おいらは大勢のウミネコやカラスたちに押されて、すべり台の上へ上がっちゃったんだ。 「さあ!お手本を見せてくれよ!」 「お手本って?」 「ダンスの手本だよ!」 おいらはみんなにのせられてペンギン音頭を音楽に合わせて今まで踊ったことのない恐ろしく速いスピードで踊ったんだ。これがけっこう楽しくて、ついツバメ君のことなんか忘れて夢中になっちゃったんだ。しばらく、みんなで踊っていると、二丁目あけぼの公園にマカロニ君がやってきた。マカロニ君はおいらとおんなじようにイベントをやめさせようとかけつけたんだって。だからマカロニ君はおいらのそばによってきて、 「アデリー君、何やっているんだよ!キミはツバメ君に頼まれてこのイベントをやめさせにここにきたんじゃなかったの?」 っていった。 「あっと!そうだった!けど、こうして踊っていると楽しいよ!」 「どうしちゃったんだよ!キミは?」 ってマカロニ君はいっていたんだけれどカワセミたちに引っぱられていったんだ。 |