「どうして、おいらなの?」

「いわれてみれば、そうかもしれないな。アデリー君って、お気楽に暮らしているよね」

ってヒゲペンギンのおじさんがいった。

「そんな事ないよ!!おいらだって…」

「アデリー君の場合、悪いストレスをあまりストレスとして感じないところがあるのかもしれない。悪いストレスがかかってもそれをうまく受け流すというか…悪いストレスをよけてやり過ごすというか…悪いストレスを強引に良いストレスに変えてしまうというか…だからそれはとってもいいことなんだよ」

ってシュレーターペンギン先生が解説してくれた。

「つまりは幸せものってことでしょ!あたしなんか繊細だから…つい考え込んじゃうことが多くて!」

ってフンボルトさんがいったんだ。

「そんな!おいらにだってちゃんとストレスはかかっているよ!」

「そう、きちんとキミにもストレスはかかっているはずだよ。だから、ストレスをあんまり感じないというか、悪いストレスに対して強いんだから、ある面ではすごく幸せなことなんだよ」

って先生がいった。

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