消毒をしたペンギン

 おいらはアデリーペンギン。南極に住んでいる。

 

 この前、おいらはのどの調子が悪かったから、シュレーターペンギン先生の病院へいったんだ。診察を受けると先生から軽いカゼっていわれた。シュレーターペンギン先生はうがい薬を出してくれたんだ。そこへとつぜん、フンボルトさんがオゾンの機械をもって病室に入ってきたんだ。

「先生、オゾンの機械をもってきたわよ…あんた、こんなところでなにしているの?」

ってフンボルトさんがいったんだ。

「おいらはのどが痛くて…カゼをひいちゃったみたいなんだ」

「なんとかはカゼをひかないって昔からいうけれど、あんたはその“なんとか”じゃなかったのね!」

つぎへ、

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