「ああ、毎年ボクたちは日本の干潟で一休みしてるんだよ」 「日本までつていっていい?」 「いいとも!それじゃ、明日ここで待ってるから…」 「ああ、それからもう一羽おいらの友達をつれてきてもかまわないかい?」 「もちろん歓迎するよ」 おいらはチドリ君と約束して、その足でイワトビペンギン君のところへ飛んでいったんだ。 「イワトビ君!明日、チドリ君たちが北へむけて旅立つんだって!いっしょについていって日本へいこうよ」 「日本!…シロに会えるかなあ」 「きっと会えるよ!会いにいこうよ!」 「ガラパゴス博士が作ってくれた犬語とペンギン語を通訳してくれる機械をもっていかなくちゃね!」 |