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はやいもので立冬(十一月七日)も過ぎ、今年も残りわずかとなってまいりました。 寒さが本格化してきます。 そこで冬の養生法のワンポイントを申し述べます。 十二月十八日(木)には会員の皆様の体力測定を実施したいと企画しました。 お時間がございましたら是非おでかけ下さい。皆様の会に対するご質問、ご要望、ご意見をお待ちしております。 |
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■ 目 次 ■
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中国で二千数百年前に完成したと言われる鍼治療ですが、日本にはいつ頃伝わりどのように発展したのでしょうか?
鎌倉時代になると、仏教活動が盛んになるにつれ医療も僧医によって行なわれるようになりました。 鍼灸治療の発展で一番重要なのは江戸時代です。 |
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第3話 『お灸法』 文責 眞野 仁
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前回、家伝灸『峰の灸』をネタにした落語「強情灸」をご紹介しましたが、昔のお灸はごそっとモグサを摘んですえ、恐ろしく熱い、背中に大きな跡が残る、そんなイメ−ジがあるかもしれません。 |
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■血液とは? ■血液のはたらきは? ■血液に関係する器官は? ■はり・きゅうをすると…? |
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『こむらがえり』〜足の先をつかんで手前にひっぱる もし水泳中にこむらがえりが起きた場合にはあわてずに、まず息をたくさん吸い込んで、顔を深く水中につけましょう。 こむらがえりは、急に激しい運動をしたり、足を冷やしたりした時に、筋肉への血液循環が悪くなって起こります。 また、高齢者や妊婦さんは日中のみならず、夜間、特に睡眠中にこむらがえりが起こることがよくあります。 こむらがえりがたびたび起こる場合は、鍼灸治療をおすすめします。 |
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我が国で養生に関する書といえば、貝原益軒の「養生訓」を第一に推すのに、ためらいが何もない程有名になっています。 八十四歳の時(正徳三年、一七一三年)の筆とは思えない気力に充ちたものです。 「養生訓・巻二」で病は気からということをいい、気を調え、呼吸を静かに調え、臍下丹田に気を集めることをいっていますが、今でもよく使われる言葉がこの書にはたくさん書かれています。 今回からしばらくこの書の中で皆さんのお役に立てそうな部分をご紹介させていただきたいと思います。 人間の貴さ、天地・父母の一環として、人の体というものは、父母を本とし、その父母をたどっていけば天地の始まりである。 しかし、多くの人々は身体を養うということを知らないで、欲のおもむくままに暮らし、身を亡ぼし、命を失ってしまうのはまったく馬鹿げたことだ。 他にも五福があるがいずれも長寿をあげている)の第一としている。 ●養生の衛の効果…何事も一生懸命して止めずに努力すれば、きっと効果
がでてくるものである。 ●養生には若い頃から励め…養生の衛を知って実践するには、まず天地父母に仕え孝行し、次に自分の長生きと安楽のために行うのであるから、急を要しないことはさておいて、若い頃から養生法を学ぶべきである。 ●内欲を慎むこと…およそ養生の道は、内欲(体の内から生ずる欲望)と外から入る邪気を除去し、防御することにつきる。内欲とは飲食・色欲・睡眠・言葉をほしいままにすることと、七情、すなわち怒・喜・思・憂・悲・恐・驚に注意して、外邪の風・寒・暑・湿などに当たらぬ ように心がける。 ●欲を慎む…養生の道の根本は、内欲を抑制し、我慢することが第一である。そうすれば元気が強くなり、外邪に侵されない。 多くの人は天寿とは長いもので、短い人は稀なのである。 ●人の命は我にあり…老子は、「人の命は我にあり、天にあらず」といった。 ●外物によって身を損うな…人の元気は天地の万物を生む気であり、身体の根本である。 メニューへ
今回はここまでにしておきます。続きは次号でご紹介します。 |
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Q…長生きの秘訣があったら教えてください。 A…ギネスブックが認定する世界最高齢者は、フランス人女性”「ジャンヌ・カルマン」さんで、122歳と164日生きたそうです。 経済大国日本は、金さえ出せば何でも手に入るという、物質面 での豊かさを誇っています。 食生活においても飽食の時代、グルメ指向などと贅をつくしています。 腹一杯のご馳走、夜おそくまで不規則な飲食、あるいは子どもや若者の我ままな偏食等々。これでは結果
オーライとはいきません。 ちなみに日本古来の長寿のお祝いについて補足しておきます。 ◎還暦の祝い ◎古稀の祝い ◎喜寿の祝い ◎傘寿の祝い ◎米寿の祝い ◎卒寿の祝い ◎白寿の祝い 皆様の長寿の手助けを少しでもさせていただけたらと思っております。 |