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一九九七年四月に当院10周年を記念して発足した健康研究サ−クル「オアシス」も丸三年になろうとしております。二十一世紀は「病気にならない身体づくり」が全世界の医学・医療の中心になることは間違いなく、当会はその先駆けとしてモデル的な会であると思っております。 今年度は、
右記の活動を行なって参りました。たくさんの会員の方々にご利用、ご活用いただき誠にありがとうございました。 ただし(2)は平成12年度は今年は清野鍼灸整骨院のみとします。 会員の方々が、更なるメリットを感じていただければ幸いです。皆様の日常生活にどうぞご利用下さい。 来年度もオアシス会員をご継続下さいますことをお願い申し上げます。 |
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■ 目 次 ■
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ここ数年肝炎、エイズをはじめ感染症が騒がれていますが、鍼灸治療で感染は起こるのでしょうか? C型肝炎ウイルスは、B型肝炎ウイルスよりも感染力が弱く血液でのみ感染します。 鍼灸治療は、人間の免疫系に作用し、白血球数の増加と活性化が起こるといわれています。 |
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第10話 『鍼とお灸の考え方』 文責 眞野 仁 |
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今年もまたずいぶん風邪が流行りましたね。 鍼灸の医学は、からだの中に、 それではこの鍼と灸を用いた問題の解決法にはどんなものがあるのでしょう?
(1)一つはエネルギー不足があります。 (2)二つめに、外部から体にとって好ましくないエネルギーが入ってきてしまった場合。 ☆それでは体に適度のエネルギーはあるが、それが(2)決められたところを(3)決められた法則で流れるはずが、そうならずに体の問題が起きている場合はどうするのでしょうか? だいたい以上述べてきたのが鍼灸の治療の非常に重要な考え方となっています。 上に述べてきたように、鍼と灸にはそれぞれ得意不得意の分野があるので、それぞれお互いが助け合うことでより効果
的に病を治すことができるようになっているのです。 |
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【歯の数】 【お母さんの栄養が歯の良し悪しを一生左右する】 【咬む力】 【東洋医学では・・・】 |
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高血圧による鼻血は生命に危険がある 不安感を取り除き頭を高くして横にする 鼻血といっても、かなりの出血をすることもあるので適切な処置を覚えたいものです。 鼻血とはり・きゅうは結びつかないと思いますが、どうしても止まらない(1〜2時間)時などに鍼をするとピタリと止まることがあります。そもそも鼻血が出るときは身体がとても疲れているときです。近くに鍼灸院があったり、鍼治療を受けることが可能な状態でしたらぜひお試し下さい。 |
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成人の死因もガン、脳溢血、肝硬変などさまざまだが、中年になったら注意しなければならないものに動脈硬化があります。 |
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◎便秘は下痢よりもこわい ウンコの形を最も大きく左右するのは、水分の量です。正常のウンコは全体の70〜80%が水です。80%を超えると下痢便になり、70%より少なくなると便秘と呼びます。 ところで、私は、ここで便秘の恐ろしさを訴えたいのです。私たちのまわりには、ウンコが一週間でなくても平気でいる人がめずらしくありません。日本人は、ちょっとでも下痢をすると大騒ぎをしますが、便秘には無関心です。これには理由があります。今でこそ日本も衛生設備が良くなり、伝染病の発生が文明国なみに減りましたが、二十年ほど前までは、未開社会なみに蔓延していました。昭和二十五年ごろ、東京・駒込の伝染病院では、毎日三、四人の腸チフス患者が死んでいきました。その頃、日本人の死亡原因の首位 を占めていたのは、乳幼児の下痢腸炎です。このような状態ですから、下痢に対してみんな大きな恐怖感を持ち、教育されてきました。この頃では、腸チフスはまったくといってよいほどなくなりましたし、乳幼児の下痢腸炎も減ってきました。それでも、下痢に対する恐怖感は根づよく残っています。赤痢や食中毒はあまり減っていませんから、もちろん警戒するのに越したことはありませんが、下痢に敏感になるあまり、便秘の恐ろしさを無視するのは大変困ったことです。私に言わせると、一日二回や三回の軟便よりも、便秘のほうがはるかに有害です。 便秘の害は、新聞の下剤や成長在の広告に見られるような、肩がこる、腹がはる、頭が重い、じんましんができる、肌が荒れるなどの症状を引き起こすばかりではありません。血圧の高い人が便秘をすれば、ますます血圧が上がって、脳溢血の原因にもなります。余談になりますが、トイレでいきんだために脳溢血で倒れるのは、日本人の専売特許のように言われます。しかし『エミ−ル』や『民約論』の著者ジャン・ジャック・ルソ−もトイレで倒れて死にました。彼も高血圧症患者で、いきみがさらに血圧を上げ、脳の血管が破れてしまったのです。便秘が胆石症や腎う炎、膀胱炎などの誘因になることもありますし、子供が夏に三日くらい便秘すると、ひどいときには、高い熱を出し、引きつけを起こすことさえあるのです。 会員の皆さんは一日一回排便するように心がけていただきたいものです。 次回は、便秘のいろいろな種類のお話をしたいと思います。 |
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Q…最近よく子供が熱を出します。氷枕や氷のうを使うこともありますが正しい使い方がありましたら教えていただきたいのですが。主婦 A・Kさん A…ご質問ありがとうございます。熱は身体の異常を教えてくれる最も分かり易いサインです。37度台なら休んでいれば下がることが多いですが、38度以上になりますとからだがほてり大人ならとてもつらくなります。39度以上の熱に小児ですと脳障害を起こす危険性も出てきますので、氷枕や氷のうを使用する必要性が出てくると思います。 その時は次のようなことに注意して見て下さい。 【まず穴が開いていないか確かめる】 【氷は角をとって入れる】 【空気は冷たさを半減する】 【氷枕、氷のうの正しい当てかた】 氷枕や氷のうを使用しますと高熱の際は楽になりますが、熱は身体が冷えすぎたための反動によって生じたものですから、くれぐれも身体を冷やしすぎないようにしてご使用下さい。 |
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病気知らずの身体を作る一番のポイントは食生活にあります。今回より長寿国日本の食生活にスポットを当て、しばし皆様と考えてみたいと思います。 今でこそ電気炊飯器のおかげで一日中暖かい飯が食べられますが、昔は違いました。江戸では朝、飯を炊いて、暖かいうちに食べ、昼はその残りの冷飯を、夜はお茶漬けを食べました。京都や大阪では昼に飯を炊いて、夜はお茶漬け食べて、翌朝、残りを朝粥にして食べました。 現代の日本人の食事パターンは、主食、主菜、副菜から成り立っています。このパターンで主食となる米から炭水化物を取り、主菜となる魚、肉、大豆製品などからタンパク質を取り、さらに副菜となる野菜、海藻、小魚などからビタミン、ミネラルを補給しています。 日本食の理想的な食事は、五大栄養素をふくむ玄米に豆・麦を入れた主食と、ヨーグルトやカルシウム分の含まれる海草類、ビタミンの豊富な野菜類の副食です。 |