そうして目が覚めて気がつくと、レッドサブマリン号はマゼラン君のヨットに引っぱられてホーン岬に帰る途中だったんだ。なにがあったのか?マゼラン君にきてみたけれど、『人間たちは戦争を止めたようだよ。マカロニ君!ここからはもう一羽で帰れるよね。ボクはまだまだ旅を続けなければならないんだ』ってマゼラン君はこうこたえて、レッドサブマリン号を引っぱってきたロープをはずしたんだ。そこでマゼラン君と別れた」

って、マカロニ君はみんなにはなしてくれたんだ。

「それじゃあ、マゼラン君の笛が戦争を止めさせたってことかい?」

「よくわからないけれど…おそらく」

「戦争を止めさせる笛の音色か…おいらもきいてみたかったな。きっとマゼラン君、また一つ宝物を見つけたんだね!」

 

 おいらはアデリーペンギン。南極に住んでいる。もう、戦争は絶対ダメだよ。

<<

ホーム