を全て取り付け終わった状態

電源ができたので、そのまま信号系へ突入。
出力管回りまでは良かった。
出力管のカソード抵抗を大きなのを使ったら、グリッドリーク
抵抗がラグ板間届かないことが判明。(めまい)
そして次のトラブル、何と初段管のプレート抵抗が無い!
すかさず買いに走る。
で、何とか配線が終わったので、火入れ式。
ブ〜ン、盛大なハム音が。(グハァ〜)
どうも初段管のマグネチックハムくさい。
球をシルバニアのに変えてみると、ぴたりと止まった。(フ〜)
やれやれ、完成。

音の感想

まだ、エージング中なので、変わるかもしれないけど、ファーストインプレッションを。
NFBをかけないと、高域がキンキン、低域は暴れまくる。(当然か、爆)
ごくわずかにNFBをかけると、低域の暴れは止まるけど、まだ高域が少しキンキンする。
でも、録音や曲調によってはいいかも。(笑)
軽くNFB(上よりはかけている)をかけると、キンキンしなくなり、ちょうど良くなる。
しか〜し、大きなスピーカーだと少し低域がブーミーかもしれないね。
とは言うものの、使う人がどんなSPで使うかわからないので、良しとする。(猛爆)
やはり、OPTが小さいと高域がキンキンするね。、

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