おじさんは、

「そんなこときかれたって私にもワケが分からなくて…こっちがききたくらいだ!」

っていう始末。

「こんな酒をいつまでも飲ませておくわけにはいかんな!いいかヒゲペンギン、たった今から昔のようにうまい酒ができるまで一口たりとも酒を飲んではならん!新しい酒ができあがったら私のところにすぐ持ってくるんだ。私が味見をしていいか?悪いか?判定する。いいな!」

「そんな王様!私が命と同じくらい大切なものは外ならないお酒だって知ってるくせに…私にお酒を飲むな!っていうことは死ね!っていうのといっしょなのに…」

「酒好きもここまでくると手のほどこしようがないなあ。お前が酒好きだってことはもちろんしょうちの上だ。だが、みんながお前のことを心配してるんだぞ!とにかく元通りうまい酒ができるまでは禁酒だ!いいな!これは王様である私の命令だぞ!」

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