スペース電波ステーション
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■フィオーレ 永森 蛍太郎
フィオーレ ながもり けいたろう
Age/  29
Hight/ 185cm
Occupation/ 科学者

 イタリア人冒険家の父と日本人科学者の母の間に生まれた天才科学者。
 藤宮璃音の夫。

 幼少時から卓越した知性を発揮し13歳までに複数の学位を修める。その能力からある機関よりオファーを受け、公的には存在が秘匿されている来歴不明オブジェクトの解析に携わるが、そこで出会ったドクター・ブラーボなる人物の影響を受け世界征服の野望に加担するようになってしまう。
 だが17歳の時、祖父が決めた許嫁であり後に妻となる藤宮璃音との出会いをきっかけに考えを改め、ブラーボとは決別。同時期に祖父から贈られた護身用の巨大ロボット、レオニダスを操りブラーボの活動基盤を破壊、自らの過ちに決着をつけた。

 この時の心境に変化について、蛍太郎自身は「力で人を治めようなんて莫迦げていると気付いた」と述懐しているが、彼を知る者は「面倒な世界征服事業よりも、おっぱいを選んだに決まってる」と口をそろえている。もともと、蛍太郎は祖父と藤宮家の間の決め事により3姉妹のうち誰か一人を嫁にもらうことになっていたのだが、なぜ当時まだ6歳あった璃音を選び、彼女の6歳年上の姉であり自身とも年齢が近い藤宮侑希音を何故か選ばなかったことから、ロリコン疑惑を持たれている。
 それ以後、10年後の楽隠居を目標にそれまでの仕事の成果をパテントなどで金銭化して貯蓄や資産運用に励み、また個人的興味から行った研究成果を発表するなどし、着実に生活基盤を安定させることに成功。16歳の誕生日を迎えた璃音と結婚した。

 現在は藤宮家の当主代行として資産を預かる一方で、祖父と自らのパテントを管理し新技術を研究開発する”レオニダス・ラボ社”を設立、さらに社会貢献の一環として、都市開発事業団における特殊能力者の組織化に深く関わることになり、当初の目標とは裏腹に多忙な日々を送っている。
 性格は明朗かつ温厚。少年時代はひねくれて感情の変化に乏しかったものの、璃音と出会ってからは丸くなりすぎるほどに丸くなった。さらにファッションモデルのような容姿の為に女性人気が高い。
 璃音との夫婦仲は大変良好で、一種の政略結婚ではあるが、未だに毎朝惚れ薬を飲みあっているのではないかといわれるほど仲がいい。性生活はおおよそ週4回。


■レオニダス

永森礼二郎が孫の蛍太郎の行く末を案じて創り上げたもの。兵器ではなく、夫婦喧嘩用機動トーチカ。蛍太郎の花嫁候補がいずれも強大な戦闘力をもつことが予想されたため、強靭な装甲とバリアを形成するように作られている。

魔術師協会からちょろまかしていたイデアクリスタルに、かつて製造した対冥府魔王用ロボット兵器を元にしたデータを封入したもので、蛍太郎の遺伝子パターンをクリスタルが読取ることで周囲の魔力源・エウェストゥルムを用いて再構成される。
脳波と音声によるコントロールで動作する。コックピット内部のレバーは対ショック用の手すりである。

基本的には自衛用なので武装はないが、装甲とバリアを利用した肉弾戦は強力である。また、ソリッドレイで生成されたマフラーは伸縮自在で攻防に使うことができる。
動力源はエウェストゥルム反応炉。魔術師の象徴機械と同様に、操作するものの感情に応じてパワーが上昇する(命の危険を感じれば感じるほどにバリア出力が上がるようにという、粋な計らい)。
実際には本来の用途に使われることはなく、ドクターブラーボの世界征服を阻止するために戦う。また、レオニダス・ラボ社のマスコットとしても知られている。

名前の由来は古代スパルタ王であるが、実は礼二郎がたまたま食べていたチョコレートの銘柄からの孫引きであった。もしめぐり合わせが悪かったら、ゴダイヴァという名前になっていた、らしい。

■キュプクロス
ネットワーク上のデータを総ざらいした集合知と目前に状況データから、独自のアルゴリズムで判断し最適な道具を作り出す特殊工作機械。外観は、巨大な圧力釜のような形をしており、内部に設置された機器により、作業を行う。
レオニダスの実体化システムからヒントを得た蛍太郎が、ある魔術師から拝借したイデアクリスタルをコアとしてモデル材を逐次性生成するシステムを追加し、自作AIを組みこんで完成に至った。
キュプクロスのAIは敢えて擬似人格を与えず、暴走を抑制している。

モデル剤をある程度目的に形に沿って形成できるため出力は極めて高速であり、さらに内部の工作機械によりナノレベルでの部品作成と組立が可能。モデル材は樹脂のように弾性や硬度など様々の物を生成し対応できる。ただし、こうしたモデル材で生成されたものは完成時点でイデアクリスタルの制御を離れるため、15分後には自動的に消滅してしまう。
また、モデル剤として通常のABS樹脂や金属を使用可能で、その際は3Dプリンタとして利用ができる。
設置場所は、藤宮家の土蔵の地下から通じる、洞窟の中。形成された物品は、洞窟の横穴からカタパルトで射出可能。

※この世界では3Dデータを読み込んだ工作機械での工業製品生産がスタンダードなので、キュプクロスの機器自体は割りと枯れた技術である。

■その他イラスト



■高校時代



モドル