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健康研究サークル『オアシス』も4年目を迎え、少しずつ会員の皆様にも当会の設立の趣旨がご理解いただけるようになってきたように思われます。 地球上の人口は年々増え続けております。 2050年には90億人を超えると見られております。地球が自給自足できる人口は80億人と考えられていますから50年後は大変な世の中になると予想されております。 7月1日より会員の皆様のご希望により「家族会員」を設けることに致しました。 |
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普通、身体に針を刺したりすると、チクッとした痛みを感じますが、鍼治療では痛みとは違う不思議な感覚が起こる事があります。 また、これらのひびき感覚は、鍼を刺した部分だけでなく周囲に放散し、場合によっては、遠く離れたところまで重いようなしびれるような、場所のはっきりしない感覚が起こることがあります。 中国ではこの鍼のひびき感覚をとても重視します。ひびき感覚がないと鍼の効果が少ないともいわれています。そのため中国式の鍼治療では、ひびき感が起こるように鍼をさすことが多いようです。しかし、ひびき感が無いと効果が無い訳ではありません。日本では、ひびき感覚だけでなく術者が感じる感覚が重要とされています。これは刺した鍼の抵抗感の変化などで、鍼妙(しんみょう)と呼ばれています。この鍼のひびき感の差が、中国式の鍼と日本式の鍼の違いでもあります。 鍼治療における刺激の強さは、使用する鍼の太さ、刺す深さ、刺入する速度や刺した鍼の操作などにより変化します。これを患者の体質、症状のある場所や、病気の種類などに応じて加減しているのです。例えば、精神的疲労から起こる症状では弱い刺激、肉体的な疲労では少し強めの刺激といった具合です。 多くの症状や体質に対応するために、いろいろな種類の鍼と治療法が生まれました。 こんなところにも鍼治療の奥深さと、人間の身体の不思議を感じますね。 |
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第11話 『もぐさ工場見学』 文責 眞野 仁 |
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じとじとした天気ですね。オアシス会員の皆様、いかがお過ごしですか。 こんなじめじめした天気だと体に湿気が入ってくるようで、全身が水を吸ったスポンジのようにぐったり重い感じになりますね。こんなときは鍼でぐったりしてうごかなくなった身体の動きをよくして、またお灸で燃える活気をつけて元気をつけましょう!! さてコマーシャルはこのくらいにして、今回のお灸の話はもぐさ工場見学レポートといきたいと思います。 有限会社「佐藤竹右衛門商店」は、明治三十一年からといいますから、創業一〇二年と言うことになります。今の社長さん、佐藤喜昭氏で三代目になるとのことでした。以前は上越地方だけでも、三十あまりの工場があり、その中には何百年も代々製造していた所もあったそうです。ところが今は、昔のように家庭でお灸をすえることが少なくなってきて、そんなこんなでもぐさの需要がかなり減ってきているため、上越地方で現在も製造している工場は二〜三しかないそうです。残念なことです。とはいえ、今もその火をともし続ける佐藤社長の工場では日本最高級のもぐさが製造されています。 さて原材料のヨモギから取れるもぐさの量は、上級であればあるほど精錬され、膨大な量のヨモギからできるもぐさは少なくなります。最上級もぐさでその率はなんと二一〇分の一!一・のよもぎから取れるもぐさはわずか約五g弱!!以前も書きましたが、よもぎの葉の効能として「体を暖め、からだの冷えやだるさを除き、冷え痛みを止める」というものがあり、この熱性の性質を精製し高めたものとしてもぐさをとらえていたと考えることもできますが、それならこの最上級もぐさの体を暖める働きはどんなにすごいのだろうとワクワクします。佐藤社長は二一〇分の一といわず、もっと精錬してもみられたそうですが、ほとんどよもぎの毛茸(これがもぐさの正体)だけになっていて、精錬されきっているものを無理に作業しているようなものと分かったので、これ以上はされなくなったそうです。 鍼灸治療というのは実に、治療する先生、患者さん、そして鍼灸道具製造業の方達による三者の共同作業であるな、という思いを強くした今回のもぐさ工場見学でした。
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【舌のしくみ】 【舌の役目】 【味の感じ方】 【東洋医学では・・・】 |
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足を曲げないように注意して足首を固定する アキレス腱は、人間が歩いたり走ったりするときに大切な働きをします。これが完全に切れると大の大人が、一歩も歩けなくなりますから、まさに人間の急所の一つといえると思います。 |
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人間の血液量はどのくらいあるのでしょうか。人間の血液の量はかなり昔から体重の一三分の一といわれてきました。 また血液の色をほとんどの人が赤と思っているようですが、これは酸素がくっついているために赤になるのです。もし炭酸ガスと付けばどす黒い色になります。また酸が混じると真っ黒になります。 東洋医学では古くから汚れた血液を「 是非東洋医療をおうけすることをお勧めいたします。 |
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江戸の町でも、最初のころは上方同様にうどんが良く食べられていました。 それが享保のころから、そばが隆盛となります。そばのもつすっきりとした味わいが、威勢のよさを好む江戸っ子の趣味にぴったりと合ったのでしょう。 |