「実はボク、高所恐怖症なんだ…だからここから早くおりたいんだけど…」
と、ある時お内裏様がボソッとつぶやきました。それをとなりで聞いてびっくりしたお姫様がいいました。
「あんたってだからいつも無表情だったの?あたしはあんたのそこがりりしいと思ってたのに…だましてたってわけ?」
「そっそんなつもりはないよ!」
このやりとりを聞いた左大臣がすかさず、
「それならお内裏様!ワシと場所を交代しましょう」
と申し出ました。お姫様が、
「その方がいいかもねェ」
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