『治したペンギン』

 おいらはアデリーペンギン。南極に住んでいる。

 

 ある時、おいらのところにマカロニ君がやってきた。

「アデリー君!王様がみんな集まれってさ」

そうマカロニ君にいわれたので、おいらはマカロニ君についていったんだ。もう、王様のところにみんな集まっていた。

「これでみんなそろったな!」

って王様がいったんだ。そして、

「みんなに悪いしらせがある。イワトビが鳥インフルエンザにかかってしまった。今、イワトビはシュレーターペンギン先生の病院の隔離病棟にいる」

ってはなした。

「イワトビ君はどんな具合なの?」

ってケープペンギン君がきいた。シュレーターペンギン先生が

「あまりよくない…今日、明日が峠というわけではないけれど、このままの状態がずっとつづくようだと最悪の場合は…」

って言葉を濁した。

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