当社が大切にしているのは、
「全品シミヌキ」と「アイロンを使用した、人の手による仕上げ」であり、
その点はスーツでも変わりません、
1点1点丁寧に、人の手によるシミヌキ・仕上げを行っています
当店で使用しているズボントッパーです
ズボンをセットしてスイッチを押すと、
上部にある二つの四角い可動部分が降りてきてズボンを固定し、
左右に引っ張りながら内部から蒸気が噴出し、
その後温風で一気に乾燥させます
細かいシワを伸ばし、タック(線)のあるズボンは、
可動部分で前部にしっかりとタックを付けます
スイッチ一つで温風を出したままの状態にも出来るため、
乾燥していないズボンの水分を飛ばす目的でも使用します
こちらはズボンプレッサーです
奥のまな板のような部分が可動式になっており、
スイッチを押すと手前に移動して、プレスします
下の3つのペダルは、それぞれ、
エア吹き上げ、スチーム吹き上げ、バキュームです
スイッチ一つでプレス圧を調整出来るため、
スーツのような硬い生地は圧を強めに、
柔らかい生地はプレス圧を弱めに設定しています
◎仕上げ工程(ズボン)
トッパーにセットしたあと、スイッチオンで乾燥開始
ただしこれだけでは腰回りに細かいシワが残るので、
プレス台でアイロンを使用して伸ばします
プレス台の端を使い、腰回りを一周させながら、
トッパーだけでは伸ばしきれない細かいシワを伸ばします
腰回りのシワを伸ばしたら、
プレス台に脚部をセットします、
スイッチを押すと、
可動部が前に出てきてプレスします
プレスした側の脚を左に寄せ、
反対側の脚をプレス台に乗せてプレス
プレス中。
写真では分かりませんが、
可動部とプレス台の隙間から蒸気が吹き出しています
両脚をプレスしたら前を揃え、
プレス機では届かないひざから上の部分に、
アイロンでしっかりと折り目を付けます
折り目を付けた状態
前に折り目を付けたら、反対側にして後ろ脚を揃えて、
前と同様にプレス機の届かない部分に折り目を付けます
折り目を付け、完成
単品の場合はこの後包装
スーツの場合はハンガーに吊るします
ハンガーに吊るした状態
また、内側の縫い目の部分が閉じている場合、
アイロンで伸ばして開いた状態にします
アイロンで伸ばした状態
脚部の内側の縫い目が閉じている場合も、
同様にアイロンで開いた状態にします
◎仕上げ工程(ブレザー)
使用している仕上げ台です
下にあるペダルを踏むとバキュームが作動し、
余分な蒸気を吸い込んでくれます
奥の小さな台は可動式になっており、
スカートのヒダやフリルなど、
細かい部分の仕上げに使用します
静止乾燥機です
中は空洞になっており、
上にハンガーをかける棒があります
ドライクリーニングした後、ハンガーアップして中にかけ、
スイッチを入れると内部に蒸気が充満し、
その後温風で蒸気を外へ吹き飛ばします
それにより、細かいシワを伸ばしつつ、
生地内に残留した洗剤を完全に除去します
ブレザーなら、一度に5〜6着かける事が可能です
ズボン以外のドライクリーニング品は、
洗浄後は基本的に全てこの静止乾燥機で乾燥させます
静止乾燥機から出した後、仕上げ台へ
まずは左右の裏地から仕上げます
反対側も同様に
左右の裏地の次は、背中へ
裏地が終わったら、表へ
裏地と同様、左右と背中にアイロンをかけます
表面の後は、袖へ
袖は立体的な構造になっているので、
裏地や表面のように平面仕上げではなく、
台の端で袖に線をつけないよう気を付けながら、
立体的になるよう仕上げます
袖の後は襟の仕上げへ
素材にもよりますが、
ある程度しっかりと折り目をつけます
最後に前の折り目部分(ラペル)へ
この部分は、ブレザーの見栄えにおいて、
非常に重要なので、
襟と同様しっかりと折り目を付けます
アイロンをあてて、開いた状態
ここまで手間をかけた当社の紳士スーツは、クリーニング料金が1着1100円
しかも、月〜土のAM11:;00までにお預かりしたドライクリーニングのスーツは、
即日仕上げ!
さらに、月〜土のAM11:00までにお預かりした紳士スーツは、
モーニングサービスで900円
紳士スーツ1着とワイシャツ2枚のセットで、ワイシャツ1枚200円⇒150円に
(ワイシャツとのセットは終日、曜日に関わらず行っています)
毎週金曜日は、サービスデーとして終日900円
更に平日は2枚までの紳士スーツとワイシャツのセットが、金曜は5枚まで150円に
また、汗をたくさんかかれた場合の汗取りクリーニング(+200円。ズボンのみ)
もあります(汗取りクリーニングは、通常納期+1日いただいています)
「スーツをクリーニングに出したけど、シワが残っていて気になる・・・」
「土・日しか休みがないから、スーツを出しにいくヒマがない・・・」
「暑くて汗をかいたんだけど、ズボンがゴワゴワして気になる・・・」
という方は、是非一度お試し下さい