次に紙のパビリオンにはいった。古紙はパルパーっていう大きな洗濯機みたいな機械に入れられて、パルプっていう木の繊維を取り出すんだ。この後、パルプは洗って漂白されて再生紙になるんだよ。 続いて、缶のパビリオンには磁力選別機っていうスチール缶とアルミ缶とを分別する機械がおいてあった。 それから生ごみ・廃油のパビリオンへ。生ごみは微生物の力でたい肥にするんだ。廃油のコーナーへいくと、そこになんとフンボルトさんがいたんだ。“菜の花から天ぷら油、石けん、ディーゼルオイルを”っていう展示をしていたんだ。天ぷらの試食コーナーもあった。 「フンボルトさん!おいらとコガタペンギン君をあんなにこき使っておいて、おいらたちにはナイショで自分はちゃっかり一羽で発表しちゃって、自分ひとりの手柄みたいにして…ずるいよ!!」 っておいらはいってやったんだ。 |