黒ずんだエリの汚れも・・・・
ここまで前処理で落としてから洗います
当店では、ワイシャツも1枚1枚全て丁寧にシミヌキしてから洗うため、
特にエリ・ソデの黒ずんだ部分の汚れ落ちには自信があります
血や食べこぼしなど、他店で取れなかったシミも是非ご相談下さい
(シミによっては追加料金の発生する場合があります。
ただし、エリ・ソデの黒ずみのシミヌキは基本的に無料です)
また、胸ポケットの掃除も全て手作業で丁寧に行い、
割れた、もしくは欠けたボタンがあれば無料で付け替えています
(当店指定の耐熱・耐圧ボタンになります)
洗いでは、高温のお湯で洗うため常温での洗浄と比較して洗浄力・殺菌力が非常に高く、
漂白剤配合の洗剤の使用により、色のくすんだワイシャツも白さを回復させます
のりはご家庭で加工するタイプのワイシャツ用のり(合成のり)ではなく、
パリっと硬めに仕上がり防汚性も高い、抗菌剤配合の天然のりを使用しています
仕上げでは、プレス圧を向上させて「しっかり伸ばす」キレイな仕上がりに加え、
前たて(ボタンをはめる部分)の縮みを直す機能を備えた最新式の機械を導入しています
仕上がりサンプル(たたみ包装)
仕上がりサンプル(立体包装)
仕上がりサンプル(手仕上げ)
(手仕上げについては、こちら)
手間ひまかけた当店こだわりのワイシャツは、
クリーニング料金が1枚200円(タタミ・立体包装ともに)
しかも、月〜土のAM11:00までにお預かりしたワイシャツは即日仕上げ!
(祝日を除きます。なお、即日仕上げによる追加料金などは一切かかりません)
また、ネクタイ・紳士ズボン・紳士スーツとワイシャツ2枚の組み合わせで、
ワイシャツ1枚200円⇒150円に!
更に毎週金曜日は、紳士スーツ1着との組み合わせで、
ワイシャツが最大で5枚まで150円に!
(紳士スーツのこだわりについてはこちら)
『土・日しか休みが取れない』
『クリーニングに出したけど、エリ汚れが全然取れてない』
『ボタンが割れちゃってるけど、予備のボタンもないし、買い換えるのも勿体ない』など、
ワイシャツについてお悩みの方は、是非一度ご相談ください!
使用している洗剤
左が蛍光増白剤入の洗剤、右が漂白剤
蛍光増白剤とは、白さを際立たせるための調整剤のようなものです
洗浄中の様子
業務用の、最大20kgを処理可能な洗濯機で洗います
ワイシャツ1枚=0.2kg換算で、
最大100枚まで一度に洗う事が可能です
洗いは、
予洗(40℃、3分)
⇒本洗(50〜55℃、15分)
⇒すすぎ(常温)
⇒のり付け
⇒脱水
⇒低速回転(全体のしわを伸ばすため)
と、大きく分けて6工程からなり、
全工程で50分程度です
使用しているのり(コーンスターチ)
粉末状のものを、煮て使います
水に溶かして、煮た状態
この状態でワイシャツに添加します
エリ&カフスの仕上げ機です
上の中央がくぼんだ部分にエリ
下の二つの丸い部分にカフスをセットします
また、前たての縮んだワイシャツは、
エリを乗せる部分に前たてを乗せてプレスする事により、
縮みを直す事が出来ます
そで&胴体部分の仕上げ機です
右側の白い部分は稼動式になっており、
胴体⇒右そでとセットすると中央まで移動し、
左そでをセット後、稼動
稼動すると白い部分と裏側の鉄板でワイシャツを挟み、
細かいしわを伸ばしながら一気に乾燥させます
その後、たたみ包装or立体包装へ
稼動中の様子
内側から熱風が吹き出して乾燥させる仕組みで、
そでが大きく膨らんでいるのはそのためです
たたみ機です
下にあるペダルを踏むと中央の銀色の部分が上に跳ね上がり、
エリをセットする部分が見えます
同時に、左右2本の金属の棒も上がるので、
エリ・そでをセットしてペダルから足を離すと、
中央の金属部および棒が降りてエリとそでが固定されるので、
そのままたたみます
人の手でしっかりと引っ張りながら、
ワイシャツの大きさに合わせた形状にたためるため、
当店ではこのたたみ機を使い続けています
立体包装機です
三角の部分にハンガーをセットしてワイシャツを着せ、
そでを後ろに回して下のペダルを踏むと、
後ろのハート型の棒が前に出て、そでを固定します
あとは上から包装用のビニール袋をかけ、
上へと引っ張り上げれば抜けます
ビニールにはあらかじめ切れ目が入っているので、
いちいちハサミなどで切る必要はありません
当店では以前、「セットしてボタンを押すだけ」という形の、
半自動式の立体包装機を使用していましたが、
その機械には後ろに回したそでを固定する部分がないため、
どうしてもそでや前たてにしわが寄りやすくなっていました
その問題点を解決するため、近年、
そでを固定しつつ包装できるこの形のものに切り替えました
固定⇒解除も簡単に出来、そでを固定しながら包装出来るため、
ワイシャツの形状に合わせてそでの位置を調整しながら、
前の部分にしわを作らず包装出来ます
◎洗い工程