二ヶ月後…新しい吟醸酒ができた!それを王様のところへ持っていったんだ。王様は、
「今度の酒は前にもましていいかおりだなあ!」 って新しい吟醸酒を一口飲んだ。 「うまい!こりゃあ今までに味わったことのないとびっきりの酒だ!!これなら文句なしに合格だ!ヒゲペンギン、禁酒命令は取り消しだ。ただ酒を飲むときはほどほどにな!」 っていってくれたんだよ。おじさんはよろこびはしゃいじゃって王様の目の前で新しい吟醸酒にさっそく口をつけたんだ。 「いやあ!久しぶりだなあ!これはホントにうまい!口当たりがとってもいいからいくらでもいけますよ!王様!」 「何度もいうようだが、ヒゲペンギンほどほどにな!」 「ガッハハハハハ…わかってますよ、王様!でも、今日は禁酒命令がとけたわけだし…お祝いということで…」 っていって一升ビンをかかえて酒蔵へもどっていったんだ。 |