|
|
|
オアシス会員の皆様には平成11年を迎え心新たにお仕事等にあたられていることと存じます。 この度『会報第7号』をお届けすることができますのも、一人一人の暖かいご協力の賜物と感謝致しております。 この会報の内容についてのご意見・ご質問・ご要望をお待ち申し上げております。 |
|
■ 目 次 ■
|
各コーナーは上記リンクでスキップ!!
|
今ブームの競馬の馬に鍼治療が行なわれていることをご存知ですか? 釘のように太い鍼が使われていますが、用途に応じて、鍼先が円錐形のものや、瀉血用に刃が付いているもの、火で焼いて刺す火鍼などもあります。 もちろん、家畜の鍼はドーピング対策に発案されたものではありません。中国において獣医の記載は紀元前からあるのです。 ところで、鍼の効果は暗示だろうと以前はよくいわれました。 さて、馬、牛、豚、鶏、鴨には決まったツボがあります。 最近ペットの鍼灸治療をする獣医が増えているようです。 ペットの美容がはやっている今日、「ペットのマッサージから鍼灸まで」といった看板が街角に現れるのはそう遠くないかもしれませんよ。 |
|
第7話 『三里灸の万平さん』 文責 眞野 仁 |
|
昨年末から今年にかけて、ずいぶんと風邪が流行りましたね。 普段からの健康増進に対する配慮が必要です。(こうは思っていても、ついつい忘れがちなものなんですが・・・) なんでも古文書によると、「寛政八年(1796)九月十一日、京の公家、鷹司政煕の娘有姫が十二代将軍家慶の七番目の子、政之助家祥公に嫁入りのため京都を出発した。 八代将軍吉宗時代、万平は将軍に白髪を献上、百五十人扶持を与えられた。 万平は、『大阪の陣では十四歳でした。大体は覚えています』と言い、有姫の『めでたい』と二百人扶持を与えた」と書かれてあります。 有姫も、この万平の話に「この話、まんざらインチキではなさそうだが、長生きの秘訣は何か」とたずね、万平は「食べ物が普通 の人と変わっているわけではありません。毎月一日から八日まで、怠りなく足にお灸をすえているだけです」と答えたと言います。 更に「私だけではありません。妻が二百八歳、息子が百八十八歳、孫が百三十歳といずれも長生きです」という万平の話が記されています。 この信じがたい話はなんと歴史の年代とピッタリ一致するとのこと。 以上、戸籍もしっかりしていない時代のことでもありますし、額面
通りには受け取れないにしろ、とにかく江戸時代にも養生に心がけること(とは言ってもお灸をすえるだけですが、)で、非常に長生きでしかも元気だった人がいたと言うのは確かなのでしょう。
この冬、体調を崩された方、崩さなかったけれども周りにそんな人が多かった方(つまり両方あわせて、皆さん)、これを機会に何かご自分で無理なくできて、しかも続けられる養生法を探してみてはどうですか。 |
|
|
|
□汗の成分 □汗の種類 □汗の出るところ □汗の量 ◎入睡すると汗が出て、目覚めると汗が止まることを、東洋医学では盗汗(とうかん)といいます。 |
|
|
『凍傷』 〜全身凍傷は体温が下がり眠くなる〜 冷蔵庫の冷凍室に手を触れただけで凍傷を起こしたり、冬期には、子供の耳たぶや手足に生じたり、冬山で遭難して凍傷にかかるなど凍傷にはさまざまな程度があります。 凍傷は、非常に冷たい空気や物に触れて起きるもので、血管が麻痺を起こし、欝血して腫れた状態を指します。 急に熱い湯に患部を浸したり、火にあてるのは禁物。 また冬山の登山中に足が凍傷にかかったら、靴を脱いでリュックなどの上に足を高く乗せ、そのまま救援隊を待ちましょう。 また、全身凍傷を起こした場合は、極めて危険な状態が生じるのでくれぐれも注意が必要です。 専門医の治療を受け感染の危険が取り除かれたら、凍傷部位
に是非お灸の治療をお試しください。 |
|
|
|
「養生」という言葉は、とかく高齢化した人達に特有の必要不可欠な日用用語のように思われがちですが、 今回も養生訓の巻第一をご紹介いたします。 《常に養生を心がけ非常に備える》 《睡眠時間は短く》 《言葉を少なくする》 《小さい不養生から大病を起こす》 《命の長短は養生をするかしないかで決まる》 《富貴は求めても得られないが、長寿は得られる》 《気血を滞らないようにするのが養生の道》 |
|
|
A:食べ物には、さまざまの味がありますが、その味を感知する感覚を「味覚」といいます。 ◎味覚を感知する場所 ◎乳頭と味蕾のしくみ ◎味を感ずるしくみ ◎味覚と食欲の関係 |
|
|
「もっともうまく国王を殺すにはどうすればよいか。」こんなだいそれたことを考えながらウンコをすると、緑色のウンコが出る、ということを発見したのは、スウィフト著わすところの『ガリバー旅行記』に出てくる大人国の教授でした。 現代医学では、残念ながらこの画期的な発見を裏づけることはできませんが緑色のウンコは、ここ何年か、論議の的となってきました。 昔は、緑色のウンコが出るのは、消化不良のためであると信じられてきました。 その後、この考えは若干変わり、母乳で育っている赤ちゃんの緑便は異常でなく、人工栄養児の緑便だけが消化不良の証拠であるということになりました。 しかし、さらに最近になって、うんこの色を決める大きな要素は、腸内が酸性であるかアルカリ性であるかであり、それによって、黄褐色から緑色のトーンまでいろいろに変化することが明らかになってきました。 また、現在の粉ミルクはほとんど母乳と同じまでに進歩したこともあって、人工栄養児だって緑色のウンコが出るのは当然であり、異常のせいではないとされるようになりました。 |