「博士!すまないんだが、このお酒を科学的に調べてほしいんだが…」

っておじさんがたのんだ。

「おや、酒を調べてほしいだって?」

「そうなんですよ。どうしても苦いお酒しかできあがってこなくなっちゃって…こっちの松尾様にお供えしてあった昔造ったおいしいお酒とくらべてほしいんです」

「なるほど、苦味のもとをつきとめたいというわけだね。それならフンボルトが持ってる機械でかんたんに調べられるよ!その前にちょっと味見をしてもいいかな」

っていって博士はまず吟醸酒のほうを一口飲んだ。

「こりゃあ、ホントに苦いなあ!こんな酒ははじめてだよ!口直しに松尾様のお酒を…」

っていって昔造ったうまいお酒を飲みはじめちゃったんだ。

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