おじさんと飲みはじめて一時間後…。

「ねぇ、おじさん!だんだん目がさえてきちゃったよ!」

「それはまだまだ飲みが足りないってことだよ」

「えっ、そんなあ…シュレーターペンギン先生はたしか寝酒に一杯っていってたような?」

「いいや寝酒はいっぱい、たくさんのまなきゃききめがない、っていってたんじゃないかなあ?」

「え〜えっ、そうだったかなあ?」

「酒は百薬の長、たっくさん飲んだ方がいいに決まってる!とにかく夜はまだこれからだ。気長に飲もうよ!」

 さらに五時間後…。

「わしゃあ、もうだめだ!アデリー君、悪いが先にねさせてもらうよ…それにしてもキミがこんなにお酒に強かったなんて知らなかったぞ。血筋は争えないんだね!」

「そ〜んなことないよ」

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