■藤宮翡美華
ふじみや ひみか
Age / 18
Hight/ 173cm
3size/ B:98 W:65 H:96 (G cup)
Occupation/ 高校生 魔術師
お嬢様育ちに相応しい美しくゴージャスなルックス、頭脳明晰・運動神経抜群という高スペックとは裏腹に無口で引っ込み思案。口数が少ないのでクールだと思われがちだが、あがり症で本番に弱く、不器用な質である。そのためか妹の璃音にベッタリで、帰宅後は自重するものの学校内や放課後の活動時はだいたい一緒にいる。
かなりの妄想癖がある。下宿人の中村トウキが好きだが、なかなか言い出せない。
巨乳。
趣味は読書。あまり人前にでることは好まないが、璃音に引っ張られてコスプレに付き合わされることもある。
璃音とは、両者ともに名前で呼びあっており大変に仲がよろしい。ひとりでも、姉妹揃っていても非常に目立つので、学校帰りに商店街を歩く姿はちょっとした名物となっている。
藤宮家は化生を先祖とする魔術師家系であり、翡美華はその力を色濃く受け継いでいる。
化生由来の特殊能力の痕跡をもち、人の身ゆえそのままでは能力を行使できないが、魔術式と組みあわせることでその力を具現化できる。
翡美華はそういった先祖代々からの素質を強く受け継いでおり、前述の妄想癖を活かして才能を完全に引き出すことができれば歴代最高クラスの能力を持ちうると目されている。翡美華自身も、その力を正しく使おうと、日々努力している。
SA(ソーサラーアソシエーション=魔術師協会)に所属し、学生ゆえに予備役ではあるが地域担当として職務にあたることもある。週に2度ほどSAに顔を出すことになっているが、ゴリ押しで璃音を同伴していくことがほとんど。
■アーツ・オブ・レガシー
藤宮家に伝わる象徴機械(アイコン)。初代当主のアヴァターラを模した狐型で、使用者の特殊能力を増幅する他、歴代の魔術師達の魔術式をエミュレートして行使できる。
実際に機能を持つ構造物は狐面内部の大型イデアクリスタルと歴代の遺髪及び現役の頭髪を植えた頭部、及び神楽鈴型のコントローラーである。現在主流の追加シェルを載せ出力向上、また多様な状況への対応を図る方式ではなく、あくまで単体での駆動に拘ったクラシカルな仕様となっている。
先代のとき、魔術師協会のフォーマットに合わせた名称に改められた。
◆能力
冬寂の女王:
翡美華自身に由来する魔術式。あらゆるものを瞬時に冷却・凍結できる。運動エネルギーを失わせる能力であるため、動いている物体を停止させるなどといった応用が可能(時間を止める能力ではない)。
アート・エミュレーター:
先祖歴代の頭髪から魔術式を読み取りを行使する能力。天候操作や熱線、酸の風、超振動波といった強力なものから、鯖の足が遅くなる、お米がふっくら炊ける、服の汗シミを瞬時に消し去る、など微妙なものまで各種揃っている。一族の長い歴史の中で受け継がれてきたものであるが、すべての魔術式が記録に記載に残っているわけではないので何ができるかは完全には解明出来ていない。能力発現時、機体形状が適宜変化することがある。
●頻繁に使用されるエミュレート術式の例
断雷剣(たちみかづちのつるぎ)
璃音の髪から発現した能力。雷まとった刃があらゆるものを仮借なく斬り刻む。
無双腕(むそうかいな)
常人の50倍以上のパワーをもつ鋼の如き頑強な拳。左腕のみに発現する。
兵庫寮(ひょうごりょう)
エネルギー波を実体化させ、様々な武器とする能力。銃火器以外の手持ち武器の範疇なら概ね生成可能。
無双腕との組みわせで発動する「強弓・鎮西八郎」は軍艦の船首装甲を一発で撃ちぬくことができる。
縮地
高速移動。
雷電神(らいでんじん)
電気エネルギー、電磁波を操る能力。検知能力としても使用可能。
浄眼(じょうがん)
この世ならざる物を見ることができる目。使用時には翡美華本人の瞳が青くなる。
超振動波
●先代が好んだエミュレート術式の例
趣味や性格、また熟練度の低さから翡美華には使いこなせていない能力。
大八手(おおやつで)
天狗の葉団扇。雷、低気圧などを操る気象兵器。先代が得意とした錬成術式により、複数のエミュレート能力を組み合わせて作成されたもの。
山落とし
孫悟空がお釈迦様に食らったアレ。
三昧真火炉
天上の炎を召喚し敵を焼き尽くす。
ハイパー化
酸の嵐
極超音波マグネチューム光線
EX超振動波
■式神
家の蔵から発見されたお札から生成される使い魔で、緑色をした小鬼といった外観をしている。現在はこれを使えるのは翡美華と父親である翡(あきら)だけ。力が強く簡単な労働をこなせるので、不精したいときにはとても役に立つ。
■その他イラスト