おいらはお医者さんのシュレーターペンギン先生のところに連れていった。シュレーターペンギン先生はくちばしにからまったものをすぐにとってくれたんだ。オオトウゾクカモメさんは大きく息を吸い込んでいったんだ。

「あ〜あ、死ぬところだった!ありがとう、助けてくれて!!」

「いつもほかのカモメがとったエサを横取りしてるからそんな目にあうんだよ!」

「そんなの関係ないやい!」

「いいや!ばちがあたったんだ!」

シュレーターペンギン先生がむずかいしい顔をして

「アデリー君!そうでもないぞ!近ごろ、この手のことが多くてな。子供のペンギンの足にゴミがからまったり、そういえば昨日も、ヒゲペンギン君が食べ物と思ってのみこんだものが実はゴミで、それをはかせるのに苦労したんだよ」

っていったんだよ。

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