『木材を作ったペンギン』

おいらはアデリーペンギン。南極に住んでいる。

 ある時、ロイヤルペンギンさんが大あわてでやってきた。

「アデリー君!マカロニ君がダンプカーにひかれちゃったんだって!!人間が運転するダンプの下じきになっちゃったんだって!!」

「えっ!マカロニ君が?!!」

「すぐにマカロニ君はシュレーターペンギン先生のところにかつぎこまれたっていうから、今は病院にいるはずだよ」

 おいらは大急ぎでロイヤルペンギンさんと病院へかけつけたんだ。病院の前でフンボルトさんが泣きわめいていた。

「あ〜あ!あたしのマカロニさん、死なないで!!」

「マカロニ君の具合、そんなに悪いの?」

っておいらは半狂乱のフンボルトさんにきいたんだ。

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