さらに二時間後…。
「やっと酔いがまわってきたのかな?へん!羊がなんだてんでい!もうこわくなんかないぞ!!明日はジンギスカンだ…ムニャムニャ」
翌日…。
目が覚めるともうお昼近かった。あ〜あ、でもよく寝た!けれど頭がおもいし、なんだか気持ち悪い…。
「やあ!アデリー君、やっと起きたかい。よ〜くねむってたぞ!!」
「うん…寝不足はなおったと思うけど、なんだか頭がズキズキするし、気持ち悪いんだ」
「そりゃあ、二日酔いだ!」
「二日酔いって…お酒は百薬の長なんじゃないの?」
「どんなにいい薬だって、あれだけたくさん飲んじゃ副作用が出るぞ」
「副作用だなんて、そんなあ…おいら昨日そんなにたくさん飲んだの?」
「なんだ、覚えてないのかい?ゆうにあそこにある樽二本分は飲んでるよ。キミがそんなにいける口だったとは…」
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