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健康に対する考え方は、人により実に様々です。 治療にいらっしゃる方も、 (1)痛みが止まればよい方。
(2)日常ある程度まで生活できればよい方。(3)内臓の疲労まで取りたい方。(4)強靭な肉体を希望する方。 に分かれます。 平成十二年十一月九日には、第十回オアシスの集いを行います。 |
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■ 目 次 ■
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鍼灸治療では、痛みや病気のあるところに鍼を刺すだけではなく、体の状態に合わせてツボ(経穴)を選び、治療に使う道具の種類を選び治療をしていきます。 ここでは「九刺」と言う九種類の治療法についてお話します。九刺には、ゆし輸刺、えんどうし遠道刺、けいし経刺、らくし絡刺、ぶんし分刺、だいしゃし大瀉刺、もうし毛刺、こし巨刺、さいし_刺と呼ばれる方法があります。 |
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第12話 『ものもらい』 文責 眞野 仁 |
| 最近どこからどうもらったか、「ものもらい」になってしまいました。 やっぱり一度、眼科で診てもらおうと思い朝から駆けまわってみたのですが、残念ながらその日は木曜日。うちの治療所と同じく、お休みの眼科が多いんです。やっとのことで見つけたところも、中に入るとものすごい患者さんの数。おそれをなして、帰ってきてしまいました。やはり頼れるのは自分の鍼とお灸だけ、と悲壮の決意であれこれ本をひっくり返し調べてみました。自分一人でやるのだから背中や首、頭はできません。手や足でも鍼やお灸が自分でできるところは限られます。そんな都合のいいツボがはたしてあるのか?それがあったんです!それは「沢田流二間」!!。 ツボの位置は手の人差指の第二関節(近位指節関節)にあり、ここをまげてできる横紋の溝の端。ここなら自分一人で十分できるわい、とそのツボにお灸をすえること五壯。すえてすぐから目の違和感が軽くなり、たつこと半日、気がつくと目の腫れぼったさも目立たなくなっていました。いやはや、治療者の私が弱っている情けない姿を、わたしの患者さん達に見られなくて本当に良かった、と思った次第です。 そもそも「ものもらい」は正式には「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」といって、眼臉(まぶた)の中にあるマイボ−ム氏腺という脂肪を分泌しているところに化膿菌が侵入して、まぶたの内か外の一部が腫れ上がったものとされています。腫れがひどいと結膜が充血してまぶた全体がむくんだり痛んだりして、この間の私の様にうっとうしい思いをします。眼科に行くと、たいてい目薬など処方されて、何日かすると治ることが多いですが、ひどくなると切開してもらう事にもなります。 この「ものもらい」も、ごく軽いものだとおまじないみたいなものでも治ることもあります。とはいってももちろんそんな軽いものばかりとは限りません。ズキンズキンと痛んで腫れてつらいものには、ぜひ私が使った「沢田流二間」を試してみてください。さきほど書いたツボの位置に米粒半分ぐらいの大きさで、まず五回灸をすえてみてください。だいたいはこれで痛みはほとんど消えることが多いです(私のように)。これでもまだ痛むようだったら、さらにもう一回五壯すえてみてください。 このお灸は非常に速効性のあるお灸です。これで一日おいてみて、それでも治らないときに眼科にかかってもいいのではないでしょうか。 お灸はこの「ものもらい」に限らず、いろいろな病気によく効く治療法です。あつくて嫌い!といやがらず、調子が悪くなり出した初期、お医者さんにかかる前に利用されてみることをお勧めします。 ぜひバンソウコウ、消毒薬、胃腸薬などと一緒にもぐさと線香を!!。お灸が家庭の医療の重要治療法の一つに復権する日を私は夢見ています。 メニューへ |
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【爪の正体】 【爪の成長】 【爪の色】 【東洋医学では・・・】 |
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上半身が自然に高くなるよう頭を少し高くして安静に ひとくちに頭痛といっても痛む場所も原因もさまざまですが、最も恐いのは突然頭がしめつけられるような激痛に襲われることです。この症状では、くも膜下出血が疑われます。 |
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GOTは8〜40 働き盛りのビジネスマンに恐い病気に急性肝炎があります。普通は肝臓病と言うと酒の飲み過ぎが原因と考えられていますが、この急性肝炎はビールスによるものですから、酒を一滴も呑まない人でもこの病気にかかります。最初は、体がだるい、脱力感があるなどの自覚症状ですが、ひどくなると意識障害、腹水貯溜、などが起こってきます。 |
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便秘とは反対に、水分が多すぎると下痢便になります。分類は、泥状、水状となります。泥状では水分が85%以上で、水様状では90%以上が水ですから、水にウンコの成分が少し浮いているという状態です。しかし、少し下痢をすると大騒ぎする人が多いのですが、実際に心配しなければならないほど激しい下痢はごくまれです。 下痢は大きく急性下痢と慢性下痢に分かれます。まず急性下痢からお話をはじめます。 ある日突然下痢が起こる。慌てて薬屋に走って薬を求める。これが平均的日本人ではないでしょうか。しかし、もっと冷静になってもいいのではないかと私は考えます。それには、急性下痢に対する正しい知識をもつことが先決問題でしょう。 急性下痢のときの食事は、大人も子供も、厳重すぎるくらい制限をした方がよいでしょう。一、二食は絶食とし、ついでにおかゆから次第に固くします。急性下痢の時に食事をすると、てきめんに便意をもよおします。大腸が敏感になっていますから、わずかの胃・大腸反射でも加わると、便意につながるのだと思われます。下痢がたまってもすぐに常食に戻さず、消化の悪いもの、脂肪の多い料理などは一週間くらい控えます。 |
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江戸の庶民は、朝から晩まで豆腐を食べることも珍しくありませんでした。それだけ豆腐は安く、おいしい食品だったからです。豆腐料理も今では考えられないくらい贅を極めました。 |