「そっ、そうじゃないけど…」

「ああ、それはマカロニ君がねむる前に本人からきいたことなんだが、マカロニ君が住んでるホーン岬に人間たちが勝手にゴミ捨て場を作ったっていうことで、そこに燃えがらを捨てるようになったそうだ。その燃えがらには猛毒のダイオキシンが入ってるから、ゴミ捨て場のまわりで生活している生き物たちがそれにやられるといけないんで、燃えがらをたくさん運んでくるダンプの前に立ちはだかったっていうことなんだよ」

ってシュレーターペンギン先生が教えてくれたんだ。

「もう、人間たちには頭にきたわ!あたし、そのダンプに地雷でもしかけてやるんだから!!」

「フンボルトさん!そんなことやってもなんにもならないよ。とにかく人間たちが捨てる燃えがらをなんとかしないと…それにせっかくマカロニ君が自然を守ろうとしていたんだからさ!ねぇ、王様やみんなを集めてみんなで相談しようよ!」

っておいらがいうとフンボルトさんがいったんだ。

「あんたの頭って見かけとおんなじで中味も単純かと思ってたけど、かしこいこともいえるようにできてたのね!」

「それどういう意味?ほめてるの?けなしてるの?」

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